５０代をもっと楽しむために

年末から戻ってきていた長男も、今日のお昼に大阪に帰っていった。
帰るとなると、母はやっぱり、
「忘れ物な～い？」とか「向こうの鍵、ちゃんと入れた～？」とか
何度も声かけてしまった。

長男が大阪で一人暮らしを始めて、早２年近く経とうとしている。
荷造りも手馴れたもので、宅急便で送るものと、持って帰るもの、
それぞれに手早く詰め込んでいく。
洋服も一枚一枚丁寧にたたんだり、荷物の梱包もお手の物。
「ボールペン、貸して～？」と宅急便の伝票もササッと書いて、
「ありがとう。」とペンを戻しに来る。

そばにいない時は、彼がやんちゃ坊主だった頃思い出して、
懐かしくなったりするけど、実際の彼は、もうすぐ二十歳なのだと改めて思う。

４月からは東京で就職するため、会社の寮に入る予定なので、
彼の食事に関する私の心配も減るかな。
就職先も彼なりに、先のことまで考えて、決めたことなのだと
主人の兄と話している時に分かったりした。

それにしても、彼が戻ってきていたこの十日間は、とても楽しかった。
次男も娘も、本当に楽しそうだった。
長男と次男は、三歳違いなので、じゃれあったり腕相撲したり、
ゲームしたり、男の子同士の兄弟って、いいものだなぁ～と思う。
そこに娘が加わって、さらにいい感じになる。

今、長男から”ついたよコール”が掛かってきた。
乗り換え、乗換えなので、ここから約５時間、
声もちょっと疲れてたかな。

しばらくは淋しいけれど、日々の暮らしが癒してくれるかな。
きっと日本全国のお母さんやお父さん、それにおじいちゃんおばあちゃんが
子供や孫が帰った後、こんな気持ちになるんだろうなぁ～。

な～んて、引きずっているのは私らしくないので、
長男を見習って、明るく元気にがんばろっ～～と