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カテゴリ:考えるシリーズ
よくスピリチュアルな話で「あるがままでいいんですよ」と
言ったり、言われたりして「そうだったのか、自分は自由に自分のことを 表現してもいいんだ!」と気づくことがあります。 僕ら戦後生まれの世代はおそらくだけど高度成長のためも含めて 義務教育の時点で「平均的優等生」をベースにしてきた「無個性」の 教育であって、それが実際今の日本をすごい国にしてきたんだと思います。 それゆえ、表現したいけど、「言っちゃだめ、やっちゃだめ」という 制限も多く、「個性」を抑えることが当たり前になり、それをやっていいのは 芸術家と芸人に限られるという社会になりました。 (立川談志師匠の言葉を一部お借りしました) それが経済的に豊かになった今、開放のチャンスが与えられ、 「あるがまま」という言葉がはやった結果が勘違いされて 「わがまま」が蔓延したように思います。 僕の思うおおきな違いは 「あるがまま」=自分の長所、短所を自分で認めること。 「わがまま」 = ↑ を他人に認めさせること。 ちなみに 「無個性」 = ↑ を自分も他人も見て見ぬ振りをすること。 のように思います。 だから、「無個性」時代から、自分の長所、短所を認める(解放する) という意味では「あるがまま」も「わがまま」も一緒だけどね。 仮に「わがまま」を選ぶと人をも巻き込むので迷惑がかかること しばしば。 でも、本人は「あるがままでいいんだぁ」と信じ込む。 なかなか、ひとの心は難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.29 15:54:27
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