カテゴリ:映画
会社で受けたTOEICの結果が返ってきた。 眠ると言うなら熱は下がったが今日はやたらと眠かった。今も眠い。早く寝よう。睡眠が一番。寝る子は育つ。ぶつぶつ・・・。 先週見た映画の話。 「Touch the Sound」(トーマス・リーデルシェイマー監督、2004年) エブリン・グレニー(Evelyn Glennie)という女性音楽家を撮ったドキュメンタリー映画。この人は聴覚障害でほとんど耳が聞こえません。しかし音楽をやっています。聞こえないのに?聞こえているんです。もっと言うと感じているんです。体で。彼女の耳は12歳の頃にはほとんど聴覚を失ってしまいましたが、音が体に触れる時の微妙な違いを感じ取ることで彼女はあらゆる音を"聴く"ことができます。映画のタイトル通り「音に触れている」のです。初めて知った方なので演奏のスタイルとかはよく知らないですが映画を観れば彼女の触れている音の世界の一端を感じることができると思います。 音は日常の中に溢れています。耳だけでなく五感をフルに使って日常生活を取り巻く全ての物事を"聴く"ための想像力を刺激してくれる作品です。 (以下はエブリン・グレニー自身の言葉) 音を出すというのは、もののずっと奥底に潜んでいる音を探し出す事よ。 私達は音に触れられるわ。 私達は音を聴いて感じることができるの。 「どうやって聴くの?」と聞かれたら、こう答えるわ 静粛はおそらく最も大きな音よ。そして最も重い音だと思う。 私達にはわかっている。目に見えるものの中には音が宿っていると。 私達こそ音なの。
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