カテゴリ:水コラム
カルシウムとマグネシウムのグッドバランス
エビアンのこのCMのフレーズ、気になりませんか? このCMをチェックしにエビアンのHP覗いたら、スパの話に目を奪われて、昨日はその記事を書いちゃいました エビアンのHPではTV-CMが見れるほか、ピラティスbasic program他、美と健康に関する情報が満載!! 壁紙もダウンロードできますよ さて、本題のミネラルバランスについてですが。。。 これまで「水の硬度(カルシウムとマグネシウム量の全体)が高ければ健康に良い。」とされてきましたが、「カルシウムとマグネシウムのバランスが良くないと、硬度が高くても健康に良くない。」とされる報告が近年出てきました。 「カルシウムを取りましょう!」と言われてきたのですが、これと合わせてマグネシウムもバランスよく取らなくてはいけないことが判ってきたんです。 厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準(2005)によると (男女・年齢によって違うので正確にはこの本を見ていただきたいのですが) 1日摂取量としてだいたいカルシウム600mg、マグネシウム300mgが推奨量となっています。 ←今必要な栄養を語る上では基本のキみたいな本。 多分、カルシウム:マグネシウム=2:1がいい というのはここからきているのでは?と思うのですが・・・(比率の正確な出所を探しているのですが、残念ながら文献がヒットしませんでした。もしご存知の方があれば教えてください。) 最近出たフィンランドの文献ではその土地の地下水のCa/Mg比が高い程急性心筋梗塞による死亡率が高くなると報告されています。 カルシウムとマグネシウムはどうやら同じルートで体の中に取り込まれるので、あまりカルシウムが沢山ありすぎてもマグネシウムが体内に吸収されるのを邪魔してしまうらしいのです。 今後注目すべきはどうやら「マグネシウム」 「マグネシウム」はメタボリックシンドロームのリスク低下させる(「Circulation」3月28日号)とのこと。 マグネシウムは小麦胚芽や玄米、アーモンド、カシューナッツ、アボカド、バナナ、レーズン魚介類、ホウレンソウなど緑の濃い葉菜に多いと言われています。 小魚(Ca)と一緒にアーモンド(Mg)を取るなんていうことを心がけるといいですね。 ヨーロッパの硬水はカルシウムの量が高いものが多いです。 ミネラルウォーターのCa/Mgの比率が高かったからととすぐにどうこう・・というわけではないとは思いますが、あえて飲む水であればCa/Mgが2以下は難しいとしても、5以下には抑えたい気がします。(私見ですが) エビアン 1ケース(1.5L×12本)送料込みで1.980円。 このお店安いな~というわけで私も注文しちゃいました。 成分:100ml中 ナトリ ウム・・・0.50mgマグネシウム・・2.40mgカルシウム・・・7.80mg pH7.2 硬度291 Ca/Mg 3.25です。 標高約850メートルに位置するエビアンの採水地周辺は、厳しいEUの基準に基づきあらゆる汚染から 保護されています。 氷河期に形成された地層が高いろ過能力に恵まれていて、天然のフィルターとなっているそう。 ミネラルウォーターも硬度ではなく、カルシウム・マグネシウム個々に、また比率で評価される日がくるのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 27, 2006 10:15:48 AM
[水コラム] カテゴリの最新記事
|