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• ２００安打達成！ ヤクルト・青木 。　イチロー以来２人目

  プロ野球ヤクルト・スワローズの青木宣親外野手は１１日、神宮球場でのヤクルトvs.横浜戦の第１打席に右前打を放ち、１９９４年のイチロー（当時オリックス）以来２人目のシーズン２００安打を達成した。■青木宣親■　１９８２年１月５日生まれ。宮崎県出身。日向高－早大－ヤクルト２００３年４巡目。１７５センチ、７７キロ。日向高時代は甲子園出場なし。早大に進学すると、３年春からレギュラーに定着。３年秋には３９打数１７安打、打率４割３分６厘で首位打者に輝く。３年春、秋、４年春にベストナイン獲得。同期の鳥谷敬（現阪神）、比嘉寿光（現広島）、由田慎太郎（現オリックス）らとともに早大の４連覇に貢献した。０３年秋のドラフト会議でヤクルト４巡目で指名された。プロ１年目は１０試合の出場にとどまったが、２年目の今年、１番に定着すると安打を量産。プロ野球史上２人目となる２００安打を記録した。左右に打ち分ける巧打と強肩、俊足を生かしたプレーが魅力。 ドラフト４巡目って原石が多いのかな？

  2005/10/11

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• 高橋、ホロ苦デビュー「何もできなかった」

  世界最高峰のバレーボール女子のイタリア１部リーグ、ビチェンツァに今季から新加入したアテネ五輪代表・高橋みゆき（２６）＝ＮＥＣ＝が９日、当地でのキエリとの今季初戦でデビューした。高橋は第１セットから途中交代で出場したが、プレー時間が短く、得点はなかった。練習試合では活躍していたが、公式戦の緊張感からスパイクが決まらなかった高橋は、「何も貢献できなかった。雰囲気が違った。やはりレベルが高い。すべて初めて。成長につなげたい」とホロ苦発進に反省しきり。昨季ＶリーグのＮＥＣで主将として優勝に導いた高橋は、今年のワールドグランプリで最多得点に輝くなど全日本代表のエース格。所属するＮＥＣから派遣の形をとって参戦、８月に１年契約で移籍した。試合はフルセットの末、ビチェンツァが３－２で勝った。

  2005/10/11

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  ＜ＮＰＢ＞ＷＢＣ日本代表監督に王氏…「勝ちにいきたい」　

  日本プロ野球組織（ＮＰＢ）は１０日、来年３月に米国などで開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）」の日本代表監督に、ソフトバンクの王貞治監督（６５）の就任を発表した。ヤフードームで会見した王監督は「野球界が一丸となって取り組もうということで引き受けた。ベストと言われるチームを編成して勝ちにいきたい」と抱負を語った。コーチ陣は、打撃担当に元日本ハム監督の大島康徳氏（５４）、投手担当に元巨人コーチの鹿取義隆氏（４８）と元巨人の武田一浩氏（４０）、内野守備担当に元ヤクルトの辻発彦氏（４６）が発表され、外野守備担当は未定。ＷＢＣの日本代表監督については、ＮＰＢが９月上旬に１２球団一致で王監督に要請。王監督は「結果が残せる体制にならなければいけない」とベストメンバーがそろうことを条件に出した。ＮＰＢはメジャーリーガーの松井秀（ヤンキース）やイチロー（マリナーズ）を含めた約６０人の候補選手を挙げ、王監督とともに協議。チーム編成にメドがついたため、王監督が受諾した。代表選手は１１月下旬までに絞り込み、１２月上旬に３０人を発表する予定。来年２月２１日から約１週間、ヤフードームで合宿。３月３日から東京ドームでアジア４カ国による１次リーグが開かれ、その後は舞台を米国に移す。決勝は同２０日。

  2005/10/11

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  タイガー、プレーオフでJ.デイリー破り今季6勝目！

  ジョン・デイリー（米）とのプレーオフを制し、タイガー・ウッズ（米）が逆転優勝を飾った。世界の精鋭が集ったWGC-アメリカンエキスプレス選手権（カリフォルニア州サンフランシスコ、ハーディングパークGC）は現地時間の9日、最終ラウンドを行い、前日3位タイにつけたタイガーが、この日3つスコアを伸ばし通算10アンダー。同じく通算10アンダーとしたデイリーとプレーオフを戦い、2ホール目をパーとしたタイガーに対し、デイリーが約90センチのパーパットを外し決着がついた。「こんな勝ち方、タイガーだってしたくなかっただろう。自分もこんな負け方は真っ平だよ」とショートパットを外す自らのミスで破れたデイリーは憮然とした表情。サドンデス1ホール目をともにパーとし迎えた16番パー4での2ホール目。ティーショットを右の木に当て深いラフにつかまりながら、セカンドをピンそば4.5メートルに乗せるスーパーショットを見せたデイリーだったが、そこから3パットして約1年半ぶりの優勝はお預けとなった。「（パーパットは）てっきり入ったと思ったんだが…。やはりパッティングに対する自信のなさがこういう肝心なときに出るものだね。本戦でも16番、17番で入れなきゃいけないパットを外しているし、グリーン上でもう少し自信があれば自分が勝っていたのに…」と悔しさをあらわにしたデイリーだった。一方、優勝したタイガーも相手がショートパットを外しての結末に複雑な表情を隠せなかった。「勝者はこういう形で決まるべきじゃない」と相手のミスに乗じた勝利を素直に喜べず、それでも「ショットがしっくりいっていた。9番でナイスパーセーブがあって、10番からの3連続バーディにつなげられて良かった」とプレーオフに持ち込んだプレーの内容には満足の様子だった。これでタイガーはこの大会2年ぶりとなる4勝目。WGCシリーズも通算11勝目（00年EMCワールドカップを含む）をクリアし、今季の勝星も『6』まで伸ばした。ザ・プレジデンツカップから続く背中痛など体調は万全ではないが「1週間休んでディズニー（フナイ）に臨みたい」と気持ちをきっぱりと切り替えていた。その他、通算8アンダー3位タイに2日目までトーナメントをリードしたコリン・モンゴメリー（スコットランド）とヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）が入り、ビジェイ・シン（フィジー）はデビッド・トムズ（米）らとともに通算5アンダー6位タイ。フィル・ミケルソン（米）は通算1オーバー29位タイに終わっている。J.デイリー、世界ランクで14人抜きジョン・デイリー（米）が、世界ランク23位に浮上した。WGC-アメリカンエキスプレス選手権優勝を目前にしながら、タイガー・ウッズ（米）とのプレーオフに敗れ2位に甘んじたが、ビッグネームがこぞって出場するこの大会の世界ランクへ換算されるポイントは高い。そのため、デイリーは平均ポイントを3.71として、前週までの37位から一気に14人を抜き去り23位にランクアップした。首位はタイガーで変わらず、2位のビジェイ・シン（フィジー）との平均ポイント差は6.25と大きく、首位の座はより揺るぎないものとなっている。3位フィル・ミケルソン（米）、4位アーニー・エルス（南ア）、5位レティーフ・グーセン（南ア）と上位に変動はない。日本人最高位は丸山茂樹の36位で、これも前週と変わっていない。

  2005/10/11

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• 不動がバーディを奪えず後退、トップには小林が浮上

  国内女子ツアーのSANKYOレディースオープンは8日、群馬県の赤城カントリー倶楽部で第2ラウンドを行い、6バーディ、ノーボギーの完璧なラウンドで通算11アンダーとした小林ひかるが、李知姫（韓）に2打差、前日首位の不動裕理に3打差をつけて単独首位に立った。この日の小林は、李と不動との同組でプレーし、前半はボギーなしの1バーディと静かだったが、13番からの4連続を含む、上がり6ホールで5つのバーディを量産し、一気に李と不動を抜き去って、単独首位へとジャンプアップした。最終ラウンドは、再び李と不動との最終組でのプレー。ツアー未勝の小林が、同組の2人を抑えてツアー初優勝を飾れるのか見ものだ。一方、第1ラウンドに9バーディ、ノーボギーと会心のラウンドで単独首位発進した不動は、パッティングが決まらず、女王らしからぬプレーを連発。最終18番パー5でもバーディパットを決めきれず、結局第2ラウンドはノーバーディ、1ボギーの1オーバー73。通算8アンダー単独3位へと後退し、最終ラウンドを迎える。その他上位は、トップと4打差の通算7アンダーに茂木宏美、木村敏美、那須美根子が続き、ディフェンディング・チャンピオンの北田瑠衣は、通算4アンダー9位タイと上位をキープ。横峯さくらも古閑美保らと並び通算3アンダー13位タイで決勝ラウンドに駒を進めたが、今季3勝を挙げ賞金ランク3位につけている藤井かすみは通算4オーバーで予選落ちを喫している。なお、宮里藍は今大会に出場していない。

