優作、首位タイの好発進! 伊沢3差11位タイ
国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが1日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開幕。国内ツアー史上最長の7,454ヤード、パー71の難コースに多くの選手が苦しむ中、宮里家の次男・優作が快調にスコアを伸ばして4アンダー67をマーク。野仲茂、丸山大輔と並び首位タイの好スタートを切った。インスタートの優作は、12番でバーディが先行すると、15番ロングでグリーンサイドのバンカーからチップインイーグルを奪って波に乗った。精度の高いショットとおもしろいように決まるパターを武器に、5番のバーディで6アンダーに。しかし6番、7番と連続ボギーを叩き、4アンダー首位タイに止まった。一方、2週連続優勝がかかっている伊沢利光は「絶望的です」と語っていたグリーン上で苦戦。それでも5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー70にスコアをまとめ、谷口徹、高山忠洋、S・K・ホ(韓)らと並び、11位タイとまずまずの位置につけた。しかし、前週トップ10入りを果たした注目のアマチュア、15歳の伊藤涼太(福井工大付中3年)は、モンスターコースを前にショットが乱れ、3バーディ、8ボギー、1ダブルボギーの7オーバー78の大叩きで110位タイと大きく出遅れた。その他上位には、3アンダー4位タイに矢野東、富田雅哉ら3選手がつけ、2アンダー7位タイには、星野英正、今野康晴ら6選手が続いている。