カテゴリ:Overseas Europe
80才を超えますと、人生もロスタイムに入った様で、昔の旅を良く思い出します。 1997年4月にオランダ国境に近くにあるアーヘン(Aachen)を訪れました。 アーヘン大聖堂はしばしば「皇帝の大聖堂」(Kaiserdom)として言及され、この大聖堂は北部ヨーロッパでは最古のものである。Aachenの大聖堂は、ドイツ最古のロマネスク様式で、屋根に特徴があります。 大聖堂は町中にあって、周囲に広場が無く、非常に写真が撮り難い位置にありました。逆光でしか撮影出来ませんでしたので、全容は判りにくいかも知れません。 聖堂内には、皇帝の王座、シャンデリア、その他貴重な美術品が展示されていますし、 大聖堂横の博物館では王冠展示などがあり、ドイツ有数の貴重なものだと言われています。 アーヘン(Aachen)は、8世紀末(800AD)にカール大帝がフランク王国の中心都市として居を構えた由緒ある町です。その後、約600年の間、30人のドイツ皇帝がこのアーヘンで戴冠式を行って来たのです。 しかしながら、16世紀半ばに、中心都市の栄光がフランクフルトに移されて、その歴史的な役割を終えたようです。 その後の変貌が激しく、残念ながらドイツの1200年古都は、日本の1300年古都である京都に見られる落ち着いた雰囲気はありません。 現在は温泉保養地として知られ、黒い森にあるバーデン・バーデンとその地位を競い、カジノ等もあって、保養客で賑わっていますが、何か騒々しい感じは否めません。 アーヘンにはデュッセルドルフから1時間程鉄道に乗って行き、日帰りの訪問でした。 大聖堂の直ぐ近くには温泉を利用した室内プールがありましたので、入場料を払って泳いで見ましたが、何と湯温というより水温は30℃程度しかありません。 健康の為に長時間入って水泳をするのには良いのでしょうが、私は温水プールのつもりで入りましたので驚かされました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.09.26 04:49:39
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