  2005/10/08

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  日本GP　トヨタのR.シューマッハがポール獲得 日本勢はフロントロー独占

  2005年F１世界選手権シリーズ第18戦日本GP（10月９日決勝）は、三重県鈴鹿市の鈴鹿インターナショナル・レーシング・コース（１周5.807km）で８日、２日目を迎えた。午後１時からは決勝グリッドを決める公式予選を行ない、トヨタのラルフ・シューマッハが1'46.106で今シーズン初、昨年のカナダGP（当時BMWウィリアムズ）以来、通算６回目のポールポジションを獲得した。トヨタのポールポジション獲得は第９戦アメリカGPのヤルノ・トゥルーリ以来、通算２回目。0.035秒と僅差の２番手にはB・A・R Hondaのジェンソン・バトンがつけ、母国GPを戦う両日本勢がフロントローを分け合った。３番手はルノーのジャンカルロ・フィジケラ。母国凱旋で注目の日本勢は、R.シューマッハがトヨタで初のポールポジションをチームの母国GPで獲得、チームメイトのヤルノ・トゥルーリはタイムアタック中のスピンによりタイム計測なしに終わった。一方のB・A・R Hondaは、J.バトンがフロントロー２番手、チームメイトの佐藤琢磨も５番手タイムを記録し、日本勢はトップ５に３台のマシンが入る健闘を見せた。この日は予選開始時点で雨は上がっていたものの、路面はウエットと難しいコンディショとなり、さらにセッション終盤に降り出した雨は、最終組がタイムアタックを行なう時点で強まり、17番手出走のミハエル・シューマッハ（フェラーリ）は14番手、18番目出走のフェルナンド・アロンソ（ルノー）が16番手、19番目出走で“10グリッド降格”処分が決定しているキミ・ライッコネン（マクラーレン・メルセデス）が17番手タイム、前戦ブラジルGPのウィナーで最終出走のファン-パブロ.モントーヤ（マクラーレン・メルセデス）はタイム計測なしと、上位陣は軒並み後方グリッドに沈む日本勢にとっては優位な展開となっている。ウェットになるとさすが強いね。本番もこの調子で頑張れ！！

  2005/10/08

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• ロッテが先勝、西武に競り勝つ…プレーオフ第１Ｓ

  ロッテ２―１西武（パ・プレーオフ第１ステージ第１戦＝８日）――ロッテが１―１の同点で迎えた八回に１点勝ち越し、九回を小林雅が抑えて先勝した。試合は大方の予想通り、ロッテ・渡辺俊、西武・松坂の両先発による投げ合いとなった。先制したのは西武。一回、先頭の栗山がプレーボール直後の第１球を本塁打。しかし、続く無死一、二塁のピンチを乗り切って渡辺俊は立ち直った。一方の松坂。キレのある変化球でつけ入るスキを与えなかったが、五回、自らの失策などで無死満塁のピンチを招き、堀の犠牲フライで同点とされた。この後は互いに譲らず、２人とも７回１失点で降板した。

  2005/10/08

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• 東尾理子

  東尾理子が米ツアー自己ベストスコアを2打更新する7アンダー64をマークし、堂々の暫定2位タイに浮上した。米女子ツアー、ロングスドラッグス・チャレンジ（カリフォルニア州オーバーン、ザ・リッジGC）は現地時間の7日、日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを行い、前日暫定48位タイ発進の東尾が8バーディ（1ボギー）の猛攻でリーダーボードを駆け上がり通算7アンダーとし、暫定トップで44歳のベテラン、ドーン・コー・ジョーンズ（カナダ）に2打差の暫定2位タイにジャンプアップした。同じく暫定2位タイにはベス・ダニエル（米）、シェリー・スタインハウアー（米）らそうそうたるメンバーが顔を揃え、ディフェンディング・チャンピオンのクリスティーナ・キム（米）が2日連続で3アンダー68をマークし、通算6アンダーで暫定9位タイにつけた。また初日9アンダー62と爆発したクリスティー・カー（米）はこの日4オーバー75の大叩き。通算5アンダーとスコアを落とし、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）、ナタリー・ガルビス（米）らとともに暫定12位タイに後退。なお第2ラウンドは2人がホールアウトできず、日没サスペンデッドになっている。アニカ、カーといった現在ツアーを代表するプレーヤーを向こうに回してのこの日の東尾の『64』は圧巻だった。10番からスタートし前半は2バーディ、1ボギーと1アンダーで折り返すが、後半に入るとエンジンは全開。1番から3連続を含む6つのバーディを奪って通算7アンダーまでスコアを伸ばした。現在賞金ランクはシード圏外の97位。100位以内に入れば来年も15～20試合前後は出場できるものの、90位以内に入りシードを確定させればもちろん全試合出場（メジャーなど一部例外あり）が可能になる。これまで何度も土壇場で底力を発揮してきた東尾だけに、決勝ラウンドでさらなる爆発が続けば、悲願の米ツアー初優勝も見えて来る。まずは3日目、アメリカに来て初体験の最終組のプレーを、東尾自身、大いに満喫してもらいたい。

  2005/10/08

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  井口、２試合連続打点！ホ軍は無傷の３連勝で優勝決定S一番乗り

  米大リーグ、ホワイトソックスの井口資仁内野手は７日（現地時間）、敵地ボストンで行われた地区シリーズ（ＤＳ）第３戦のレッドソックス戦に「２番・セカンド」で先発出場。２試合連続打点を挙げるなど、１安打１打点を記録した。チームは５－３で勝ち、無傷の３連勝でリーグ優勝決定シリーズに一番乗りを果たした。井口は第１打席で空振り三振に倒れたが、３回、１点を先制しなおも２死二塁の場面で迎えた第２打席で、センター前へタイムリー。第２戦に続き、打点を挙げた。第３打席はピッチャーゴロ、第４打席はショートゴロ。９回の第５打席は１死三塁のチャンスだったが、空振り三振に終わった。結局この試合は、５打数１安打１打点だった。ホワイトソックスがリードを守り切り、ディフェンディングチャンピオンのレッドソックスに３戦全勝した。３回、２死から井口らの３連続長短打で２点を先制するが、４回にオルティーズ、ラミレスの連続アーチで同点に追いつかれる。しかし６回、４番コナーコがレフトへプレーオフ第２号となる勝ち越し２ラン。その裏、ラミレスの２打席連続弾で１点差に詰め寄られ、なおも無死満塁と絶体絶命のピンチを迎えるが、ここを３番手のヘルナンデスが無失点リリーフで切り抜けた。９回にはウリベがスクイズでダメ押しの１点を追加。最後は若き新守護神ジェンクスが試合を締めた。ホワイトソックスは１２年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

  2005/10/08

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• 青木がセ新の１９３安打　２００安打まで残り５試合

  ヤクルトの青木宣親外野手（２３）が６日、中日最終戦（神宮）で今季通算１９３安打を放ち、セ・リーグ新記録をマークした。同選手は今季チーム１４１試合目の１回に佐藤投手から左前安打を放った。これまでの記録は１９９９年（１３５試合制）のローズ（横浜）の１９２安打。プロ野球記録は９４年（１３０試合制）にイチロー（当時オリックス）が樹立した２１０本。青木は今季あと５試合を残している。青木は２００４年に早大からドラフト４巡目で入団し、イースタン・リーグで首位打者を獲得。今季は１軍で定位置を奪い、リーグで打率トップに立っている。

  2005/10/06

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• 買わなくって良かった。

  キヤノン株式会社は、デジタルビデオカメラやデジタルカメラの一部において、搭載されたCCDの不具合で映像の乱れや、記録ができないなどの症状が起こる場合があることを発表した。対象となるDVカメラは、FV40、FV50、FV300、FV400、IXY DV3、IXY DV5の6モデル。同社では、対象製品を特に高温多湿環境下で保管/使用した場合、CCD内部の配線接合箇所が外れる場合があることを確認したという。接合が外れた場合、CCDからの信号が正常に出力されず、撮影映像の乱れや、映像が映らないなどの現象が起こり、正常に記録ができなくなる。同社では、上記現象が起こった製品に対して、配線接合箇所の外れが確認された場合、規定の保証期間を過ぎても無償で修理する。なお、修理は11月上旬より開始する予定で、修理の開始時期や詳細などの案内は下記窓口で受け付ける。■ 連絡先キヤノン デジタルビデオカメラ/デジタルカメラコールセンターTel.0120-067-300(平日9時～20時、土日祝祭日10時～17時)

