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いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

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September 1, 2011
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カテゴリ:卵巣がん体験記

近くの病院ですので、5分くらいで着きました。

もう病院でも待っていて車いすに乗せられました。

すぐに子宮を検査したら、右の卵巣が10cmほどに腫れていて、卵管がねじれたために痛みが出ている事がすぐにわかりました。

痛みどめの注射をしましたがなかなか治まらず、朝まで激痛に耐えて一睡も出来ませんでした。

痛みどめは数時間待たないと使えないとかで、数時間後にもう少し強いものを注射して少し落ち着きました。

手術するかどうかは院長先生と相談して決めるとの事でした。

個人病院で主にお産が多いので、CTや検査室はないそうでした。

エコー検査だけで手術が出来るのか心配でしたが、特に病気が無い人なら大丈夫との事で承諾書を書きました。

なにしろ痛いのが早く治まって欲しかったです。

8時前に院長先生がいらしてすぐに手術が来まりました。

決まったらすぐにおなかを消毒され、剃毛されました。

早さにびっくりしました。

局所麻酔で医師二人で手術をしました。

大きくなった右の卵巣だけ摘出し、左側は残したそうでした。

肉眼では特に問題なくきれいに取れたとの事でした。

膨らんだ卵巣は水のようなものが入っていて中身が出たらしぼんでしまったそうでした。

一応病理の検査をするけれどもほぼ良性だろうとの事でした。

血圧が下がってしまいしばらく回復室にいましたが、二人部屋に移りました。

嘘のように痛みはなくなりましたが、麻酔が切れると傷が痛くなりました。

エコノミー症候群を防ぐために足に厳重に巻かれました。

早く歩いた方がいいとの事でしたが、翌日は血圧が低くて無理で無理しないようにとの事で術後3日目から歩きました。

歩けるようになってから尿管が抜けてトイレも行けました。

食事も重湯から順調に始まり、すぐに普通の食事になりました。

3日後くらいに担当医から、いつご主人は来れますかと聞かれました。

主人には病理検査の結果を話したようですが、私は聞いていなかったので1週間ぐらいで退院できると思っていました。

順調に回復していたのですが、担当医がご主人は何と言っていますかと何回も聞いていたのが気になってはいました。

あとで母に電話をした時、病理の検査が悪かったとのことを聞きました。

主人は話せなかったようです。

病理の結果が悪いので結果が出次第、検査センターが至急に連絡をくれたようで、担当医もあわてていたようでした。

この検査センターは私が入社試験を受けて受かったのに辞退した所だった事を後で知りびっくりしました。

5日目で抜糸をして傷口を見て順調だとの事でした。

そこでこのあと大きな病院で診てもらった方がいいとの事で、特に行きたいところが無かったら医師がインターネットで探した病院に行くようにとの事でした。

紹介先の病院とは電話で連絡してくださったそうでした。

持っていく紹介状や検査結果も渡してくれました。

その病院は千葉県にあり遠いなと思いました。自分が出産した近くの大学病院ではないのが不思議だと思いましたし、そんなに大変な病気なのかと思いました。

退院後すぐに行くように言われました。

6日入院して一度家に帰りました。

久しぶりの家はやはりいいなと思いました。

留守中の家の事息子の事は母がやってくれて助かりましたが、物がどこにあるかなどわからない事が多く大変だったようです。

緊急手術だったので入院に必要なものはあとから持ってきてもらいました。

この病院は飲みものの自動販売機があるくらいで売店が無いのでいるものはみんな持ってきてもらいましたが、駅前にあり何より家から近いのは便利でした。






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Last updated  September 1, 2011 02:27:42 PM
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