秋桜の山口祐一郎な日々

こうして思うと、『レディ・ベス』博多座公演も、あっという間に終わってしまったという感じですね。

最後がハッピーな感じで終わるので、悪い気持ちで帰ることはないのですが、次の観劇へと気持ちが続く作品ではなかったなと思います。・・・まだ、名古屋公演が残っているので、もう少し進化するかとは思いますが。

これまで、山口さんが出演された作品で、こういう気持ちになったことはなかったので、私は、作品を見ているのではなくって、山口さんを見ているんだと思っていたのですが、今回、そうとは言えないと実感しました。

で、分析してみると、言葉の問題ではないかと思います。

大国の王子やその後大国となる国の王女が発する言葉がこれかという感じ。その根底に流れている感性が低レベルである。

作品としての流れがあるのでしょうが、見終わった時に、すっかり疲れて、異空間や幸せな気持ちになれないんですよね。すっごく後味が悪いという感じ。で、結局、人と行く約束をしていた2回だけの観劇で、最前列のチケットも千秋楽（これも結構前方席だったのですが）も、友人に譲ってしまいました。

このままでは、何だか、とーーっても心が痛いので、同時に、『モーツァルト！』の遠征計画を立てました。


こういうことは、前置きのつもりだったのですが、ずいぶん長くなってしまいました。

今日は、2015年の博多座のスケジュールが次々と発表になっているので、自分の頭をまとめるつもりで書き出してみました。

2015年博多座公演
１月　北島三郎最終公演
２月　二月花形歌舞伎
３月　めんたいぴりり
４月　五木ひろし公演
５月　（宝塚？）
６月　（歌舞伎？）
７月　レ・ミゼラブル

山口さんのお出ましは、ないのでしょうか。キャナルの方でもいいのですけどね。