きらめき星の世界

本日2個目の記事です。

針で刺されたような細く鋭い痛み

悲しいけど暖かい

感じたことのない感覚ですね。 映画の中にたくさんの水分が含まれています。（？）

映画監督の河瀬直美さんの作品を先週今週と観てきました。

「萌の朱雀」

「殯の森」

殯（もがり）の森はカンヌ映画祭でグランプリを取ったので知っている人も多いと思います。演じている尾野真千子という女優さんの演技がすごい。すばらしい、というよりすごかった。

萌の朱雀はこの監督の映画デビュー作です。映画としてはこちらの方が僕は良かったです。タイトルの意味は今も不明ですが・・。

どちらも奈良県を舞台に作品を作っています。それも観光都市としての奈良ではなく、木と森に囲まれた大昔からの人々の生活、思いが深く厚く堆積した地としての奈良。

一度ご覧になることをお薦めします。

舞台となった土地にも行ってみたい。

http://www.kawasenaomi.com/kumie/index.html