  2005/10/06

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• T・クルーズさん、パパに＝婚約相手が妊娠－米

  米娯楽誌ピープル（電子版）は5日、ハリウッドの人気俳優トム・クルーズさん（43）の婚約相手で女優のケイティ・ホームズ（26）さんが妊娠したと報じた。クルーズさんの広報担当者によると、2人は「とてもわくわくしている」という。クルーズさんは、女優で前妻のニコール・キッドマンさんとの間に12歳と10歳の子供がいるが、ホームズさんにとっては初めての子供となる。　

  2005/10/06

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• タイガー、今季6勝目なるか!?　勢いに乗る丸山に期待

  タイガー・ウッズ（米）がジュニア時代の思い出の地に帰って来る。WGC-アメリカンエキスプレス選手権は現地時間6日、カリフォルニア州サンフランシスコ、ハーディングパークGCで開幕するが、同コースはパブリックコースのため、タイガーも中学時代にプレーしたことがある。だが今回、世界のトッププレーヤーを迎えるにあたって大きくコースを改造。「ここがあのコースだなんて信じられない」（タイガー）というほどにその表情を変えている。だが、そこはパブリックコース。「グリーンは素直だし、風がなければ優勝スコアは20アンダー」とタイガーが言うとおり、ビッグネーム達にとってはバーディラッシュの場。現在861万3,024ドル（約9億8,000万円）で賞金ランク首位のタイガーにとっては残り3試合で、昨年ビジェイ・シン（フィジー）が作った獲得賞金年間1,090万ドル（約12億4,000万円）の記録を塗り替えるために、優勝賞金120万ドル（約1億3,600万円）を手にしたいところだ。もちろん100万ドル（約1億1,300万円）余の差でタイガーを追う同ランク2位のシンにとっても、今大会の優勝賞金は喉から手が出るほど欲しいビッグマネー。タイガーを逆転しての3年連続賞金王の座につくには、是が非でも勝ちたい大会だ。日本勢は前週のクライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロで2位に入り、勢いに乗る丸山茂樹が出場。自信を取り戻し、ツアー通算4勝目をビッグタイトルで狙っている。また日本ツアーからも今野康晴、S・K・ホ（韓）が参戦。ビッグネーム相手にぶつかっていく。

  2005/10/06

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  井口が逆転３ラン！ Ｗソックス連勝で王手

  シカゴ・ホワイトソックスの井口資仁二塁手は５日、地元で行われたボストン・レッドソックスとのア・リーグ地区シリーズ第２戦に「２番・二塁」で先発出場。２点を追う５回に逆転の３ラン本塁打を放つなど４打数２安打、３打点の活躍でチームを５－４の勝利に導いた。ホワイトソックスは連勝を飾り、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけている

  2005/10/06

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• 三浦知良：“シドニー・カズ”４日緊急発表

  横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（３８）のシドニーＦＣへの期限付き移籍が決定、４日に発表されることになった。既にクラブ間の交渉は大筋で合意。正式契約は今月中旬となる見込みだったが、関係者が３日「４日に早めることになった」と明かした。横浜ＦＣ側が他選手、関係者への動揺を配慮したもので、正式契約を待たずに異例の緊急発表に踏み切った。契約事項にはＪ１昇格の可能性が強くなった場合のキャンセルも含まれ、移籍期間直前の１１月６日福岡戦まで横浜ＦＣの一員として全力を尽くす。その後、オーストラリアに渡り、１２月１１日から日本で開催される世界クラブ選手権に日本人として初出場する。シドニーＦＣ世界クラブ選手権

  2005/10/04

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• 丸山、猛追も一歩及ばず！　優勝は韓国のチェ

  最終ホールで絶妙なバンカーショットがカップに吸い込まれ、大観衆の歓声を浴びる。しかし、丸山茂樹のスーパーバーディも、あと一歩及ばなかった。米男子ツアー、クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロ最終ラウンド（現地時間2日、ノースカロライナ州グリーンズボロ、フォレスト・オークスCC）は、2年ぶりのツアー4勝目を狙う丸山と、3年ぶりツアー3勝目を渇望するチェ・キョンジュ（韓）の優勝争いとなった。通算16アンダー首位タイスタートのチェとD.J.トラハン（米）を、1組前の丸山が1打差で追う展開。そんな中、チェがスタートダッシュに成功した。1番で5メートルを沈めてバーディ発進すると、ここから4連続バーディで後続を引き離す。5番でボギーを叩くも、攻撃の手を緩めることなく、6番、9番とバーディ。前半だけで通算21アンダーとして優勝を引き寄せた。必死で追いすがる丸山も、通算18アンダーでハーフターンし、バックナインに突入。ボギーを叩くことなく、15番のバーディで通算19アンダー。18番のセカンドをバンカーに入れながら、あきらめることなくカップを狙ってバーディを奪取。結局丸山は通算20アンダーで最終組のチェを待った。だが、チェは後半失速しながらも、2バーディ、1ボギーと手堅いプレーで通算22アンダー。最後まで崩れることなく、丸山に2打差をつけて逃げ切り、2002年タンパベイ・クラシック以来のツアー通算3勝目を飾った。全米女子オープン優勝のシンデレラガール、バーディ・キム、全英女子オープン優勝のジョン・ジャンを始め、女子では圧倒的な強さを誇る韓国勢。その中にあって、男子で唯一世界を相手に戦うチェだが、ここ3年は勝利に見放され、苦しんできた。だが、ついにその間の努力が結実。ライバル、丸山を振り切っての優勝に笑いが止まらなかった。一方、一昨年の本大会以来の優勝にあと一歩及ばなかった丸山だが「2月からずっとパッティングに悩み、特にここ2試合は悪かったけど、これで残りのシーズンに自信が持てた」と明るい表情を見せ、ツアー4勝目が近いことを匂わせていた。チェと並ぶ首位スタートのトラハンは、3オーバー75を叩いて通算13アンダー13位タイ。出場選手中、最高の世界ランク6位、セルヒオ・ガルシア（スペイン）も13位タイに終わった。日本勢でもう一人予選を通過した田中秀道は、イーブンパー72とスコアを伸ばせず通算4アンダー61位タイ。来季出場権獲得に近づくほどの賞金を手にすることはできなかった。

  2005/10/03

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• 注目の辻内、巨人と交渉へ＝抽選めぐりハプニングも－プロ野球・高校生ドラフト

  注目の大型左腕は巨人が交渉権－。高校生だけを対象としたプロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議が３日、東京都内のホテルで行われ、１５０キロを超える快速球が自慢の辻内崇伸投手（大阪桐蔭）の交渉先は巨人に決まった。１巡目の入札でオリックスと競合した巨人が、抽選により交渉権を射止めた。上手く育てて（大成させて）ください。

  2005/10/03

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• 国勢ニセ調査員、記入済み票を持ち去り…愛知で続発

  国勢調査員を装った男が調査票を持ち去る事件が、愛知県内で相次いでいることが２日、わかった。県警は個人情報入手を狙った詐欺事件と見て捜査している。調べによると、今月１日午前１１時ごろ、名古屋市名東区引山の民家に、調査員を名乗る男が訪れ、応対した女性（７０）から記入済みの調査票を回収した。男は４０～５０歳代で、約４０分後、正規の調査員が訪れ、だまされたことがわかった。先月３０日午後６時ごろには、愛知県日進市内の民家でも、「調査票の回収に来た」と名乗る男が、調査票を持ち去っていた。このほか、１日には名古屋市中区で５０歳ぐらいの男が、同市港区では２０歳代後半の男が同じ手口で調査票をだまし取ろうとしたが、調査票が未記入だったことなどから未遂に終わった。短期間に集中していることから、県警は関連を調べている。国勢調査員には調査員証の携行が義務付けられている。県企画振興部統計課では「調査票と一緒に配布されるパンフレットには、各役所の連絡先が記入されている。不審に思ったら、調査員が本当にその地域の担当者かどうか、役所に確認してほしい」と話している。やっぱり出たかと思ったよ。こうなると調査方法変えたほうがいいのかな？

