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カテゴリ:登山
城王山は、西の伊笠山と対峙する山で、遠くから見ると端正な形から阿波富士とも言われています。
この山も山頂近くまで林道が伸びており車で行くこともできます。 4~5年前、林道の中腹へ車を止めて登ったことがありました。 今回は、岩野地区から山頂に通じる登山道の存在が判明、その登山道にチャレンジします。 先の伊笠山から下山して県道を北上し登山口を目指します。 (伊笠山の下山途中から見た城王山) 県道2号線岩野集落への分岐を経て細い林道を進むと階段状の登山口が見つかりました。 林道わきへ車を止めて10時40分登山開始です。 この登山道は先輩のTNさんによると、知る人ぞ知る登山道で近年、この登山道を利用する人は殆どいないとのこと。 5段ほどの石段を登ってすぐに登山道が雑草と木々の枝で覆われています。歩くのに一苦労です。 しばらく進むと歩きやすい普通の登山道に・・・登山道脇に丁石が設けられています。昔はこの登山道が表参道だったのでしょうか。その名残を感じさせてくれました。 歩きやすい山道になったと思いきや、今度は石がゴロゴロした悪路へ・・・倒木も目立ちます。 歩き出して50分、林道に出ました。林道を横切ってさらに登山道を登ります。 直ぐ右上に不動明王の石像が・・・雑草が生い茂る山道をどんどん登ります。 悪戦苦闘して登りきると再び林道へ・・・鳥居と建物のある広場に出ました。 以前、林道から登ってきた見覚えのある所です。一台の軽四が止まっていました。先客がいるようです。 ここからは歩きやすい広い登山道が山頂まで通じています。しかし最後が急登・・・疲労と暑さでバテバテ、やっと山頂の神社が見えてきました。 山頂の神社の前には靴があり、中で白装束を纏った女性が座って拝んでいました。 先ほどの軽四の主のようです。 神社の裏手には、頂上にもかかわらず水が枯れたことが無いといわれる新田池があります。 (新田池) (新田池の中央に竜王神が祀られています) その少し奥の頂上付近に城王山の表示板が、三角点はありませんが632.4mと記されていました。 その近くで見かけた山野草、赤い実がついています。葉っぱを見るとテンナンショウのようにも見えますが??? 12時20分、神社前の石段に腰を下ろして昼食、コンビニのお握りとパンをしっかり食べて元気回復、500mlの飲料水が3本空いてしまいました。今回もとにかく暑かったです。 登った山の位置関係、中央上下に流れている川(日開谷川)を挟んで左が伊笠山、右上が城王山。 今回も暑さとの戦いでありましたが、懸案の伊笠山と新ルートからの城王山の登頂は自分なりに満足した山旅となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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