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カテゴリ:登山
高越山の登山道、昔は主に高越寺に参拝するための参道でした。
諸先輩から参拝に纏わる話を聞くと、その参道沿いには色々な旧跡があることがわかりました。 私の世代でも知らない事ばかりです。 そのような旧跡を後世に語り遺したい、との思いから先輩のTNさんはこれまで休場の跡の看板設置、休憩所の復元等々をしてこられました。 TNさんは、高越山の麓に生まれ登山履歴60年、高越山の生き字引のような方です。 (表参道 三の休場跡) 今回は、新たに登山道沿いに立て看板を設置するため、TNさんと一緒に高越山を登ることにしました。 その場所は、「桜の馬場」と「八丁坂」、過去にそのように呼ばれていた場所があったとは、私も最近まで知りませんでした。 後世に伝えていきたい、とのTNさんの思い・・・私も及ばずながら看板作り(文字書き)のお手伝いをさせていただきました。 午前9時、表参道から登ります。 先ずは桜の馬場へ、そこは中ノ郷から少し登った平らな場所、昔はこの場所に山桜が沢山あったそうです。 (桜の馬場と呼ばれる場所・・・その右端に看板を立てました) 次は八丁坂です。場所は山頂まで1キロメートルの地点です。 (作業中のTNさん) ここから山頂にかけての登りが八丁坂とのこと、きついジグザグの急登です。 無事に看板の設置が完了しました。 この名称が、後世に伝わっていくことを願って山頂へと歩を進めました。 (山頂直下の高越寺) 暖かい日差しを浴びて、お寺の境内で昼食休憩・・・心地よい山旅になりました。 帰ってみると、庭の片隅で福寿草が開花していました。 今日(25日)は、いい記念日になりました。 しばらくの間、楽しませてくれることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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