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カテゴリ:登山
日本百名山への挑戦!今年は、北アルプスの盟主[穂高岳」です。
春先に旅行会社から送られてきたトレッキングツアーのメニューから選んで参加申込みをしていました。 この時期、涸沢カールは紅葉の時期でもあります。 9月27日から3泊4日の山旅です。 参加者は25名(女性:18名、男性7名)、いつものことながら女性の割合が圧倒的に多いです。 徳島からバスに揺られること8時間、午後3時に上高地に着きました。天気は今の所上々。 (上高地バスターミナル) 上高地バスターミナルで下車、この日の宿「徳澤園」へ向かいます。 すぐに目の前に憧れの光景が現れました。河童橋と穂高連峰です。 この景色は見飽きることがありません。 明神橋に近づきました。天候も良く快調に歩が進みます。 歩き出して2時間、この日の宿「徳澤園」に到着です。 キャンプ場には色とりどりのテントが設営されていました。 徳澤園は、あの井上靖氏原作の「氷壁」で徳澤小屋として登場、氷壁の宿として有名になりました。 このお宿、山小屋というよりは高級ホテル並みに施設が充実していました。 シャワートイレはもちろんのことソープが使える温泉、そしてなにより嬉しいのが料理でした。 言うまでも無くアルコールが進みました。 (ステーキと岩魚の塩焼き、氷壁の宿という地酒も美味でした) さて、気になるのは明日以降の天候、前線の影響で下り坂との予報なのですが・・・。 好天を祈って就寝につきました。 ------------------------------------ 翌日、朝食は7時から、早い人は6時前に起床して準備を始める人もいます。 窓から外をみると地面が濡れています。天気予報は当たっていました。 ここからは、山岳ガイドの小川さゆりさんが同行されます。 この方はNHKのにっぽん百名山のガイドにも登場、御嶽山の噴火当時頂上にいて九死に一生を得たという知名人です。 午前8時、雨合羽を着用していざ出発です。この日の目的地は涸沢小屋です。 (横尾大橋を渡る我が一行) ゴゼンタチバナは赤い実をつけていました。 次第に雨脚がひどくなって、周囲の展望も無くなりました。 岩場あり急登あり、雨の中を悪戦苦闘、徳沢園から約5時間、ついに涸沢カールに到着しました。 雨のせいで、普段は見ることの無い滝が山肌に出現していると、ガイドから説明がありました。 慰めのようにも聞こえましたが・・・。 (上方に見える建物がこの日の宿、涸沢小屋) 13時20分、涸沢小屋到着、合羽など濡れているものは乾燥室へ、夕食まで時間が有り余っています。 といって外は雨、散策もやる気が起きません。 テラスで生ビールを楽しみにしていたのですが、これも無理。 (涸沢小屋からの展望・・・ここでもカラフルなテントが目立ちます。) (涸沢カール・・・紅葉はイマイチ) 我々一行は2階の大部屋を与えられました。布団一枚分のスペースがあるので寝るには十分です。 おしゃべりをしている女性たち、売店脇のテーブル席でビールを飲む人・・・等々各々時間を過ごしています。 (2階の大部屋の様子) 私は、備え付けの図書に、好きな作家の小説があったので読んで時間をつぶします。 午後5時から夕食、夕食時に軽くビールを飲んで談話室へ、テレビはBSしか映りません。 明日の天候が気になります。というのは、明朝5時の時点で、奥穂高へ登頂するかどうかが判断されるのです。 BS1のデータ放送では地域の天気予報が詳しく表示されます。 それを見ると、明日は午後から晴れマーク・・・早く前線が通り抜けることを祈って就寝につきました。 (次回へ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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