カテゴリ:アンチエイジングの為に
アメリカの国立癌研究所(NCI)でがん予防対策として実施の「デザイナーフーズ計画」のことが詳しく知りたくてNCIのホームページに飛んでみました。
NCIというのは癌研究に関わる人なら知らない人はいないくらいの世界的に権威ある研究機関。 ホームぺージのサーチキーで探すけど「デザイナーフーズ」はなかなかヒットしなくて、ようやくJNCIというNCIが発行している雑誌がヒット(JNCI vol.93 No.14 1049-1050,2001) これは2001年の記事なんですが「the Designer Foods Program no longer exists(デザイナーフーズ計画はもはや存在しない)」とあるではありませんか!! しかも、もともと「デザイナーフーズ計画」というのは食品中の発ガン抑制因子を探して新しいがん予防食品(例えばドレッシングなど)を作ろうとする計画だったらしい。今は遺伝子組み換え食品のほうに展開しているようで。。遺伝子組み換えならノーサンキュー!ってことで探し出したのが「米国がん研究協会」(AICR) AICRのほうはなじみが薄いと思いますが、アメリカの非営利団体で、国民の寄付により運営。 ホームページでは食事、栄養と癌との関係に関する情報を提供しています。 この中に「Foods That Fight Cancer 」(がんと戦う食べ物)という項目があり、がんの予防をしたり進行を抑える食べ物が紹介してありました。 がんを予防するといわれている物は沢山あるのですが、実際にその研究をされているものがピックアップされています。多分日本語でこれを紹介しているページはまだないと思うのですが。 <がんと戦う食物> 豆類 ベリー類 アブラナ科の野菜(ブロッコリー、カリフラワーなど) 深緑色葉菜(ほうれん草、ケールなど) 亜麻仁(種子) にんにく ブドウおよびブドウジュース 緑茶 大豆 トマト 全粒穀物(玄米のように精製しない穀物のこと) (これらはすべて、抗酸化物質を含む食品です。) ホームページにはそれぞれの何の成分が抗酸化作用があって、どんな癌を予防するという研究報告があるか詳しく載っていますので、もっと詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。 もちろん日本でもこういった研究はされていると思うのですが、非営利団体があり、ホームページで情報を公開しているあたりすごいなと関心しました。 他にも「ニュー・アメリカンプレート」 (食事の1/3をたんぱく質、2/3は野菜と全粒穀物をとりましょうというもの)など、絵入りで見やすく、わかりやすい情報満載のホームページになっています。 季節のレシピコーナーもあります。 関心のあるかたは是非一度ご覧ください。 アメリカがん研究協会(AICR) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 9, 2006 07:06:48 PM
[アンチエイジングの為に] カテゴリの最新記事
|