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テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
今まで水引には興味があっても実際に結んで見たことは無かったのですが、やってみると思ったよりいろいろな形が出来てきれいで楽しいものです。 針金ほど危なくなく自由に曲げられるのは扱いやすいです。 でも慣れないと思ったようにきれいに曲げたり形作るのは難しいです。 複数の水引を一度に曲げるとどうしてもずれてしまい修正に時間がかかります。 ただの袋でも水引があると豪華に見えていいなと思います。 大きさ的には小さいのでお年玉袋ぐらいです。 でもあまり小さい子用にはもったいないなと思います。 小学生以上の女の子だったら喜びそうです。 お風呂のリフォームももうすぐです。 お風呂場に置いてある使わないものを整理しています。 今度はタイルでもなく掃除もしやすいようですのでカビ取り剤はいらないかなと思います。 お風呂の椅子や洗面器なども新しくしようと思います。 工事の期間主人の車はちょうど息子用に駐車場を借りていたのでそちらに置けるので良かったです。 天気も3日間とも良さそうで助かります。 集英社文庫のナツイチの対象作品の中から題名を見て興味を持ったので買ってあったのが、この「下町やぶさか診療所」です。 私は医療関係の本が好きですが、これは思っていた以上に読んで面白かったです。 毎日夜に少しずつ読んでいましたが、先がどうなるのか気になって途中でなかなか止められなかったです。 浅草で開いている診療所が舞台になっていて主人公の医師の麟太郎は64歳で妻はくも膜下出血で亡くしていて息子の潤一も医師で普段は大学病院に勤めているが休みの日には麟太郎の診療所を手伝っています。 下町の診療所にやって来るのは体の具合が悪い人だけでなく自分の思いを聞いてもらいたいという近所の年配の女性などお金のとれない儲からない患者がほとんどです。 こんな患者の話をきちんと聞いてくれる人情味あふれる医師が近くにいればいいなと思いました。 この小説は7章に分かれていて、最初と最後の章は麻世という左手に傷のある女子高生について書かれています。 麻世はなかなか麟太郎を信用できず手の傷の訳を話さなかったのですが、やっと母親の愛人に力ずくで犯されて自殺しようと思ったためとわかり、居場所がなく家にも帰っていない事から診療所に一緒に住むようになります。 家事をやったことがなかった麻世が食事の用意をするようにもなり、まずくて変わった料理でも麟太郎は美味しそうに食べて、二人の距離もだんだん近づきます。 麻世は母親の愛人のことが許せず殺したいと思っていて、ついに最終章で決着がつきますが意外な展開になります。それは是非読んでみてください。 その他に認知症の妻を介護している矢田のことや心肺停止になって2年間ずっと植物状態になった主人を診ている靖子のことなど介護疲れの問題も出てきます。 また麟太郎の幼馴染の水道屋の敏之は麟太郎が大学病院で検査をするように息子の潤一のいる大学病院を紹介していたのになかなか行かずやっと大学病院に行った時にはスキルス性胃がんで余命があとわずかとわかります。 それぞれの患者さんや家族の話も実際にありそうなことで深刻な問題も多くどのような結末になるのかドキドキしながら読みました。 この診療所の話が今後もシリーズ化して続いて欲しいなと思います。テレビドラマになっても面白いだろうなと思います。 興味のある方は是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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