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カテゴリ:医学情報
昨日のドクターGはおなかが痛いがテーマでした。 この番組は実際の患者さんの体験の再現ドラマを見て何の病気かを研修医と一緒に推理していきます。 最初、研修医は胃の痛みは胃潰瘍からだとの意見を出していました。 しかし、この患者さんは吐き気や下痢などの胃腸の症状はありませんでした。 血圧が高いので心筋梗塞かと思いましたが、それも違いました。 アスピリンを飲んでいるので、胃が悪くなったのかと思いましたが、アスピリンを飲むことによって出血症状が出ていました。 病名を絞り込むのには患者さんの病気になる前の様子をよく聞く事が大事だと思いました。 この患者さんは息子さんの結婚が決まってうれしくて久しぶりに笑ってむせていました。 これが大事だったようで、内臓の病気ではなく、笑った事で腹筋に力が入り、アスピリンを飲んだために出血しやすくなっていて、血管が切れて血腫が出来たためだとわかりました。 普通なら胃潰瘍と誤診されそうだと思いました。 この患者さんはアスピリンを止めて、安静にして良くなったそうです。 これを聞いていて私は父の腕と同じだと思いました。 父も血液を流れやすくする薬を飲んでいるから、腕に血が溜まるのかもしれないので、今度内科で聞いてみるように言っています。 主人は整形外科で痛みどめの薬を飲んで胃潰瘍になりましたので、痛みどめの薬には気を付けています。 腹痛に関してもいろいろな病気が考えられるので、患者もどこが痛いかと状況をきちんと説明した方がいいと思いました。 私の腹痛は卵管捻転の時も腸閉塞の時も下痢はありませんでした。 それでも腹痛と言うと食あたりと思われてしまうようで、私がそうではないと言って誤診されずにすみました。 腸閉塞の時は研修医を指導していた今の主治医が私に病歴手術歴を聞いて的確に診断してくれました。 運もいいでしょうが私の判断も良かったと思います。 週刊現代の連載の「町医者ジャンボ」も地域医療医の漫画です。 少し前に気がついて読んでいて、だるくてすぐに眠くなるうつ病と診断された浪人生の病気は何なのか気になっていました。 わざわざ買うのもと思っていたら主人が買っていてちょうど病名がわかりました。 犬、肺炎、疲労感を結びつけてQ熱と診断されました。 犬の散歩が原因だったなんて驚きでした。 このQ熱は血液検査で菌が出ないし、感染していても症状が出ない人が多いとの事でわかりにくいそうでした。 医師の診断能力ばかりでなく、患者からの情報がいかに大事かがわかりました。 テレビや漫画をみていても自然と自分の体験と結びつくと、より興味を持てるものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 16, 2011 02:38:47 PM
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