【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

50代をもっと楽しむために

50代をもっと楽しむために

2006年06月24日
XML
カテゴリ:ひとり言


今18歳になる長男が幼児だった頃、日本はそれ程凶悪事件は起こっていなかったように思う。
アメリカでジョンベネちゃん殺人事件が起こったと言うニュースを
ワイドショーは何日も何日も流していた気がする。
いったい日本の何が変われば、こうも凶悪事件が日替わりのように起きるのだろう?

奈良の放火殺人で拘留中の少年は、私の次男とほぼ同じ年。
成績は学校では中ほどらしいけど、関西では有名な進学校での話。
お父さんは何が不満だったのか。。。

彼に関する記事を読んでるだけで、胸が張り裂けそうになる。
だって彼はまだまだ子供だ!!

外見は大人でも心の中は子供なのだ。
子供は怒られ続けると固まる、怒られ続けることによって判断能力が鈍る。

行いが悪い時は叱られて当たり前だけど、いいときは褒めることを忘れてはいけない。
怒る側は、怒られた後のその子の心がどういう方向に行くかまで考える責任があると思う。

今はテレビのドラマや情報番組、またアニメですらも、殺人事件が多すぎる。
たまに本当の殺人事件のヒントになることも稀にあるそうで、
あの母親に毒を飲ませ続けた理系の女子高生もその一人。
簡単に相手を倒し、気に入らなければリセットできるゲームとテレビ、
また度重なる少年犯罪を見て、影響される子は影響されるのかもしれない。

影響されるかしないか、分かれ道は小さい頃からの環境と家族の愛情なんだと思う。

子供は間違えて当たり前、失敗したら教えたらいい。
最初から転ばずに歩き出す子はいないし、転んだときの痛さを覚えることも大切なこと。
そこから手を使い立ち上がる、そして歩き出す、
何度も何度もやってコツを覚え、当たり前になる。

子供は親の所有物じゃない、親と同じ道に進まなくても、その子にあった道があるはず。
親の社会的体裁よりも大事なことだと思う。

凶悪な事件だけに今回の少年をそこまで追いやったものを考えると、胸が痛んでならない。
きっとこの子は、この家庭でなければ、
学校の友達が言っているように素直で明るい子のままでいられたのではないか、
きっと自分が選んだ道でしっかりと生きていけたのではないか、
そう思えてならない。

サッカーが見たいともぐり込んだ他人の家のソファーで、
リモコン持ったまま寝てしまったと言う姿が息子とダブってしまい、
今日は限りなく感傷的に、この事件のことを考えてみました。

母親が用意してあげられるもの、それは安心して眠れる居場所なんだろうな~。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月24日 12時25分40秒
コメント(8) | コメントを書く
[ひとり言] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.