  2005/10/03

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  宮里が史上最年少で日本一！　賞金ランクもトップへ

  宮里藍が、初日からトップを守る完全優勝で日本一に輝いた。国内女子ツアー、今季公式戦第2戦の日本女子オープンゴルフ選手権競技（神奈川県、戸塚CC西C）は2日、最終ラウンドを終了し、史上最年少での大会制覇を狙い6打差トップで出た宮里が、1オーバー73で回り通算5アンダー。唯一人アンダーパーの成績を残し、2位の福嶋晃子に5打差をつけ公式戦初勝利を飾った。大会最多の2万人を超えるギャラリーが訪れたこの日、宮里は3番でバーディを奪うと、5番パー3ではあわやホールインワンというスーパーショットを披露。このホールをパーとしたが、7番パー5で第3打を1.5メートルにつけバーディとし、通算8アンダーまでスコアを伸ばした。ところが9番でティーショットをラフに入れボギーとすると、折り返した10番では手痛いダブルボギー。12番でもボギーを叩き、難コースに苦しめられた。すると大舞台を踏むごとに成長を遂げるメンタルの強さを発揮する。この後の3ホールをパーで凌ぎリズムを取り戻すと、16番では試合を決定づけるバーディ。追う福嶋がスコアを伸ばしきれない中、ツアー10勝目を史上最年少で達成した。ホールアウト直後は笑顔を見せていたが、優勝インタビューでは感極まったのか「4日間凄く長かったですけど、勝てて嬉しい」と涙を流した。難コースに手を焼き何度も挫けそうになったが、数え切れないギャラリーの声援に後押しされた。「今日はたくさんのギャラリーに拍手をいただいた。（2万人以上のギャラリーは）たまらないです。プロゴルファーをやって良かった」。宮里にとって、この日は日本一の称号だけでなく、プロスポーツ選手として最高の宝物を手にした1日にもなった。一方、地元神奈川で逆転での大会初制覇を目指した福島は、4バーディ、4ボギーと足踏みし2位。公式戦3冠はお預けとなった。その他上位は、3位タイに井上葉香と藤井かすみが入り通算2オーバー、イーブンパー72でラウンドした諸見里しのぶは、通算3オーバー単独6位でプロデビュー戦を終えた。ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理は5オーバー77と低迷し、通算10オーバー21位。

  2005/10/03

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  松井秀が２３号ソロ、ヤンキースは地区８連覇！

  ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は１日、敵地でのボストン・レッドソックス戦に「５番・左翼」で先発出場。３回に貴重な追加点となる２３号ソロアーチを放つなど、４打数２安打、１打点、１得点の活躍で打率を３割４厘に上げた。初回にゲリー・シェフィールド右翼手の２ランなどで３点を先制したヤンキースは、その後もアレックス・ロドリゲス三塁手の４８号ソロなどで着実に加点。投げては先発ランディ・ジョンソン投手が８回途中３失点と力投し、８－４で勝利した。この日クリーブランド・インディアンスが敗れたため、規定によりヤンキースの地区８連覇が決まった。第１打席はファーストゴロに倒れた松井だが、３回の第２打席ではレッドソックス先発ティム・ウェークフィールド投手の投げた高めのナックルボールをセンター後方のフェンス越しにたたき込む２試合ぶりのホームラン。その後は６回の第３打席でリリーフ左腕マイク・スタントン投手に空振り三振に倒れたが、８回には１死一、二塁からショートへの内野安打を放ってチャンスを広げる。さらに次打者ロビンソン・カノ二塁手のショートへのあたりでエドガー・レンテリア遊撃手のタッチをかわして野撰を誘い、追加点を演出した。ヤンキースはナックルボーラーのウェークフィールドに対して３本のアーチを浴びせるなど、５回までに７得点。先発ジョンソンは初回にマニー・ラミレス左翼手に４３号２ランを打たれると、２回以降も再三得点圏に走者を背負ったが、追加点はソロアーチによる１点しか許さない粘りのピッチングを展開する。ヤンキースは８回途中から登板した２番手トム・ゴードン投手がラミレスにこの日２本目のアーチとなる４４号ソロを浴びたものの、最後は守護神マリアノ・リベラ投手が締めくくり、８年連続の地区優勝を果たした。７回１／３を５安打、３四球、８奪三振、３失点のジョンソンは１７勝目（８敗）。

  2005/10/03

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  中田英フル出場　献身プレーに指揮官絶賛

  ボルトンのＭＦ中田英寿（２８）は２４日、ホームでのポーツマス戦にリーグ戦初先発し、フル出場で１―０の勝利に貢献した。中田は２列目の攻撃的ＭＦに入り、効果的なキラーパスを連発。守備でも積極的なプレスで献身的な働きを見せ、サム・アラーダイス監督（５０）も絶賛。先発定着に向けて大きく前進した。アラーダイス監督の顔は紅潮していた。試合後の会見で、中田の名前を出して興奮気味に話した。「チームに加わったばかりのナカタは、とてもよかった。鋭いプレーを見せ、キラーパスを通していた」と絶賛の言葉を並べ立てた。リーグ戦初先発の重圧はなかった。イバン・カンポ、フェルナンデスがケガで離脱し、千載一遇のチャンスを逃すわけにはいかなかった。位置は４枚並ぶ２列目の中央。前半２分のスルーパスを合図に、次々と縦にボールを入れる。同３２分にはオコチャからのパスを右足アウトでダイレクトシュートを放つも、惜しくも枠の外。ヒールでのワンツーなど華麗なテクニックを見せ、後半にオコチャが交代してからはボールに触れる機会が増えた。仲間からの信頼が高まっている証拠だった。指揮官を喜ばせたのは守備の姿勢だったかもしれない。リーグ戦デビューとなった前節（１８日）のマンチェスターＣ戦では「相手にボールを支配された時に問題がある」と守備への不満を口にした。この日は積極的にプレスをかけ、豊富な運動量で守備に回った。ただ、地元紙の評価はまちまち。２５日付の「サンデー・ミラー」紙はチーム最高の８点を与え、中田をマン・オブ・ザ・マッチに選び「相手は彼に近寄れなかった」と評価した。一方、「ニュース・オブ・ザ・ワールド」紙は「プレミアのペースに苦しんでいる」と５点にとどまった。１―０で勝利し、３位に浮上。指揮官は「オコチャだけがチームの中心ではない」と今後の中田の先発起用に含みを持たせた。プレミアでの評価は確実に上昇している。

  2005/09/26

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• イチロー、マルチで３割復帰！年間２００安打にあと「４」

  米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は２５日、タイガース戦に「１番・右翼」で先発出場。二塁打２本と５試合ぶりの複数安打で、メジャー５年連続の年間２００安打まであと４本に迫った。残りは６試合。また、１本目の二塁打で通算１１１９安打となり、５年間の通算安打数で、メジャー最多記録を更新した。打席は二ゴロ、右二塁打、一ゴロ、右翼線二塁打。打率を３割ちょうどに上げた。マリナーズの長谷川滋利投手は三回から登板。３回５安打５失点で、今季３敗目を喫した。三、四回は三者凡退に抑えたが、五回につかまった。試合はタイガースが８―１で勝った。

  2005/09/26

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  ヤンキース首位浮上

  ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は２１日、地元でのボルティモア・オリオールズ戦に「５番・左翼」で先発出場。２回に先制の足掛かりとなる内野安打を放つなど、４打数２安打、１得点で打率を２割９分９厘に上げた。ア・リーグ東地区２位のヤンキースは２－１で接戦を制し、３連勝。０・５ゲーム差で首位を走っていたボストン・レッドソックスが敗れたため、７月１８日以来のトップに浮上した。松井は２回、オリオールズ先発のロドリゴ・ロペス投手の速球に詰まりながらも、二遊間の後方に落ちるヒットで出塁。マット・ロートン右翼手の先制２ラン本塁打につなげた。４回にも松井はセンター前ヒットを放ち、３試合ぶりのマルチ安打を記録。その後の２打席はいずれも得点圏に走者を置いての打席だったが、セカンドゴロと空振り三振に倒れた。ヤンキースの先発左腕ランディ・ジョンソン投手は５回１死までノーヒットピッチングを展開。結局８回を３安打、１四球、６奪三振、１失点に抑え、今季１５勝目（８敗）をマークしたほか、自身１３回目の年間２００奪三振に到達した。また最終回を無失点に抑えた守護神マリアノ・リベラ投手は、４１セーブ目を挙げている。

