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カテゴリ:登山
お隣の香川県との県境にある大滝山(946m)、先日、初の登山道を先輩のTNさんに連れて行ってもらいました。
今日は、単独行で遊歩道から山頂を目指します。 下大滝の登山口近くの空地に駐車、午前8時10分出発です。 登山口は標高約700m、高低差はそれほどありません。 (遊歩道と書かれた表示板があります) 遊歩道とはいうものの、近年この遊歩道を歩く人は殆どいないようです。 登るにしたがって登山道が荒れてきます。 登り始めて30分、ふれあい広場に着きました。 この広場も荒れ放題です。東屋、トイレ、水道設備などが見受けられますが使用不可能な状態です。 そうこうして歩いていると登山道沿いに思いがけない山野草に出会いました。 なんとアワコバイモが自生していました。 開花が間近い近いユキワリイチゲ(雪割一華)にも・・・ 山頂に近づくにつれ登山道の荒れが激しくなります。 前回は、下山時にこのルートを利用してふれあい広場経由で帰路につきました。その時、苦労したのが、この先約10メートルほどの区間にある枯れた竹藪、登山道が完全に塞がれています。 今回、この竹藪をどうにかしたいという思いもあって鋸等を持参してきました。 悪戦苦闘すること約20分、枯れた竹を切除して歩けるようになりました。 ここを抜けると間もなく車道へ出ます。右側には西照神社の鳥居が目に入ります。 西照神社は厄除けの神として有名です。 (西照神社) 大滝山頂上は西照神社の裏手にありました。頂上に立つのは初めてです。 標高946m、三角点は無く、大滝山と書かれた看板があるのみでした。 西照神社の近くには大瀧寺があります。 裏手の尾根道から向かいます。 この尾根道は県境です。 裏山から大瀧寺へ、10数年前に車で来たことがありましたが・・・。 大瀧寺の石標を見ると「四国八十八ヶ所総奥ノ院」と書かれています。これは初めて気が付きました。 四国別格二十霊場の20番目ということは知っていましたが、恐れ多い感じです。 山頂付近でも思いがけない山野草に出会いました。 イチリンソウとニリンソウ・・・このほかコミヤマカタバミなどもありました。白い花のオンパレードでした。 🌸ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科) 🌸イチリンソウ(一輪草/キンポウゲ科) 今日は思いがけない山野草に出会い、なにやら得をした気分になりました。 山頂に存在するお寺と神社の関係、帰ってから調べてみると、『隣接する西照神社とは神仏習合の山岳信仰宗教施設「西照権現」として存在していたが、明治初期の神仏分離令により大瀧寺と西照神社とに分離された。』とのことだそうです。 ちなみにお寺の本尊は西照大権現だそうです。勉強にもなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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