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テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
1人で買い物に行ってお得に好きな物が買えて良かったです。 他のスーパーでもシニアパスポートを持っているのですが、昨日行ったスーパーでは今まで利用したことがありませんでした。 60歳以上で利用出来て10%引きなのはお得だと思います。 月に一度利用できるのが昨日からだったようで、皆さんよく考えて買われているなと思いました。 市内で使えるお得なクーポン券もまだたくさん残っているので使える時には使っておこうと思います。 泥付きのネギも安く買えたのでしばらく買わなくてすみそうです。 細いネギはとても安かったです。 手も足も自由に使えなくなると使えることがよりありがたく思えます。 前回の入院では手も足も動かなかったので本当に大変でした。病室に洗面所があっても歩けないと使えなかったです。杖で歩けるようになってやっと洗面所で歯が磨けました。 うがい用の水と桶はもらえても水は最小限しか使えず不便でした。 飲料水もテレビカードも買いに行けず看護師さんに頼まないと買えませんでした。 杖で自分で買えるようになっただけでもありがたかったものです。 入院する病院が前と違うのでまだ準備するものなどわからないのですが、大体必要な物は同じだと思うので少しずつ用意しています。 前の病院では入院患者さんは歩くことが出来ても売店で買い物が出来ませんでした。 今度も売店が使えないとしたら忘れずに必要な物をそろえておかなくてはならず不便です。 映画化されて話題になり読んでみたいと思った「百花」を読み終わりました。 映画化されたからかカバーが二重になっていました。 最初2017年10月から月刊文藝春秋に連載されてその後2019年に単行本になり、2021年7月に文庫本になったようですが、映画化されるまでこの本のことを気づきませんでした。 主人公の葛西泉はレコード会社で働く37歳の男性で、シングルマザーで彼を育てた母百合子は物忘れがだんだんひどくなりアルツハイマー型認知症と診断されました。泉は香織と社内結婚してもうすぐ第一子が生まれる予定でした。 だんだん記憶を失くしていく母の様子ともうすぐ親になる泉と香織の不安や戸惑い、忙しい仕事でのストレスなどその年代が抱える問題について描かれています。 息子の泉は仕事が忙しく結婚して母親とは別に暮らしていますが、母親の面倒をよくみて頑張っているなと感心しました。 母親が認知症になる前から泉が結婚してからも毎年母と息子二人だけで新年を迎える関係は特別深いのだなと思いました。 それはシングルマザーで育てたからなのでしょう。ここでは泉の父親については全く出てきませんでした。 ただ母親が施設に入ることになり泉が実家を整理して日記を見つけてしまいます。 そこには空白の一年間の母の様子が書かれていて驚きます。 その一年間は泉を置いて母が家を出て行った時のことが書かれていました。 この本では認知症になった母親の様子がとてもよく描かれていて認知症でも息子を思う気持ちやその人らしさは残るのだなとイメージが変わりました。 最後に母が見たいという半分の花火を見に行きますが、その花火は母が見たかった花火とは違っていたと亡くなった後で気がつきます。 半分の花火は百合子の家から見た団地で遮られ半分しか見えない花火だったと思い出します。 母は記憶を忘れていき、息子は忘れていたことを思い出していく、そして世代は受け継がれていくのだなと思いました。 香織が大人になると失っていくことばかりと悲観するのも印象に残りました。 百合子は亡くなりましたが、子供は無事に生まれて良かったです。 親子関係、認知症、介護の問題などいろいろ考えさせられました。 映画は見ていないのですが、見ればもっと感動すると思います。 興味のある方は是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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