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50代をもっと楽しむために

50代をもっと楽しむために

2006年11月17日
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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:ひとり言


乳がんの精密検査に行ってきました。
先月24日に市の健康診断で乳がんと子宮ガンの検査をしていたのだけど、
乳がんで引っ掛かってしまって。。。

マンモグラフィーは、かなり気合入れて受けないとほんと痛いですよね。
って、お胸の大きさにもよるのでしょうか。_(^^;)ツ アハハ

今日行った病院では、問診と触診、エコー検査にマンモグラフィー検査があった。
幸い、今回の検査では「大丈夫でしょう。」と言うことだったけど、
念のため、半年後にまた検査することになった。

これで乳がん検診は5回目になる。
多分、私と同年齢ぐらいの人に比べると、きっと多いほうだと思うけど、
これは、母の遺言のようなものだから、
どんなに忙しくても痛くても受けようと思っている。

母は、5年前、突然他界した。本当に急に私の前から、いなくなった。
死因は、心筋梗塞か脳梗塞かわからないけど、夕ご飯の準備をしていて倒れ、
そのまま目を開けることなく、看病させることもさせないままに逝ってしまった。

母危篤の知らせは、兄からのメールだった。
夕方、掃除をしたときに電話の受話器がはずれてしまったようで、
その頃携帯をまだ持たなかったから、パソコンのメールボックスに
「母危篤!」の文字を見つけて、愕然としたのを覚えている。

乳がんにさえならなければ、
きっと母はその後の人生も楽しく送れていたに違いない。

母が乳がんの手術をしたのは、15年以上前。
お医者様の言うことが全てだったろうし、
今と違って、その頃は乳がんに対する情報量も少なくて
ましてネットで気軽に調べたりもできない頃。

大学病院で手術して、傷の治りが悪いのに民間の病院に転院させられて
かなり不安を抱えていたようだった。
それまで仕事ばかりで、のんびりする時間が無かった母は、
急に持て余すほどの時間ができて、考えるのは病気のことだったのかもしれない。
まわりがどんなになぐさめても、がんばってって言っても逆効果だったようで
心の病に掛かって、入院した。

その後、退院はしたけど、乳がんに掛かる前の元気な母には戻らなかった。
私が母の心と体を気にしすぎるせいか、
感情をそのままぶつけることができなかったせいかもしれない。

家にいることが多くなって、母は少しずつ肥満になっていった。
そんな母を兄も私も心配するのだけど、結局何もできなかった。

マンモグラフィーの検査が痛いからと、その後検査に来なくなる人もいるらしい。
今は乳がん外来のある綺麗な病院や、こんなに良い精密検査の機械があって、
情報量も豊富だし、社会全体で乳がんに対する意識も広まりつつあるのに、
もったいない話だとつくづく思う。

もし、母が今乳がんになるなら、母のためにいろんな事ができるのにと、よく思う。
子供達の成長を一緒に喜ぶ母の姿が見られたのにとも思う。

なんだか湿っぽい日記になってしまったけど、
乳がんにならないために、なっても最小限で抑えられるように、
この記事を何かのきっかけで読んでいただけた女性の皆さん、
定期的に乳がんの検診を受けてください。

それが母から私へのメッセージで、私から皆さんへのメッセージです。<(_ _)>

いちょう









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最終更新日  2006年11月17日 21時29分42秒
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