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カテゴリ:時事
終戦日を前にした8月という時期、私、喜四郎は、年々、色々考えさせられます。先日まで日本列島に被害をもたらした台風5号があり、 更に中国四川省で、また巨大地震が発生しました。
しかし、終戦記念日まで考えることは、天災でなく 人災 だと思います。 ご存知の通り、北朝鮮のICBM発射と核開発、それに対するアメリカの軍事行動です。この問題、今ではマンネリ化している感も日本人にはあります。ところが、米国が戦争を起こした過去の歴史を振り返ると、そろそろ開戦が近づいているように伺えます。 真珠湾攻撃(太平洋戦争)、ベトナム戦争(トンキン湾事件)、911(アメリカ同時多発テロ事件)、およびイラク戦争は、いずれも相手国から先制攻撃をさせ、或いはでっち上げて、国民から支持を得て開戦をした戦争ですが、後年その全てに米国側の仕組んだ証拠が出てきました。 イラク戦争においては、フセインとアルカイーダの関係を示す証拠も大量破壊兵器もなく、米国を支持した ・イギリス ブレア政権が早期退陣(自殺者も発生) ・デンマーク 国防相が戦争支持の責任を取り辞任 ・ポーランド 大統領が「アメリカに騙された」と批判 ・オーストラリア 国防相「原油の確保がイラク侵攻の目的だった」と暴露 この流れから、「世界の警察アメリカ」の姿はなく、オバマ前大統領は、国連から支持を得ない、シリアとの開戦を断念しました。 そして、今回の北朝鮮問題です。
「マニラで7日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)は8日、核開発や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの挑発行為を続ける北朝鮮に対し、「重大な懸念」を表明する議長声明を発表した。」 http://www.asahi.com/articles/ASK8900W4K88UHBI01R.htmより まず、東南アジア地域全体で北朝鮮を非難することに成功しました。次に
今まで、反対を表明してきた中国、ロシアも賛成に回り、これに対して北朝鮮が名指し批判をしました。
米国の策略で北朝鮮は、アジア諸国からも、世界からも非難を受け、911同時多発テロを連想させる文句で威嚇しました。この状況は、第二次世界大戦前、日本の松岡洋右が国際連盟脱退を表明し、世界から孤立した状況に似ています。
2011年5月8日5時11分 asahi.com トランプ大統領の休暇は、
までだそうです。 いつの時代も、争いの火種はなくならないという事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.11 01:15:52
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