菊乃井でのランチ…
昨日の続き…お出迎えの人に誘われ、入店。予約していたので、名前を告げ部屋に通される。時雨めし弁当(お造り付)5,460円(サービス料別)を3つ頼んである。”まぁ、お弁当なので個室はないな”と思っていましたが、やはりそのとおり(笑)50畳ぐらいの大きな部屋に10組ほど入れる席がこしらえてある。ちなみに、お造りがないと4200円(サービス料別)です。まず、お茶が…高級料亭のランチの面白い所は、もちろん夜に訪れれば大きな代価とともにそれに見合ったサービスや料理、そのお店のアイデンティティなどは堪能できるのでしょうが、ランチにはその片鱗が見え隠れする所。この銅でできた急須は間違いなくいい値段するものです。そして出されるほうじ茶もアツアツで香りも高く、そこらの出がらしのお茶ではないんだろーなーと感じさせるもの。こういう脇役的な存在にお金がかかっているのを感じることができるのは、高級料亭のランチのよい所。(笑)←決して貧乏人の遠吠えと言わない様に…まぁ、脇役がよくても主役が悪ければ本末転倒ですが…これが、お弁当。ウェブでの評価の中に、”揚げ物、焼き物が冷めていていておいしくない”というものがあったのですが、自分の時はそんなことはなく温かい状態で提供されました。まぁ、お弁当なので逆に冷めている方が普通なのかな~お弁当に温かいものを望むのはどう?とも考えていましたが、うれしい誤算でした。ひとつひとつの作り込みは見た目にも美しく、右奥から(1)ゴマをまぶした里芋の揚げ物(2)白和え(3)粕漬けにされた何かのお魚の焼き物(4)じゅんさいともずくの酢の物(5)あとは一口サイズの色々って感じです。以下次号。