  2005/09/22

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• 大ピンチ！　E.エルス不在のインターナショナルチーム

  2年に1度の米国 vs. インターナショナルの戦い、ザ・プレジデンツカップが現地時間23日、バージニア州のロバート・トレントジョーンズGCで開幕する。南アフリカで行われた2年前の前回大会では、正規の戦いで決着がつかず、プレーオフに突入。両チームのエース、タイガー・ウッズ（米）とアーニー・エルス（南ア）が互いに譲らず、3ホールの激闘を見せたが、日没引き分けに終わっている。それだけに、今年は因縁の戦いとなる。ジャック・ニクラウス、ゲイリー・プレイヤーの往年のライバル同士が前回に続く主将を務めることもあり、どちらも負けられない。ところがインターナショナルチームには、プレーオフを戦ったエルスが故障のため出場できない苦しい事情がある。米国チームのタイガーは、前回以上に調子の良いシーズンを過ごしているのとは対照的に、エルスの代役としてチームを引っ張るビジェイ・シンは今ひとつとあって、大ピンチを迎えている。

  2005/09/22

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• ホースト　皮膚炎悪化で“引退”

  Ｋ―１ワールドＧＰで史上最多４度の優勝を誇るアーネスト・ホースト（４０＝オランダ）が２１日、ワールドＧＰ戦線からの撤退を表明した。出場予定だった開幕戦（２３日、大阪ドーム）は持病のアトピー性皮膚炎の悪化とひざの負傷を理由に欠場。今後はワンマッチのみでの参戦で、Ｋ―１発足当時から活躍した名ファイターにとっては事実上の引退となった。“Ｍｒパーフェクト”と呼ばれる男ゆえの決断だった。５度目の頂点を目指して調整を続けてきたが、持病のアトピー性皮膚炎はいっこうに治らなかった。加えて練習中にひざを負傷。先週末に「トーナメントには出られる状態ではない」とＫ―１サイドに欠場を申し入れてきた。昨年のワールドＧＰでは「優勝して引退する」と宣言したが、レミー・ボンヤスキー（２９＝オランダ）との新旧王者対決では小差の判定負けを喫した。「今年がラストチャンスと思っていたから。今後はトーナメントに出場しない」。卓越したテクニックを持ってしても、４０歳という年齢には勝てなかった。偉大な男が一線から退くことになり、選手の間にも衝撃が走った。０２年に２戦にわたって死闘を繰り広げたサップは「彼はＫ―１の伝説。その貢献を忘れてはいけない。あのとき受けたローキックの痛みは、今でも太腿に残っている」と感慨深げに振り返った。これに伴い、ルスラン・カラエフ（２２＝ロシア）の相手はホーストが推薦したリカルド・ノードストランド（２９＝スウェーデン）にかわった。谷川貞治イベント・プロデューサーは「ホーストのトーナメント欠場で、大阪は世代交代を象徴する大会となる」とコメント。１３年目を迎えたワールドＧＰは転機を迎えた。

  2005/09/22

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• 宮里、米女子ツアー第1次Qスクールに参加

  宮里藍が挑む米女子ツアーへの第一関門、第1次クオリファイングスクール（Qスクール）が、現地時間20日、カリフォルニア州ランチョミラージュ、ミッションヒルズCCで始まる。宮里共に諸見里しのぶが出場する同会場とフロリダの2会場で72ホールストロークプレーで行われる同大会は、いずれも上位30人が11月30日からの最終予選に進出。ツアーのシード落ち組と共に競い合い、来季ツアーの出場順位を得る。カリフォルニア会場はミッションヒルズCCの36ホールを使い、宮里は初日、3月のクラフト・ナビスコ選手権を戦ったダイナショアCをプレー。「目標は1日3アンダーです」と志を高く持ちトップ合格への夢を描いた。一方、日本でもルーキーの諸見里は「パットが難しい」と、コースチェックに余念がない。世界女子マッチプレー出場の経験から米国志向は強くなっており目を輝かせている

  2005/09/21

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  松井秀１安打１打点、ヤンキースは乱打戦制して５連勝

  ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は１６日、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦に「５番・左翼」で先発出場。第２打席でセンター前ヒットを放つなど５打数１安打、１打点、２得点で打率を２割９分９厘に下げた。ヤンキースは先発ランディ・ジョンソン投手が２回途中で退場処分となったが、初めて６番に起用されたロビンソン・カノ二塁手の２本のアーチなどで４回までに８点をリード。中盤からはブルージェイズの猛反撃受けたがこれを辛くもしのぎ切り、１１－１０で打撃戦を制した。なおア・リーグ東地区首位のボストン・レッドソックスも、ワイルドカード争いトップのクリーブランド・インディアンスもこの日勝利したため、それぞれとのゲーム差は１・５および０・５のまま変わらず。初回、２死三塁のチャンスでレフトフライに打ち取られた松井だが、３回１死一塁での第２打席ではブルージェイズの先発デーブ・ブッシュ投手からセンター前へクリーンヒットで大量得点の口火を切る。４回には無死一、三塁でセカンドゴロに倒れたものの、三塁走者がかえって今季１１０打点目をマーク。しかしその後は５回２死一、二塁、８回無死走者なしでいずれもピッチャーゴロに倒れ、打率３割を切ってしまった。ヤンキースは１点を追う３回に松井のヒットなどで１死一、三塁のチャンスを作ると、カノが２試合連発となる１１号逆転３ラン。この回さらに１点を加えると、続く４回にはアレックス・ロドリゲス三塁手の４３号２ラン、カノの１２号２ランなどで一気に５点を奪い、１１－３と大きくリードを広げる。５回以降は打線が１得点もできず、逆にリリーフ陣がブルージェイズ打線にじりじりと点差を詰められ、７回には１点差まで迫られる厳しい展開となったヤンキース。だが、最後は守護神マリアノ・リベラ投手がきっちりと締めくくり、連勝を５に伸ばした。リベラは３年連続で４０セーブに到達。藪、痛恨の押し出し死球でサヨナラ負けオークランド・アスレチックスの藪恵壹投手は１６日、敵地でのボストン・レッドソックス戦で同点の延長１０回裏１死満塁という厳しい場面で登板。しかし４番マニー・ラミレス左翼手に押し出しの死球をぶつけ、２－３のサヨナラ負けという結果を招いてしまった。ただし藪本人に黒星はついていない。

  2005/09/17

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  ブルージェイズ vs. ヤンキース ★松井秀、第２打席はセンター前ヒット＝速報中

  連勝を４に伸ばし、２０連戦第４戦に臨むヤンキースは１６日（現地時間）、敵地でブルージェイズとの３連戦第１戦に臨む。３試合続けてマルチ安打を記録するなど、絶好調の松井秀喜外野手は、「５番・レフト」で先発出場。ヤンキースの先発投手は、３連勝中と好調を維持しているＲ・ジョンソン。デビルレイズはここまで５勝８敗、防御率４.００と黒星先行の右腕ブッシュ。

  2005/09/17

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• 深堀10アンダー62の猛攻で61人を抜いて単独首位浮上！

  国内男子ツアーのANAオープン（北海道、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース）は16日、第2ラウンドの競技を行い、ボギーなしの1イーグル、8バーディでコースレコードの10アンダー62を叩き出した深堀圭一郎が、初日イーブンパー62位タイから61人を抜いて、一気に単独首位へと浮上した。「コースマネージメントを考え、ティーショットを広いエリアに置くようにし、昨日までパットが入らなかったのでパターを（マレット型に）取り替えた」と爆発的スコアを振り返った深堀は、前半に4つ、後半は12番のイーグルに加え4つのバーディを奪ってリーダーボードの最上段をゲット。「体調がいいので新しい目標（賞金王、年間3勝以上）を持ってやっている。賞金王になってオーガスタ（マスターズ開催コース）に行きたい」と好スコアに大きな目標まで飛び出した。　一方注目のアマチュア、15歳の伊藤涼太（福井工大付中3年）は、4バーディ、2ボギーで2日連続の2アンダー70をマークして、通算4アンダー32位タイで6試合連続予選通過を果たしている。その他上位は、トップと1打差の通算9アンダー2位タイに片山晋呉、室田淳、I・J・ジャン（韓）の3選手が続き、さらに1打差の5位タイにこの日8アンダー64で回ったすし石垣、前週優勝の今野康晴が浮上。初日首位の星野英正も通算7アンダー7位タイに踏み止まったが、大会ホストの伊沢利光は、初日の出遅れを取り戻すことができず通算1オーバー86位タイで予選落ちを喫した。

