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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:読書
最相葉月さんは読売新聞の人生相談の回答者なので名前は知っていましたが、今まで書かれた本は読んでいませんでした。
昨年本屋さんで見つけて題名に惹かれて買ったのを思い出して読んでみました。 ノンフィクション作家のようで、この本も心理学者の2007年に亡くなられた河合隼雄先生の特集を組んだ雑誌を読まれて興味を持ち、カウンセラーや箱庭療法について専門家に取材した話です。 自らも箱庭療法や絵画療法を体験されて、心理学の勉強もされたようです。 自分をうまく表現出来ない患者さんを箱庭や絵を通して見ていくのは時間がかかるようです。 風景構成法からその人の心を読み取る心理療法があるのはすごいなと思いました。 私もカウンセラー、臨床心理士とはどういう仕事をしているのか私も興味があったのですが、最相さんの本を読むと詳しくわかりました。 今は心の病を持つ人が増えてきていますが、まだ患者さんをよく診る医師やカウンセラーは少ないようです。 箱庭療法は時間がかかるようだし、出来る人も少ないようですが、続けている間に患者さんの気持ちが変わっていくのは素晴らしいと思いました。 私は学生の頃から心理学にも興味がありました。 大学でも理系でしたが心理学の講座を受講しました。 又息子が小学生の時に不登校だったりしましたので、再び図書館で借りて心理学の本を読んだりしました。 カウンセラーや臨床心理士になりたいと思ったこともありますが、そこまでは自分には難しいかなと思い諦めました。 自分ががんの経験をした後も体験者の相談員になろうかと思ったりもしましたが、悲しく辛いことを聞いたら自分が落ち込んでしまいそうで無理かなと思っています。 今もいじめはなくならないし不登校も増えているようです。最近は職場で落ち込むより引きこもる人が多い傾向にあるそうです。 精神疾患のある人に偏見を持ちがちですが、そういう人の思いを考えてあげてともに解決できるように考えていくことは大事なのかなと思います。 ちょっと難しいですが、興味のある方は読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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