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カテゴリ:登山
梅雨の合間の晴れ、10日ぶりの高越山です。
6時10分、穴吹ルートの登山口へ、すると既に軽トラが一台止まっていた。 このルートで私より早い登山者は、最近、高越山登山にハマった知人のOさんのようです。普段はマラソンの練習に余念のない人ですが、夏場はトレーニングを兼て登山に励んでいるとのこと。 早朝の登山道、木々の隙間からの朝日が眩しい・・・しかし早朝なので涼風が心地よい。 登山道沿いにはヤブレガサの群生地があります。 ここのヤブレガサは成長期の真っただ中、長く伸びた茎の先には開花した花が見られました。 (ヤブレガサ/破れ傘/キク科) 小さい花が目に付きました。直径6~7ミリ程度の唇形の花弁です。今までも目にしていましたが見過ごしてきました。 帰ってから調べてみるとヤマトウバナ(山塔花/シソ科)という可愛い山野草でした。 八合目付近で、下山してくるOさんとすれ違いました。この日も5時スタートで登り始めたとのこと、私より5歳ほど若いだけあって元気いっぱい・・・年齢差を感じました。 山頂近くの茂みの中に珍しい高山の植物があります。 数年前、ある人が、剣山登山口の売店で苗を買って植えたというキレンゲショウマです。 気になって覗いてみると、蕾が膨らみ、一部は開花が始まっていました。 "剣山の花"と言われるほど県内では有名ですが、高越山では隠れた存在です。 (キレンゲショウマ/黄蓮華升麻/ユキノシタ科) 剣山より標高が低いせいか、開花状況を一足早く見ることができました。あと一週間もすれば見ごろを迎えることでしょう。 頂上に登ると、その剣山がくっきりと見渡すことができました。 梅雨の合間の山歩き、色々な山野草に出会えた高越山の山旅になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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