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テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
高校の方は会費を忘れていても毎年同窓会の会報誌が送られてきます。 卒業してすぐの頃はクラス会に毎年行っていたし会費も払っていました。 同窓会誌を読むと今はずいぶん母校が変わってしまっているようです。 知っている先生もほとんど亡くなっていると思います。 投稿されている思い出の文に知っている先生の名前があると懐かしいです。 卒業生が誰でも入れる美術同好会などもあるのですが、美大を出ているわけではないので入りにくいです。 私の中学校の担任だった美術の先生は同じ高校を出ています。 小中学校の時の同窓会からはその頃住んでいた団地から引っ越していますので連絡も来ないです。 同窓会はお酒も飲めないし、仕事をしているわけでもないので行きにくいです。 高校を卒業してからもクラスは3年間一緒だったのでコロナになる前は年に一度は連絡のメールが来ていました。でも担任が亡くなってからは連絡が来ないです。 母校に行くのも都内に住んでいれば行きやすいですが、今の場所から行くのは面倒です。 同窓会費もきちんと払っている人ばかりではないだろうなと思います。 西加奈子さんの「くもをさがす」を読みました。 あさイチで紹介された時にもこの本は気になっていたのですが、その後読売新聞でもこの本のことについて書かれていたのを見てやはり早く読んでみたくなりました。 この本は西加奈子さんの乳がんの体験について書かれています。 読んでみると乳がんのことだけでなくカナダでの生活や医療のことについて書かれていたり、その時の思いを引用した文が載っていたりして読みごたえがありました。 カナダでの医療について驚くことがいろいろありました。 一番驚いたのは両乳房の切除をしたのに日帰りで帰されたことでした。 カナダの医療制度は日本と違って専門医に直接行けるシステムはなく、ファミリードクターと言われる総合医にまず連絡を取り、ファミリードクターがいない場合は誰でも受け入れているウォーキングクリニックに行き診察を受けて専門医への紹介状を書いてもらってやっと予約が取れるそうでした。 がんセンターに紹介してもらうまでにも時間がかかったそうでした。 ファミリードクターに予約を取るのもなかなか取れないそうで、すぐに診てもらいたい場合は救急外来に行くそうですが長時間待つそうでした。 西加奈子さんは先に抗がん剤をしてから手術をしその後放射線治療をしたそうでした。 トリプルネガティブ乳がんだったのに手術が成功し元気になられて良かったなと思いました。 家族や周りのご友人に協力してもらえたことのありがたさについても書かれていました。 西加奈子さんが「あなたに読んでもらいたい」と思って書かれたこの本、読んで良かったなと思いました。 気になる方は是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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