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いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

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August 18, 2011
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テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:読書

もう少しで、「がん患者」を読み終わります。

タイトルがまずそのものずばりで衝撃的でした。

表紙の写真もびっくりでした。

この本は自分のがんの体験をとても詳しく書いています。

テレビで見た感じではとてもがん患者に見えないくらいお元気そうで明るい感じがします。

でも、ご本人は能天気といいつつもやはりショックだったようですし、家族も見えないところで心配で泣いていたようです。

こちらの本を読むといくつも気になる事が出てきますので、感想も何回かに分けて書こうと思います。

鳥越さんは自分を患者としても見ているし、第三者として取材する立場でも見ています。

客観視する事で不安を和らげているようでした。

こちらに書かれている記録はかなり詳しくとても参考になると思います。

鳥越さんは最初の大腸の手術からは5年過ぎたそうですが、医師に聞いたら再発した場合は再発後の手術から数えるのだからまだまだと言われたそうです。

私も最初の手術から5年が一区切りと思っていました。

早期で別のがんを体験した私も同じだと思うところがたくさんありました。

手術後ののどの渇き、唾液の出ないつらさは思い出しました。

鳥越さんは指を噛んだり時計のバンドを噛んでしのいだそうですが、おしゃぶりがいいのではとの提案にはなるほどと思いました。

他のがん患者さんの事も書かれていて、最初の医療機関がいかに大事かがわかります。

CTやPET検査で異常が見られなくても、ある程度の大きさにならないと目では見れない事、最初のがんの手術の時点で転移はわからない(CTには写らない)事が多いことなど体験してみないと気がつかない事も書かれています。検査で大丈夫でも安心はできないという事です。

個人病院にかかっていてもよくならなかったり、何かおかしいと思った時には他の病院に行った方がいい事は私も入院中いろいろ聞きました。

検診で異常がなくても他の病院でわかったときにはかなりがんが進行していたりする事はよくあるようです。

ガンを体験していてもしなくてもいろいろ参考になると思います。

今日は偶然鳥越さんが「徹子の部屋」に出ていました。

今は筋肉トレーニングをして筋力もつき本の話もしていました。

私は本を読んでいたので話がよくわかりました。






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Last updated  August 18, 2011 03:05:58 PM
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