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カテゴリ:登山
香川県には讃岐富士と呼ばれる富士山によく似た山があります。
その代表格は「飯野山(422m)」、このような山が香川県にはいくつもあることを知りました。 ゴルフと登山が共通の趣味の友人Tさんが昨年12月、ブログで「讃岐七富士」を制覇した・・・との記事を拝見して分かったことです。 それまで讃岐七富士という言葉さえ知りませんでした。 今回、山の先輩TNさんと讃岐七富士巡りに挑むことにしました。 先ず最初は7つのうちの最高峰「高鉢山(512m)」、カーナビ頼りに登山口へ向かいます。 正面に富士山に似た山が見えてきました。別名、綾上富士です。 9時7分、道路わきの空き地に駐車、登山口を出発します。 登山口は標高360m、標高差は約150m。 登山口から少し登った所にキャンプ場のコテージが3棟ありました。 その奥から階段状の登山道が山頂まで続きます。 低山ながらも登山道沿いには何合目の表示板が設置されています。 階段状の登山道が山頂に近づくにつれさらに傾斜がきつくなります。香川県の山の特徴のようです。 9時25分山頂到着。山頂は円のように周囲が丸くなっていて、その真ん中に休憩所がありました。 三等三角点は512.02m。 往路を下山、続いて2つ目は堤山です。 下山して15分ほど車を走ったところで、前方に円錐形の山が見えてきました。 羽床富士と呼ばれている堤山です。低いけれど確かに富士山に似ています。 10時25分登山開始。 山頂までの行程はそれほどありませんが、ほぼ直登なので急勾配がきついです。 この山も1合目から9合目まで表示板が設置されていて、初めての人でも安心して登ることができます。 10時41分山頂到着、山頂には堤山神社が祀られていました。 三等三角点は201.55m。周囲は木々があって展望はイマイチでした。 次は、香川県の西部、観音寺市にある「江甫草山」、読みづらい山名ですが、つくもやまと読みます。 堤山から西へ約30キロ余りの道程・・・時間は11時過ぎ、そろそろお腹が空いてきました。 ここは香川県・・・やはり讃岐うどんです。近くにある讃岐うどんの人気店「松岡うどん」に立ち寄って掛けうどんをいただきました。 うどん店から約40分、江甫草山が見えてきました。別名、有明富士です。 登山口は麓の羅漢寺蓮光院というお寺の近くにありました。 12時22分登山開始。 登山道沿いにはミニ八十八カ所の石仏が1番から順番に祀られていました。 この山も、1合目から表示板がキッチリと設置され、登山道もよく整備されていました。 12時44分、山頂到着。四等三角点は153.1m 江甫草山は瀬戸内海に少しはみ出した所にあります。 山頂の近くの展望所からは、瀬戸内海の有明海岸が一望できました。 次は、今回の最後の山、爺神山(とがみやま)です。別名、高瀬富士。 こちらの登山口もお寺の境内の近くにありました。 駐車場周辺にある梅林は梅の花が満開です。 13時46分登山開始。 14時3分山頂到着、この山は周囲遮るものが無く、360度の展望が開けていました。 爺神山の三角点が見当たりません。帰って調べてみると、山頂にあった三等三角点は移転しているとのこと、現在は71.6mの地点にあるそうです。 爺神山は、かつては讃岐富士の中で一番美しい山だったようです。砕石が進み景観が損なわれたとの事、以前は高さ226メートルの富士山を思わせる美しい山だったそうです。 瀬戸内海の島々が見渡せます。 香川県の山は、標高1000m以下の山が殆どですが、登山道はよく整備され、それぞれ個性があって楽しむことのできる魅力あふれる山もあることがわかりました。 今回は、この爺神山で終了、残りの3山(飯野山、六つ目山、白山)は、また日を改めて登ることにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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