  2005/09/16

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  実業家中田、ＮＹビルお買い上げ！　一室をシェフチェンコ夫妻に“レンタル”計画も

  ボルトンの日本代表ＭＦ中田英寿（２８）が米ニューヨークにビルを購入していたことが１５日、分かった。関係者によると、世界サッカー選手年収番付で４年連続でベスト１０入りを果たした日本のエースが入手したビルの一室を、米国人のモデルを妻に持つウクライナ代表ＦＷアンドリー・シェフチェンコ（２８）に貸し出す計画も進行中。来年６月のドイツＷ杯を経て、いつか現役を退いた時を見据えて実業家の道を着実に歩んでいる。サッカーの母国、英プレミアでの第一歩を踏みしめた中田。「ボルトン？　寒い以外はいいところだよ」と７日のホンジュラス戦で帰国中に話していたが、将来の活動拠点に選んだのは７年過ごしたイタリアでもなく、イングランドでもなく、摩天楼のそびえるニューヨークだった。関係者によると、中田は昨年９月、アーティストなどが集うＮＹで最も最先端でしょうしゃな地区ソーホーにビルを購入。オフに写真撮影やＣＭ撮影などで頻繁に訪れていた愛する街に購入したビルで、世界的建築家による改修と再生を進めている。それだけではない。何とこのビルの一室をＡＣミランのＦＷシェフチェンコに貸す計画も浮上した。Ｗ杯初出場を果たしたウクライナ代表のエースは昨年７月１４日に米国人モデル、クリステン・バジクさんと結婚。昨年末には第１子が誕生したばかりの世界的セレブが、中田ビルを“愛の巣”に選んだ模様だ。日本で現役アスリートの海外ビル購入は前代未聞だが、中田の資産は底知れない。フランスフットボール誌による世界サッカー長者番付では、００年から４年連続でベスト１０にランクイン。日韓共催Ｗ杯の行われた０２年は推定年収９４５万ユーロ（約１３億円）で最高位の４位に食い込んだ。０４年度も１１位。世界的スターと比べると、年俸面よりＣＭなどのスポンサー収入が突出している。製菓メーカーの執行役員も務めているが、今度は不動産業に進出。来年６月のドイツＷ杯後の“事業展開”に注目が集まる。

  2005/09/16

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• R.グーセン圧勝！　モンティはまさかの1回戦負け

  世界ランク5位のレティーフ・グーセン（南ア）が、トップシードの実力を示した。出場選手わずか16人のHSBC世界マッチプレー選手権は現地時間15日、英国、ウェントワースCで36ホールでの1回戦8試合が行われ、グーセンは16番目に出場権を獲得したケネス・フェリー（英）と対決。前半だけで4アップすると、そのまま突っ走って8アンド7で決着をつけた。タイガー・ウッズ（米）を始めとする上位選手が出場していないことで“グーセン楽勝”の声もあるが「要注意の選手がたくさんいるから、そんなこと思っていない」と、謙虚な気持ちで戦っている。一方、今季復調の兆しを見せている実力者、コリン・モンゴメリー（スコットランド）は、マーク・ヘンスビー（豪）に、前半3アップとリードしていながら23ホール目で追いつかれると2アンド1で逆転負けを喫した。ヘンスビーの勝因は、かつて世界最強だった頃のニック・ファルド（英）のバッグを担ぎ、コースを熟知しているサニー・スネソンをキャディーに起用したこと。「ディナーに行って“このコースは得意なの？”とサニーに聞くと“うん、だからハードな戦いになる”と、言われていたんだ」と、覚悟を決めて挑み勝利を収めた。その他、スティーブ・エルキントン（豪）が、ティム・クラーク（南ア）を6アンド5、マイケル・キャンベル（ニュージーランド）が、ジェフ・オギルビー（豪）を1アップ、ルーク・ドナルド（英）がベルンハルト・ランガー（独）を7アンド6、ポール・マクギンリー（アイルランド）がトーマス・ビヨン（デンマーク）を6アンド5、ホゼ・マリア・オラサバル（スペイン）がデビッド・ハウエル（英）を1アップ、アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）がトレバー・イメルマン（南ア）を2アンド1でそれぞれ撃破。2回戦に駒を進めている。

  2005/09/16

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  ブリトニー・スピアーズが男児出産 　　//　　　 カニエ・ウェスト

  米国のポップのプリンセス、ブリットニー・スピアーズさんが14日午後1時（日本時間15日午前5時）過ぎ、健康な男の赤ちゃんを出産した。芸能雑誌「Us Weekly」のウェブサイトが報じた。スピアーズさんはサンタモニカにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）メディカルセンターで、帝王切開により出産したという。スピアーズさんは先に、分娩の際の苦痛が心配だと語り、帝王切開を選択する可能性をほのめかしていた。スピアーズさんのスポークスウーマンは出産情報を確認することを拒否している。生まれた男児はスピアーズさんの初めての子供。スピアーズさんは1年前、自分が公演する時にバックアップ・ダンサーを務めていたケビン・フェダーラインさん（27）と結婚した。フェダーラインさんは元ガールフレンドの女優シャー・ジャクソンさんとの間に2人の子供をつくっている。本当に名前はロンドンちゃんかベガスちゃんになるのかな？カニエ・ウェストの"Late Registration"、発売2週間で余裕の100万枚突破!!発売1週目から爆発的なセールスを記録したカニエ・ウェスト(Kanye West)の"Late Registration"が今週もビルボードTop 200首位の座をがっちりキープした。今週はそのセールスを67%落としたとはいえ、283,000枚を売り上げ、100万枚のハードルをわずか2週間でクリアしている。2位につけたのは、数日前に「カニエの成功は俺のおかげ」と発言した50セント(50 Cent)の"The Massacre"で、G-Unit Records入りで話題を呼んだモブ・ディープ(Mobb Deep)をフィーチャーした"Outta Control"や全21曲のビデオクリップ、間もなく公開の映画"Get Rich or Die Tryin’"の予告編、ビデオゲーム"Bulletproof"が含まれたボーナスDVDがついた『再リリース版』によって520%セールスを伸ばし、35位から2位に見事に返り咲いた。さらにブラック・アイド・ピーズ(the Black Eyed Peas)の"Monkey Business"が、マライア・キャリー(Mariah Carey)の"The Emancipation of Mimi"をかわして4位に再浮上し、先週2位に初登場したトニー・イエイヨー(Toni Yayo)の"Thoughts of a Predictable Felon"は6位に後退している。上位を占めるHIPHOP勢に割って入って3位に初登場したのは、史上最強のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のおよそ10年ぶりのスタジオ録音アルバム"A Bigger Bang"。余談だが、ザ・ローリング・ストーンズも、ハリケーン「カトリーナ」被害者のために、米赤十字社の災害救済基金に100万ドル(約1億1円万円)を寄付している。カニエ・ウェストのCDジャケット可愛いよね。

  2005/09/15

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• ★松井秀、先制タイムリー二塁打！＝20連戦第2戦 速報中

  １回表、ヤンキース先頭のジーターがセカンド内野安打で出塁。Ａ・ロドリゲス、ジアンビーが倒れ、シェフィールドが四球を選び、２死一、二塁のチャンスで松井が登場。 １ストライク１ボールからの３球目、内角のストレートを引っ張り、ライト線への先制二塁打！ 　これで松井の打点は、自己最多の１０９。 　続くポサダが歩き、２死満塁。ウィリアムズは空振り三振に倒れ、１点どまり。

  2005/09/15

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• KINGカズ新天地「挑戦したい」横浜ＦＣ、条件次第で移籍ＯＫ

