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いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

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December 4, 2021
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テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
水引細工は一度やってみたかったのですが、色も豊富でいろいろ作れて面白いです。
数本を組み合わせると豪華になりますがきれいにそろえるのが難しいです。
うまくいかないときはほどいて何回も納得がいくまでやり直せるのが魅力です。
和風の手芸もいいなと思います。

今年の集英社文庫ナツイチフェアで買ってあった「桜のような僕の恋人」を読みました。
一昨年も買おうかどうしようか迷った作品です。2017年には発行されていたようです。
私はあまり恋愛小説は読まないのですが、裏表紙に書かれた内容を知ってこの本は読んでみたくなりました。
この本は2022年にNETFLIXで発信されるようです。
主人公の朝倉晴人が安いと思って入った美容室で美容師の美咲を一目ぼれして通ううちに、美咲が耳たぶを切って怪我をさせてしまったことをきっかけにデートに誘います。
最初誘った時、晴人はカメラマンだと言っていたのですが、以前カメラマンを目指していたのに諦めて辞めていたところでした。
でも美咲にふさわしい人になるためカメラマンとして再び頑張ろうと修行をします。
でも失敗が多くて怒られてばかりです。
辞めたいと思いながらもデートを重ね美咲に励まされ何とか頑張ります。
晴人が夏にプロポーズしたのですが、美咲に難病が見つかります。
その難病は早く老いる病気で進行が早く余命1年と言われてしまいます。
美咲が晴人のプロポーズが嬉しかったのですが突然別れを告げもう会わないと決めます。年老いた醜い姿を見られたくなかったのです。
でも病気を理由にしていなかったので晴人は失恋が納得できず苦しみます。
老化のスピードが速く美咲は秋には仕事を辞めて人に見られないように閉じこもってしまいます。
美咲には髪をきれいにして人を喜ばせたい、自分のお店を持ちたいという夢がありましたが、病気のために諦めなくてはなりませんでした。
それだけでなく体が衰えて出来ないことも増えてきます。
その美咲を支えていたのは兄の貴司でした。
貴司は美咲の衰えていく姿を見るのは辛かったと思います。
冬になり貴司は美咲を励ますために晴人が必要と考えてとうとう晴人に会いに行き病気のことを話します。
晴人は美咲の家に来て部屋の前で話をして励ましますが美咲は会う勇気が出ずに扉が開けられません。
最後に晴人は写真展に誘います。
迷いながらやっとの思いで美咲は写真展に行って写真を見ますが晴人とはすれ違って会えません。
お互いに探して公園で偶然会うのですが美咲にはわかっても晴人は気が付きませんでした。
その後美咲は亡くなりますが、貴司が晴人に連絡したのはお葬式の後でした。
晴人はショックで仕事も辞めようとして写真も撮れなくなります。
晴人は自分が美咲の思いに気づいてあげられなかったことに後悔しますが、貴司から渡された美咲の手紙を読みまたカメラマンの修行に戻ります。
あらすじが長くなってしまいました。
一年で老化してしまう病気怖いなと思いました。
24歳で病名を告げられた美咲の辛い思いがよく表現されています。
そして晴人に会いたいけれど自分の変わった姿を見られたくなくて会えない苦しみもよく伝わってきました。
最後に残した手紙に思いが込められていて胸が熱くなりました。
悲しい結末とわかっていながら読むのも辛いものがありますが、二人のお互いを思う気持ちがとても素敵で感動しました。
恋愛小説もいいなと思いました。
好きな人を喜ばせるための写真も素敵だなと思いました。
彼女が亡くなってからの晴人の心の変化もよく描写されていて悲しみだけで終わらなくて良かったです。
興味のある人は読んでみてください。





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Last updated  December 4, 2021 02:42:12 PM
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