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テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
膝の痛みはだいぶ良くなって立ったり座ったり、正座する以外は大丈夫です。 大股で踏み出さないように右足になるべく重心をかけないように気をつけています。 昨日歩いても大丈夫でしたが、バスを降りる時がちょっと痛かったです。 バスの段差は結構大きいです。 昨日私にも新型コロナワクチンの接種券が届きました。 28日から予約が出来る様ですが、すぐに予約が出来るかわからないです。 こちらの市では60歳から64歳が59歳以下より優先されるので良かったです。 主人の時は1回目の時はインターネットでいつも行く整形外科にしたのですが、今は予約状況がどうなっているかわからないです。 南杏子さんの書かれた「いのちの停車場」を読み終わりました。 映画も上映されているので映画を見た方がいらっしゃるかもしれませんが、私は本屋さんで文庫本を見つけたので読んでみました。 この本を読むと色々な医療問題が出てきて、自分もこれから体験することもあるのではと思う内容も多かったです。 救急医療、在宅医療、親の介護と安楽死について、在宅医療は何組かの患者さんと家族の在宅死までの心の変化について詳しく書かれています。 主人公の62歳の女医の白石咲和子は東京の大学病院で救命救急センターで副センター長をしていたのですが、限界を超えた人数を引き受けて無資格のアルバイトの事務員に手伝わせたことで責任を取り、一人暮らしの父のいる金沢の実家に戻ります。 近くにある診療所で応援を頼まれて在宅医療を手伝うことになります。 最初は救急医療との違いに戸惑いますが、診療所の看護師さんや職員に支えられて在宅の患者さんや家族に寄り添う診療を頑張ります。 老々介護で最初は奥さんをみるのが面倒になっていたご主人が奥さんの死が近づくにつれて自宅で一人で死を迎えることに不安を感じていることに気が付いて、前もってどのような状態になって死を迎えるかを家族に説明します。 在宅で死を迎えるとはどういうことなのかも詳しく書かれています。 高齢でも一人で元気でいた咲和子の父親は足を骨折してから誤飲性肺炎になり入院が長引き、さらに脳梗塞になりその後遺症で異痛症という耐え難い痛みに襲われるようになります。 咲和子に家に戻りたいこと、安楽死に協力して欲しいことを相談します。 咲和子はとても悩みますが、大きな決断をします。 最後の方はどうなるのかとても読んでいてドキドキしました。 気になる方は是非読んでみてください。 映画は見ていないのですが、好評のようです。 咲和子の役は吉永小百合さんだということで本のイメージに合いそうです。 本を先に読んでも映画を先に見てもどちらもそれぞれ楽しめると思います。 脳梗塞の後に異痛症になる人がいて痛み止めが効かず耐えがたい痛みが続くことがあるなんて知りませんでしたが、そうなったら患者さんも家族も大変だと思いました。 この小説を読んで自分や家族が最期をどのように迎えたらいいのかいろいろ考えさせられました。 内容は重いですが、感動し役に立つ知識も多いと思いますので、興味を持たれた方は是非読んでください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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