  豪州リーグ・シドニーＦＣからの期限付き移籍の打診が明らかになったＪ２横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（３８）は１４日、“新たな挑戦”への意欲を示した。移籍したばかりで「来季につながる戦いをしないと」と責任感をみせる一方、「常に前向きに選手としては挑戦したい」と複雑な心のうちをのぞかせた。衝撃の獲得オファー発覚から一夜。カズは横浜市内の小机競技場での練習後、ロッカールームから最後に姿を現した。「横浜ＦＣには来たばっかりだし、来季につながる戦いをしなきゃいけない。今は精いっぱいやるしかない」神戸から移籍して２カ月足らず。世界を渡り歩いてきた男も、突然のオファーにとまどいは隠せない。だが、チャレンジ精神がうずく。「韓国リーグでも海外のオファーは魅力的。勉強にもなってるし、常にすべてに対して前向きに焦らず考えていきたい」とチャンスを否定しなかった。カズ同様、クラブ側の奥寺康彦代表取締役ゼネラルマネジャーも複雑な思いだった。この日のＪ２実行委員会出席後、「彼は必要な選手。出ていかれるのは困る」との立場を表明した。だが、自身も海外進出のパイオニアだったことで「彼は挑戦者だし、扉を閉ざすことはしない。これだという条件があれば送り出してやりたい」と後押しともとれる本音をもらした。シドニーは、１２月に日本で行われる世界クラブ選手権（ＣＷＣ）の出場権を獲得。カズに届いたオファーは１１月７日からの３カ月で、１１月１１日までに登録すれば出場は可能。「サポーターの反応もみたい」と奥寺ＧＭ。シドニー側の詳細条件が届き次第、正式な話し合いを持つという。「じっくりクラブと話したい。判断？　複雑だね。選手ならＣＷＣは挑戦したいと思う。ボクも現役はあと５年ぐらいしかできないからね」。カズも迷いは断ち切れない。キング・カズの気持ちは、再び世界へ向かおうとしている。 頑張れ！！

  2005/09/15

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  ニモ、両親の故郷へ　沖縄の海に３００匹放流

  米ディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」の主人公となった熱帯魚「カクレクマノミ」を大量に養殖する技術を開発した岡山理科大専門学校（岡山市）がこのほど、養殖した幼魚３００匹を“両親”の故郷、沖縄・石垣島の海に放流した。学生らが９月上旬に石垣島で合宿。深さ約２メートルの海中で、共生関係にあるハタゴイソギンチャクの近くに、学生が自分たちで育てた幼魚を丁寧に放流した。アクアリウム学科２年の藤原漠さん（１９）は「放すとイソギンチャクへ一目散に向かっていった。食べられないように注意して、たくさん子どもを生んでほしい」と元気な成長を願った。　山本俊政科長は「自然の中では小さな数だが、自然保護の輪が広がっていくきっかけとなれば」と期待を込めた。カクレクマノミは世界で乱獲が問題になり、同校は石垣島産の親魚からの養殖研究を進めた。

  2005/09/15

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• 野村　今季限りで現役引退

  広島の野村謙二郎内野手（３８）が今季限りで現役引退することが１４日、明らかになった。同選手は俊足と好打で１９９１年のリーグ制覇に貢献し、９５年には史上６人目（当時）の３割、３０本塁打、３０盗塁を達成。プロ１７年目の今年６月には史上３３人目の２０００本安打を記録するなど、リーダーとして長くチームを引っ張ってきた。球団にはすでに意向を伝えており、１６日に広島で引退会見を行う。山本監督の今季限りでの辞意表明から２日後、今度はチームリーダーの現役引退が明らかになった。野村はこの日のヤクルト戦（神宮）後「勘弁してよ。あす発表するから」とだけ語り、進退については口をつぐんだ。だが、気持ちはすでに固まっている。松田元オーナーと山本監督に意向を伝えたのは今月上旬。この日のヤクルト戦後にはナインにもユニホームを脱ぐ意思を報告し、ケジメをつけた。１５日に引退発表、１６日に広島で正式な引退会見を開く予定だ。今季は６月２３日のヤクルト戦で２０００本安打を達成。その後は若手に先発を譲りつつ、要所での代打や精神的支柱として存在感を保ってきた。ただ、周囲には「自分がいることでチームに迷惑がかかるようなら…」と吐露。肉体的な限界も感じており、今回の決断に至った。以前から「引退後はアメリカで勉強したい」と話しており、今後は日米問わず野球をネット裏から見つめ直す意向。ただ、球団は野村を将来の監督候補と位置づけており、新球場完成予定の０９年にもチームの強化・再建を、その手に託すことになる。長い間お疲れ様でした。　◆野村　謙二郎（のむら・けんじろう）１９６６年（昭４１）９月１９日、大分県生まれの３８歳。佐伯鶴城から駒大に進学。ソウル五輪代表で銀メダル獲得。８８年ドラフト１位で広島に入団。９５年に史上６人目の「３割、３０本、３０盗塁」を達成。盗塁王３回、最多安打２回、ベストナイン３回、ゴールデングラブ賞１回。今年６月２３日のヤクルト戦で史上３３人目、広島では３人目の２０００本安打を達成した。１メートル７６、７８キロ。右投げ左打ち。

  2005/09/15

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• 阪神にマジック13点灯＝プロ野球セ・リーグ

  プロ野球セ・リーグは14日、2位の中日が横浜に敗れたため、この日試合のなかった首位阪神に優勝マジック「13」が点灯した。中日が残り19試合に全勝したとしても、最終成績は89勝56敗1分け、勝率6割1分4厘。阪神は残り16試合のうち、中日戦（3試合）以外の13試合に全勝すれば、89勝52敗5分け、勝率6割3分1厘となり、勝利数では並ぶものの勝率で中日を上回る。　

  2005/09/14

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• 本当かな？　前傾のときにバランスがいいのかな？

  女性の特権である妊娠、出産。欧米のツアーではプロの間でもかなり当たり前のことになってきた妊娠中のプレーだが、先日行われた欧米決戦、ソルハイムカップでは、両チームに妊娠中のプレーヤーがいた。米国チームのローラ・ディアズは妊娠6か月、欧州チームのイベン・ティニング（デンマーク）は双子の赤ちゃんと一緒に戦った。最終日のシングルスではこの2人が激突。6アンド5で、ディアズに軍配が上がった。ママさんプレーヤーの多い米ツアーで戦うディアズは、妊娠後、たくさんの先輩達に話を聞き「みんな、赤ちゃんと一緒だといいプレーができるって言っていたわ。私は特にパッティングが素晴らしかった」と、大会を振り返る。どちらのママさんも生まれてくる子供への期待を抱えてのプレーに、幸せいっぱいだった。

  2005/09/14

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  香港DL、客の「下品な行為」批判

  12日に開園した香港ディズニーランドでは、早くも来場者の不満が噴出。一方で、来場者の3分の1を占めた中国大陸からの観光客による下品かつ非文明的な行為が指摘されている。14日付で大陸のメディアである信息時報が伝えた。開幕初日となった12日、炎天下の中、各地から多くの人が来場。ミッキーマウスがデザインされた日傘を購入し、強い日差しを避ける人もいたが、中には、道端や冷房の効いたショップに入り込んで堂々と座り込んだり、上半身裸になって涼む観光客の姿もみられた。こうした観光客らは、「園内は涼めるような木陰が少なくて、レストランのように空調がきいている所は人だらけ。ベンチで休みたいけれど、みな太陽が直射して暑くて座れない。こうするしかなかった」などと説明。また、「眠れる森の美女」の城の前では、1人の男の子が立っておしっこをし、パンツを脱いだ姿で走り回る姿も。広東（カントン）省・広州（こうしゅう）市出身という母親は、「息子が、突然おしっこに行きたくなったので仕方がなかったのよ」と語った。信息時報は、「タバコを吸いたくなったら構わず吸う」「横になりたければ所構わず寝る」「脱ぎたければ脱ぐ」といった行為を「非文明的なもの」と批判。ただし、こうした観光客の中には、中国大陸出身者だけでなく、香港の観光客も含まれていたと指摘している。

  2005/09/14

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  ２０連戦～　　　　ヒェーーーーーーーーーーー

  ２０連戦に臨むヤンキースは１３日（現地時間）、敵地でデビルレイズと３連戦第１戦を行う。首位レッドソックスとの３連戦では１０打数１安打と打棒を発揮できなかった松井秀喜外野手だが、「５番・レフト」で先発出場。前回対戦で今季の負け越しが決まったデビルレイズ相手に、爆発なるか。ヤンキースの先発投手はここ３試合勝ち星に恵まれていないライト。デビルレイズは、今季５勝９敗と黒星が先行しているウェクター。 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は１３日、当地でのデビルレイズ戦に「５番・左翼」で先発、４打数４安打４打点で、今季の打点を自己最多タイの１０８とした。ヤンキースの残り試合は１９。１回に打撃妨害で出塁した後、２回の無死満塁は左中間へ２点二塁打。左前打、右前打と続けた後、６回の１死満塁では中前へ２点適時打し、交代した。１試合４安打は今季３度目で、打率は２割９分７厘。　ヤンキースは１７－３で大勝、首位レッドソックスとの差は２・５ゲームになった。

