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テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
昨年は誕生日の後左手首を骨折してしまい入院したりリハビリしたり大変でしたが、手術もリハビリもうまくいって今まで通り使えるようになって良かったです。 今まで病気のことは気をつけていましたがけがをして骨折するといかに不自由で大変かを身をもって知りました。 気をつけていても何が起こるかわからないですが、今まで以上に転ばないようによく見て歩いています。 今まで宅配のお寿司を頼んでいたお店も4月からは誕生日のプレゼントはがきが来なくなりました。 アプリにした方が割引があると案内が来ていたので登録して注文したら35%引きになりました。 なかなかパスワードが登録出来なかったり、途中で違う画面になって戻らなかったりで少し時間がかかりましたがスマホから注文出来ました。 今日はお寿司でなく夕食に釜飯を頼みました。混んでいないようでちょうどいい時間に届けてもらえそうです。 一度登録してしまえば今度は簡単に注文出来そうです。 父の骨髄異形成症候群は最初貧血になってわかりました。血小板などが減って出血もしやすくなり、白血球が減ると感染もしやすいようです。若い時は骨髄移植なども出来る様ですが高齢なので治療は出来ませんでした。 越智月子さんの本は今まで読んでいなかったのですが、題名に惹かれて読んでみました。 主人公の阿紗が隣に住む高齢の八重の部屋の片づけを手伝うことでお互いのことを思いやり交流していく話です。 最初は片付けの話なのかなと思っていましたが、一緒に片付けていくうちにそれぞれの今までの人生や思いなど心もつながっていくことに感動します。 今まで隣に住んでいてもどんな人かもわからなかったのが、八重が部屋のカギを失くして中に入れないのを阿紗がかわいそうに思って声をかけて自分の部屋に入れてあげます。 その後八重の部屋に入って一緒に鍵を探そうとするととても部屋が散らかっているので片付けをお手伝いすることにします。 ミシンをリメイクしたテーブルを売ろうとしてそれが売れたと思ったらそれを買ったのが八重の孫でした。 それから八重の意外な過去がわかります。 片付けが終わっても二人は交流するようになり、それぞれ変わっていきます。 その後八重は脳梗塞になり一度は助かりますが二度目の発作で亡くなります。 阿紗に遺した手紙を読むとその言葉がとても心に残ります。 その言葉は次のようでした。 「終活ってのはさ、身辺整理じゃないんだよ。身のまわりのもんをどんどん仕分けして、この人生で得たいちばんの収穫を見つけることだ。」 「手紙も片付けと似ている。頭の中のぐちゃぐちゃを言葉にしていくことで、一番大事なことが見えてくる。」 この本には片付けの参考になることも書かれているし、片付けを通しての心の変化も書かれていて実用性と人との絆の大切さを教えてくれました。 この本で片を付けるのは不要品だけではない事がわかります。 おひとりさまや、片付け、終活、毒母、女性同士の絆、この本では現代の問題点まで盛り込まれています。 初めて越智月子さんの本を読みましたが、他の本も読んでみたくなりました。 興味のある方は読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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