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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:読書
2日のブログにコメントありがとうございました。
楽譜はわかるのですが、革命は見るからに難しそうです。 それでも毎日コツコツやればゆっくりなら弾けるようになるのかなと希望を持っています。 テレビの講座や先生が弾く動画を見て練習していきたいと思います。 本の説明も詳しいし、大人になると練習の仕方も違うようです。 ジムノペディはまだ練習すれば弾けそうです。 ただ私が持っている電子ピアノでは鍵盤が足りないのでさらに自分でアレンジして弾くしかないです。 生徒さん達が3か月後にどれくらい弾けるのかも楽しみです。 佐々涼子さんの「エンドオブライフ」を読んで、他の佐々涼子さんの本が読みたくなりました。 「エンジェルフライト」は本屋さんでは見つからなかったのですが、生協で買えました。 「エンジェルフライト」はドラマにもなっていましたが、ドラマは見ていなかったです。 でも名前は憶えていて興味がありました。 集英社文庫になったのは2014年で10年も前なのですが、昨年は増刷されたようです。 この本を読むまで国際霊柩送還士という職業を知りませんでした。 海外で事故や病気で亡くなった日本人や日本に来ていて事故や病気で亡くなった外国人を故国へ送り届ける仕事、さらに遺族に寄り添い一刻も早くエンバーミングを施してきれいな形で対面するように処置する仕事だという事でした。 国によってはエンバーミングの処置が適切でなく腐敗がひどく傷んだ醜い状態になっていることもあるようですが、それも短時間で生前に近い状態にまできれいに処置するなんて大変な仕事でなかなか出来ない事だと思いました。 佐々涼子さんは国際霊柩送還の仕事をしているエアハース・インターナショナル株式会社と利用した遺族を取材して書かれています。 第10回開高健ノンフィクション賞を受賞しています。 あとがきを読むと取材の制約も多く、遺族のプライバシーや仕事のノウハウについてガードが固くて書けないことが多くてかなり悩み自分が壊れかけていると言いながら書き上げた事がわかりました。 海外で家族が事故や病気で亡くなったことを聞いても家族は信じられない受け入れがたい思いだと思います。国際霊柩送還の仕事とは遺族がきちんと亡くなった人に向き合って存分に亡くことが出来るように最後に「さよなら」をいう機会を用意する仕事だという事でした。 佐々涼子さんは死についていろいろ考えるようになりさらにこの本を書いた後母親を亡くしたことで身近に感じるようになったと書かれていました。 この本を読むと死についてや葬儀のあり方についてもいろいろ考えさせられました。 難しい深い内容ですが、家族の死についての受け止め方などの参考になることも多いのではと思いました。 ぜひ興味のある方は読んでいただきたいと思います。 佐々涼子さんは他にも素晴らしいノンフィクション作品を書かれていてもっとこれからも書いて欲しかったなと亡くなられたことを残念に思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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