スペシャリストとジェネラリスト
簡単にいえば、専門職と総合職。職人と営業。ある人が「人はスペシャリストとジェネラリストに大別できるかもね」と話していました。サラリーマンの頃から技術系だったので、えー加減な思いつきばかりを話してる営業を見て「よくこれで仕事が成立しているよなぁ」といつも思っていました。先日、ピアニストのクライアントさんが愚痴ってました。旅行の計画立ててたのにプロデューサーが「遊んでる場合じゃないですよ!CDの製作が云々・・・といっといて自分は海外旅行いってるのよね、企画だけあげといて消えちゃった」、ま、ご立腹も仕方ないです。いまも、職人みたいな仕事ですから、その思いはかわらないんですが、考えてみたら、スペシャリストはその道をいかに追求するかが仕事であり、人を動かさなくとも、動機付けがなくとも成立するわけです、二ーズさえあれば。でも、その分ジェネラリストから見たら偏屈なガンコものとしか見れないでしょうね。一方、ジェネラリストは企画力もそうですが、人を動かし、その気にさせないといけないわけです。その人自身がじっとしていたらなにも動かないわけですね。そう考えると、あの手この手、ダメで元々でもとにかく何かを発信しつづけていないといけないわけですね。スペシャリストとジェネラリストは組織として儲ける(会社など)とかボランティア精神などの目的意識が共感しないと信頼できるところまでは行きにくい(どちらかが支配していれば信頼性はあまり重視されませんが)けど、それが合致すればすばらしいことが起こるように思います。最近、氣になったことの話でした。