米国滞在中、よく家族旅行を致しましたし、メキシコユカタン半島にも行ったことがありました。
処で、米国滞在中には、軍人募集のCMがTVで良く流されていました。
早口で「Army Navy Airforce Marine」と叫んで応募するので、よく記憶しています。
Marineは海兵隊のことで、海軍が敵地に上陸する際に、海兵隊が軍事行動を担うのです。
日本には未だに憲法9条2項で「戦力を保持しない」とされていますが、ロシアのウクライナ侵略等を考えますと、憲法9条2項は時代遅れで時宜を得ない条項の様です。
仕方なく防衛省では憲法には何とか適合する専守防衛の名の下に、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊とされる組織はありますが、海兵隊と言う組織は無かったのです。
しかしながら軍事作戦には必要不可欠な部隊と認識されて、陸上自衛隊の傘下の一部隊として組織化されるに至り、その名称は水陸機動団と呼ばれるに至りました。
水陸機動団(Amphibious Rapid Deployment Brigade)は、陸上自衛隊陸上総隊隷下の部隊で、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に団本部が駐屯する水陸両用作戦部隊。 略称は水機団。 報道等では「日本版海兵隊」とも称される。
最西端の尖閣諸島、日本海の竹島、不法占拠されている北方領土等の国土防衛には、欠かせない軍隊組織とも思われます。