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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
今日は風が強くて寒いので朝早くに静岡まで新幹線に乗って行くのも大変なので、告別式に行かなくてすんで助かりました。 私の父の時は10年前でしたので母の兄弟も皆来てくれましたが10年経つとその子供も高齢になってきて行くのも大変です。その頃も70代くらいだったと思うのでよく来てくださったなと思います。 コロナを機会に近くの親戚だけで家族葬にする人が増えているようですので、実家の叔父さんもこれからは簡単にしていこうと決めたようです。 伯母さんは少し前はうつ病気味なのか私の母にどうしたら死ねるかばかり聞いていました。 母はそんなことを考えないようにいつも励ましていましたが最近は少し生きていこうという気になったようでしたし特に病気もなかったようなので残念でした。急で息子さんは驚いたようですが長く苦しまず亡くなったのは良かったと思います。 暮れの頃にお正月のお札を頼んであったのがやっと届きました。遅かったですが届いたので良かったです。 カシオの電子ピアノはヘッドホンも使えるし音量も調整できるので騒音の心配なく練習出来るのが便利です。マイクも付いていてカラオケも出来る様ですし機能もいろいろあるのが嬉しいです。 しばらくピアノを弾いていなかったので前に弾けていた曲も思うように弾けなくなってしまいましたが簡単な曲から練習していきたいと思います。楽しみが増えて良かったです。 脳トレ用のプログラムも入っているんですよ。指先を動かすのもリハビリになり良さそうです。 原田ひ香さんが書かれた「人生オークション」を読み終わりました。本屋さんで見て気になって買いました。 こちらは「人生オークション」と「あめよび」の2つの短編になっていました。 人生オークションは大学を出て終活に失敗してバイトをしている瑞希が不倫の果てに刃傷沙汰を起こしたりり子叔母さんの家の片づけを手伝う話です。 瑞希の母は自分で行きたくないので娘の瑞希にりり子さんの家の手伝いをするように言われて、行ってみると部屋中段ボール箱が積まれていました。 中を見ると使わないブランドのバッグなどがあり瑞希はそれをオークションで売ることを提案します。 最初は売るのに抵抗があった叔母さんでしたが思ったより高い値段で売れたりして他の物もオークションに出すことにして家が片付きます。 だんだん叔母さんは瑞希に心を開いて本当は自分が刺してはいないと自分のことを話すようになります。 そして仕事も探して前向きに生きようと考えるようになります。 オークションによって断捨離出来て人生をリセットして再出発出来て良かったなと思います。 断捨離をすすめているだけでなくそれをすることによって生き方についても考えるようになり心機一転出来るものだなと考えさせられました。 この本は最近買ったのですが最初の出版は2011年10月でした。 原田ひ香さんは「三千円の使い方」で初めて知りましたが、それまでにいろいろな本を書いている事がわかりました。 もう一つの「あめよび」は雨で野球中継が中止された時の予備番組の企画を参加したラジオ番組のハガキ職人平山輝男と眼鏡屋さんに勤める大谷美子の恋愛の話です。 美子は6年付き合ったのでそろそろ結婚したいとプロポーズしますが、輝男は結婚は出来ないと拒絶します。何故できないかについて自分の生い立ちについて話すうちに大事な人にしか話してはいけない諱というもう一つの名前があるからだと打ち明けます。 結局その後二人は別れて美子は別の人と結婚して妊娠します。そして空港で輝男と偶然再会します。 そこで別れる前に輝男は美子に諱を教えます。 その後飛行機の中で美子は腹を立て大泣きします。 何故輝男は結婚出来なかったのか、美子が別の人と結婚していなかったらわからなかったままなのかなと思いました。 諱の意味すること、輝男の本当の名前は漢字の3文字だったというのが何という漢字かは書かれていないのですが美子は気がついたようです。 解説では輝男が二つの名を持つ在日コリアンだったんじゃないのかなと考えると、男女の何気ない恋愛小説に見えた「あめよび」の優れた構成力に驚かせるはずだとのことでした。 気になる方は是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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