登るアラ還! ~美しい自然を求めて~
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高越144
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晩秋に入ると標高の高い山へは徐々に足が遠のいてしまいます。 20日、晴れの予報を信じて、急遽、剣山系の丸笹山~赤帽子山へ行ってきました。 登山口は剣山登山口にほど近い所にある宿泊施設「ラ・フォーレつるぎ山」の傍にあります。 自宅から1時間半かけて登山口にやってきました。 標高1450mに位置するラ・フォーレつるぎ山、営業は今月15日で終わっていました。 午前8時50分、準備をして丸笹山頂上を目指します。 (丸笹山登山口) (頂上までは1700mの道程) 登山道は明瞭です。 木の根がむき出しになった登山道は、幾何学模様に見えます。 歩き出して30分経過、周囲の見通しが良くなってきました。頂上はもう直ぐです。 9時30分、丸笹山山頂(1712m)に到着。 山頂からは、本来間近に望めるはずの剣山ですが、残念ながら山頂部分が雲に覆われていました。
小休止したあと、2.8キロメートル先にある赤帽子山へと歩を進めます。 その縦走路沿いで奇異な光景に出会いました。ネットで巻かれた木々が林立しています。 これは鹿の食害対策です。 放置していると左側の木のように、鹿が根元部分の樹皮を食べてしまいます。この木は枯れてしまっています。鹿から樹木を守る活動は根気よく続けられています。 ダケカンバの向こうに目指す赤帽子山が見えてきました。 丸笹山から約1時間、ようやく赤帽子山の山頂が見えてきました。 10時40分、赤帽子山頂上(1620m)に到着。頂上からは360度の展望が開けています。 徳島市内から来たという2人連れの男性登山客に出会いました。 同年配、同じ登山の趣味ということから山の話題で盛り上がりました。 (赤帽子山頂上、左側は剣山、右側は丸笹山、塔ノ丸) 下山は、往路を戻り丸笹山手前の分岐から近道を経て登山口へ向かいます。 その登山道沿いの樹林の中、苔が岩肌や枯木に生えて日本庭園を思わせるような景観に出会いました。 そして、また不思議なものを発見しました。岩から木が生えています。 近くに寄って見てみると根が岩の割れ目に伸びていました。凄い自然の力です。 11月下旬での標高1450~1700mの登山、ある程度、寒さを覚悟して臨みましたが、思っていたほど寒くはなく比較的穏やかな天候に恵まれました。 普段、下界では見ることができない自然の景観、改めてその良さを感じることができた山旅でした。
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