モンゴメリ著村岡花子訳「アンの愛情」を読みました。

December 4, 2018

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カテゴリ：読書

この本は赤毛のアンシリーズの３作目です。
アンがグリーンゲイブルスの家を離れて大学に進学し、新たな友人フィリパが出来ます。
そして素敵な環境の「パティの家」で仲良し３人との共同生活を始めます。
自分の生家がわかり訪ねにも行きます。
友人ルビー・ギリスが亡くなり死について考えさせられます。
友人ダイアナやフィリパが結婚します。
そしてアンも求婚されます。
最初ギルバートからの申し出を断ったのには驚きました。
でも嫌いなわけではなく結婚相手とはまだ思えず大事な友人との思いがあったようです。
前回の朝ドラの鈴愛が律に求婚されて最初断ってしまったのと似ているなと思いました。
その後アンには理想的なうるわしの王子が登場ししばらく交際します。
そのうるわしの王子ロイにも求婚されますが周りの者もまさかと思いますがアンは断ってしまいます。
アンはギルバートの事がまだ心から離れないようでロイと結婚するのはどうかと考えてしまったようです。
ロイはかなり本気だったようでショックは大きかっただろうなと思いました。
アンはそれから勉強や仕事などの事だけ考えてオールドミスになろうとも思っていたようでした。
私はずっと読んできてギルバートと結婚するのではないかと思っていただけにあれダメになってしまったのかなとがっかりしました。
でも最後の章でギルバートが重い病にかかっていることを聞き、その後ギルバートが奇跡的に回復しアンに再び求婚して、アンは自分が愛しているのはギルバートだけだと気がつき良かったなと本当に思い感動しました。
この３巻目ではアンの心の成長も感じました。
周りの友人達もほとんど結婚して友人関係も変わってきました。
アンはギルバートと結婚の約束をしましたがまだギルバートも３年経たないと医科が終わらずすぐに結婚は出来ないようでした。
でも待つことの楽しみが出来てお互いの気持ちが本当にわかって良かったです。
これで続きを読むのが楽しみになりました。
この二人が上手くいくように考えてくれたのはフィリパでした。
アンはいい友人がいて素敵な恋人も出来て幸せそうで、これからも素敵な人生を送って欲しいなと思います。
赤毛のアンシリーズは女性の心情が上手く表現されていると思います。
昨日から４巻目を読んでいます。全巻読むつもりです。

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Last updated December 4, 2018 03:19:18 PM
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