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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:読書
昨日のブログに退院のお祝いコメントありがとうございました。
14時に主人が迎えに来るということで病室で待っていましたら、看護師さんが呼んでくれて荷物を看護師さんが談話室まで持って行ってくれました。 重いからどうしようと思っていたら看護師さんが今が大事だからと荷物を持ってくれてその後主人が上がってきて今度は主人が荷物を持って看護師さんに見送られて1階の入退院窓口に行き支払いを済ませ帰りました。 午後の方が支払い窓口もすいていたのですぐに帰れました。 今日の午前中は雨だったので昨日の午後退院で良かったです。 次回の主治医の診察は1月4日か11日の午前で時間の予約は出来ないので早い順だそうです。 待ち時間が長いので本など時間つぶしが出来るものを準備しておくように言われました。 それまでに気になることがあればいつでも整形外科を受診するように言われました。 無理せず転ばないように気をつけて過ごそうと思います。 今までベッド上でゆっくりしていたので昨日はあまり動かず過ごしました。 家の方が寒くてすぐには寝られなかったです。 今日から家のパソコンで書いています。 入院中本を2冊持って行き読みかけの一冊が読み終わりました。 毎日夕方1時間半ほどは本を読んでいました。 この「短編ホテル」は今年の集英社文庫ナツイチフェアで買ってありました。 7人の作家さんで書いているホテルにまつわる短編集でした。 初めて読む作家さんも多かったです。 心温まる話もあればちょっと怖くぞっとする話もありました。 ミステリー物はちょっとよくわからないものもありました。 最初の3編の方が私は好きでした。 桜木紫乃さんの「青い絵本」は死期の近い作家さんの最後の願いを聞いてしばらく離れて暮らしていた娘さんが一緒に北海道に旅行して一緒に最後の本を作る話でした。 亡くなる前に本が無事完成して良かったです。 青い世界、そんな絵なのか見てみたくなりました。 大沢在昌さんの「錦上ホテル」は若手のミステリー作家の結成した「目高の会」の話でした。いつも会場に使っていた錦上ホテルでの最後の編集者の送別会の話でした。 作家を続けていく大変さがわかりました。最後に行方不明になっていた作家の仲間が今はどうなっているかの意外な展開が面白かったです。 下村敦史さんの「聖夜に」は日本人二人と知り合ったフィリピンのマリカという女性の話でした。 カツベという日本人男性は最初は親切に近づいてきたのですが、マリカを支配し売春宿で働かせるというひどい男でした。もう一人の客としてきた日本人のノリはマリカと話をしているうちに好きになりマリカを助けようとして別れの日にクリスマスの日に「ヴィクトリアホテル」で待っているという手紙を渡します。 マリカは日本に逃げようと決心してクリスマスにヴィクトリアホテルに行くのですが、ノリの予約が無いと聞いて途方に暮れてしまいます。ノリの方もマリカが来れなかったのか落胆します。 さらにカツベも逃げ出したマリカを追いかけて日本に来ます。 二人が会えるのかドキドキしますがホテルのベルマンの対応によってヴィクトリアホテルは東京と大阪にあって場所を間違えていたとわかります。男性二人は東京、マリカは大阪にいたようでベルマンのおかげでマリカとノリが会えて良かったと思いました。 そんなに気がつくベルマンがいるヴィクトリアホテル素晴らしいなと思いました。 柚月裕子さんの「サンセールホテル」はホテルの客室係の大変さがわかり対応も大変だと思いました。平山夢明さんの「蝸牛ホテル」や東山彰良さんの「ドンロドリゴと首なしお化け」や真藤順丈さんの「グレートナンバーズ」はよくわからず展開が怖く不気味でしたがそれはそれで楽しめました。 短編なのですぐに読めて読みやすくそれぞれ違う印象で面白かったです。 時間つぶしにはいい本でした。 興味のある人は読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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