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2007年10月28日
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カテゴリ:腐女子(発酵系)
   

大好きな「11歳の古老ウィル」シリーズの作者・スーザン・クーパーが図書館にあったので、ほくほくと借りてきて読みました。
杉並区の図書館、素晴らしいよ。
童話というより、児童文学として書かれたものなので、系統的にはファンタジーでいいのかな?タイム・スリップ物です。テーマは演劇。仕掛けは、シェイクスピアとグローブ座。21世紀の少年が、16世紀のロンドンへ飛ばされる物語ですが、父親がスタートレックのファンだったり、マンガやアニメを読んでいるので、異常事態に対して免疫があったりして、いかにもイマドキな少年で楽しい。

そしてつい最近、ダンブルドア校長がゲイであると作者のJ・K・ローリングによってカミングアウトされた影響でか、主人公の少年と脚本家ウィル(そういえばこっちもウィリアムで、ウィルなんだわ)との、憧れに満ちた甘酸っぱい思慕が、ドキドキものに感じてしまって。
ああ、これが真の「少年愛」って奴なのだなぁ。

「あの人と話したい」「あの人に会いたい」「あの人の側にいたい」「あの人の役に立ちたい」って、もう…。主人公のナット(声変わり前の11歳ぐらい?)の思い入れが、怒濤のようで。その愛を受け止める(友愛ダヨ!)ウィルの父性愛もまた素敵。
プラトニックだからこそ、萌え。

久しぶりに、本物のボーイズ・ラブを読んだわよ…。
ごちそうさま。

愛は時の道化ならず





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最終更新日  2007年10月31日 01時18分29秒
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