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つくつく〜55歳になって、一生分の服を作ってみようかと考えている

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2024年07月08日
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カテゴリ:今日のこと
ウチには、七夕生まれの娘がおります。
生まれる前、予定日は4日あたりだったのですが、待望の女の子ってことで双方の祖父母がもう熱狂状態で、「せっかく女の子なんだから、七夕に産みなさいよ!」(ワケわからん…)

6日の夕方にちょっと痛いかも、あれ、今日産まれるかも〜と言いつつ、年子の出産なので前の記憶が鮮明で、うん、多分ここからが長いのよ、とずっと家でお掃除したり、アイロンがけしたり。
結局、夜11時くらいに恐怖に耐えられなくなった夫が、「まだまだ〜」という私を無理やり病院に連行、そして日付が変わった途端、大して大騒ぎもせずに、するっと生まれてしまいました。

わはは、根が素直な私、いや素直だったのは新生児の方か? めでたく七夕生まれです。

もうそれからは大変、押しかけてくるジジババが、「お名前、どうしましょう?」
「七夕生まれだし、ナナコでしょう」
「あ、でも星の子って書いて、セイコちゃんも可愛い❤️」
「あらー、流行りのお名前ねえ、アイドルみたい!」(あの、松田⭕️子さんは、私よりも年上のアイドル様です。。。当時だって、もう流行ってはないよ…)

みたいに、他のおばあちゃんたちと盛り上がり、夫は必死に「あの、ウチの子供の名前は、ウチで考えますから!」とガードしてくれてました。
今でも、夫は娘に「パパとママが制御しなかったら、きみは『ほしこ』ちゃんだったんだからね〜」と嬉しそうに語ってます。(結局、夫が響きを考えた名前に、私が漢字を当てました。最近でもよく聞く、モダン古風な「子」のつく名前です)。

とまあ、ここまでが思い出。
で、この週末、ケーキでも用意しようか、という話をしながら、

「甘味大王の息子が来るなら大きなケーキにするけど、私たちだけだと、小さいのを人数分買えばいいんだよね」となり、息子に「妹のお誕生日だけど、来る?」と連絡。
いつもは全く既読にならないのですが、「選挙もあるし、行きます」と。
テニスの試合を終えて、妹になんだかお高い🍎製品を持って、やって参りました。(羽振りが良いベンチャー男です。)

なんかねえ…ふだんは息子がいないので楽だわ〜とか言ってますが、私、彼が来るととにかく下にも置かない大サービスしちゃうんですわ。
これ、美味しいよ、これもどうぞ、あ、この前これこれをどうしたんだけど、もし必要だったら持ってっていいよ、、、などなど。
息子、「都心のマンションで一人暮らしに慣れちゃうと、もうこの快適さから逃れられない」と言いつつも、「お母様のいらっしゃる実家は、居心地良すぎてです」と。(まあそれでも半年に一回会えれば御の字、くらいの頻度ですが)。
下の妹にも、就職相談に乗ってくれたり、いやー、大人になったねえ、完全に独立したんだねえ、きみは、と夫と2人で感無量。

そんなこんなで週末がすぎ、さっき夫をまた任地まで見送ったのですが…考えてみると私、夫に対しても、息子と同じように、ほいほいおもてなししてることに気づいた。
お部屋着、洗濯済みですよ、あれもこれもお作りしますわ、どうぞおビールと一緒に召し上がれ、あ、オヤツに作っておいたクッキー、たくさんあるから包みますね、お暇なときにつまんでね、と言った具合で。
夫、いつもワンワンと嬉しそうに帰って来ますが、「実家」状態だからか…そりゃなんでもご機嫌でやってくれる「ママ」がいれば、帰って来たいよな…

よく「夫🟰産んだ憶えのない大きな長男」というのを聞きますが、ちょっとわかるかも。
まあ、うちの場合はこれまではそうでもなく、子供が全員成人した今のことなので、私も余裕ですけどね。

‥3人の年子を抱えて、家庭的ではあっても激務の夫は当てにならず、1人をおんぶ、1人を乳母車、もう1人は乳母車の後ろにつけた台に立たせて、ゴロゴロと買い物に行った毎日。
夫は早朝6時に家を出て帰宅は終電、月に数回の出張、時にはアメリカから帰ったその足ですぐに国内便に乗り換えて九州に、なんてのもありました。
私も、家で出来る仕事の依頼はほぼ徹夜でこなし、日中はワンオペの育児、夫のお弁当を毎日作り、…大変だったわあ。
私が出張、という時は、夫がなんとか休暇を取るか、無理なら、どちらもご近所にいたジジババを頼り…ほんと、実家がなかったら、絶対無理だった。

…あの時、やっぱりジジババの希望を聞いて、娘は星子ちゃんにしてあげるべきだったろうか…

今はもう無い実家を懐かしく思う時、そんなことも考えるのです…
(娘は、私を親孝行の犠牲にしないでね〜、と言ってます。)。

これから子供たちがどうなっていくのか‥彼らに常に安心出来る「実家」でいたいなあ…



24歳、おめでとう🎊





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Last updated  2024年07月08日 09時33分47秒
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