  2005/09/14

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  フランス

  フランス代表ＦＷティエリ・アンリ（２８）＝アーセナル＝が１２日付の地元紙で、股関節の故障による離脱期間が「１カ月以上」となることを明らかにした。同じ股関節の負傷を抱えるＭＦジネディーヌ・ジダン（３３）＝Ｒマドリード＝とともに１０月のＷ杯欧州予選２試合の欠場が濃厚で、３大会連続出場を目指すフランスがますます窮地に追い込まれた。また『レ・ブルー（フランス代表の愛称）』に衝撃が走った。ジダンと同じく股関節に負傷を抱えるアンリが、長期離脱することを明かした。アンリは１２日付の仏紙ル・レキップのインタビューで「復帰は早くても１０月中旬ごろになるだろう。シーズンすべてを欠場するものではないが深刻なけがだ。Ｗ杯予選の２試合は欠場することになると思う」語った。股関節に違和感を覚えたのは３日の同予選フェロー諸島戦。７日の同予選アイルランド戦で激痛が走ったという。すでに１４日の欧州ＣＬ１次リーグ初戦のトゥーン戦の欠場も決定し、今後は３週間完全休養を取る。その後、状態が思わしくない場合は復帰が大幅に遅れる可能性もある。欧州予選４組は上位４カ国が首位通過の可能性を残す大混戦。１０月８日に控えるスイスとの首位決戦（アウエー）に敗れれば、プレーオフに回る２位にも入れない事態も…。同１２日のキプロス戦（ホーム）が最終戦になる。後半ロスタイムの失点でＷ杯切符を逃した９４年米国大会予選の悪夢がよみがえる。『レ・ブルー』に再び悲劇が起きてしまうのか－。 本当にスポーツをやっている人間にとってはなおさら股関節は大事なんだよね。

  2005/09/14

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• バルセロナが大久保のマリョルカに快勝

  リーガ・エスパニョーラは現地時間11日、第２節の７試合が行なわれ、連覇をねらうバルセロナがエトーの２ゴールの活躍で大久保嘉人が所属するマリョルカに２対０で快勝し、今季初勝利を挙げた。開幕戦はスコアレスドローに終わったバルサは、この日も立ち上がりはリズムをつかめず苦しい時間が続いた。しかし27分、エース・エトーが左からのクロスに頭で合わせて先制ゴールを決めると、そのわずか４分後、ジュリーのシュートのこぼれ球を再びエトーが頭で押し込み、２点目を奪取。後半に入ってマリョルカがふたりの退場者を出したこともあり、このまま難なく逃げ切った。なお、大久保は先発出場を果たしたものの、見せ場を作ることはできず、73分にピッチを退いている。ビリャレアルとセビーリャの一戦は１対１の引き分けに終わった。積極的に試合を進めたセビーリャは41分、マークが緩くなったところを突いたアドリアーノが左足で決めて先制。一方のビリャレアルも、74分にフィゲロアがゴールを奪って引き分けに持ち込み、お互いに勝ち点１を手にする結果となった。バレンシアはサラゴサと２対２で引き分けた。開始１分にアングロがゴールネットを揺らすも、６分後には今夏サラゴサに加入したエヴェルトンに同点弾を許し、さらに28分にはカーニに決められて逆転を喫する。しかし、このまま敗戦かと思われた終了10分前、ビリャが古巣相手に貴重な同点ゴールを挙げた。そのほか、ヘタフェとアスレティック・ビルバオの一戦は１対１の引き分け。レアル・ソシエダはバルケロの２ゴールでアラベスに２対１で勝ち、カディスはアウェイでラシンに１対０で勝利。エスパニョールはルイス・ガルシアのゴールなどでマラガを２対１で下した。

  2005/09/12

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• ２０年のサッカー人生を語る

  昨シーズン終了後、惜しまれつつユニフォームを脱いだジャンフランコ・ゾラ（３９）がコリエレ・デッロ・スポルト紙に２０年にも及んだサッカー人生を語った。「サッカーは素晴らしい。社会的地位や人種に影響されるようなことはない。人を成熟させる時もあれば童心に戻すときもある」８９年ナポリへの移籍、マラドーナとの出会いが彼の人生を大きく変える。「ディエゴは僕にとても優しかった。不可能なことをこなす彼を何度も見たよ。彼以上のプレイヤーを見たことはない」と語り、後継者として成長する。自身が最大の武器としていたＦＫに話題が及ぶと「練習しかない。マラドーナ、ジーコ、ミハイロビッチの順番ですばらしい」と熟考の末に答える。チェルシーに在籍していた５年間の活躍がエリザベス女王に認められ“名誉大英勲章”を受章した人格者。イングランド時代に覚えたゴルフはハンディキャップ６の腕前を持っている。　気になる将来については「まだ分からない。成長するために今の時間を有意義なものにしなければ」と語る。グラウンドから離れてまだ数ヶ月。ゾラは現在、喧騒を離れて、ガーデニング、料理など今まで縁のなかったピッチ外での生活を楽しんでいる。

  2005/09/12

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• 中島美嘉は１０年に１人の逸材か

  先週公開の映画「ＮＡＮＡ」が記録的なヒットになっている。昨年、予想外の大ヒットになった「世界の中心で、愛をさけぶ」を上回りそうな勢いだからスゴい。「セカチュー」の興収は８５億円。一方、「ＮＡＮＡ」は１００億円を超える可能性もあるという。この映画は１３巻で２７００万部を突破したコミックが原作。映画のヒットはこの爆発的な人気もあるが、主演している中島美嘉（２２）の好演を指摘する声も多い。中島が演じているのはミュージシャンを夢見る「大崎ナナ」である。「中島は投げやりで時にはエキセントリックなミュージシャンを演じているのですが、普段の中島そのままで、まさにハマリ役です。彼女の存在抜きでこの映画の成功はなかったと思います」（映画批評家の前田有一氏）中島は本業の歌手としても評価が高い。「ＮＡＮＡ」の主題歌「ＧＬＡＭＯＲＯＵＳ　ＳＫＹ」も歌っているが、これが「大崎ナナ」の名前で発売され、オリコンチャートの今週のシングル部門でトップにランキングされている。「中島はこれまで発売したアルバムがミリオンセラーを記録するなど人気や実力が抜けているミュージシャン。若手の中でも熱狂的なファンがいる有望株です」（音楽ライター）私生活では小泉今日子と離婚した永瀬正敏と交際中。これまで芸能マスコミがとくに注目したのはこの件だが、「ＮＡＮＡ」のスーパーヒットでさまざまな雑音もかき消されそうだ。

  2005/09/12

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• 手に汗握ったよ。

  かねてから苦手にしているボストン・レッドソックスのナックルボーラー、ティム・ウェイクフィールド投手の前にこの日も翻弄されたニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手。バットで快音を響かせることはできなかったが、負けられない試合をモノにしたチームとしては、シーズン最後の20連戦に向けて弾みがついたことをうかがわせた。この日は2つのセカンドゴロとショートへのポップフライに終わり、ウェイクフィールドに対するレギュラーシーズンの通算打率が.152（33打数5安打）まで下がった松井。8回を3安打、12三振の1失点と特に調子のよかった天敵のピッチングについて、「今日はナックルを左右に動くように投げていた。コントロールも良かったし、芯に当てるのが難しかった」と称えた。この日は、先発のランディ・ジョンソン投手が7回を1安打、無失点に抑え、リリーフ陣も得点を許さずに完封リレーで大事な一戦に勝利したヤンキース。試合後の会見で松井は、「今日は序盤から緊迫した投手戦だった。最後もぎりぎりで抑え、素晴らしい勝利だった。負けられない試合と、みんなそういう気持ちだったと思う。それがいい形で出て、結果的に勝ててよかった」と話している。ヤンキースは13日からレギュラーシーズン最終日の10月2日まで、休養なしの20連戦に臨む予定。この日の勝利でア・リーグ東地区の首位に立つレッドソックスとの差を3ゲームに縮め、まだ自力で地区優勝するチャンスが残っており、松井も「最後の20試合ですべてが決まるし、息つく暇がないけど、最後まで気力、体力を振り絞って頑張りたい」と抱負を述べている。 それにしても、ジオンビーが上手く打ったよ。

  2005/09/12

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  「太腿痛い」俊輔 出場微妙

  グラスゴー到着翌日の９日、クラブハウスに姿を見せた中村は「思ったより太腿が痛いんだよね」と告白した。７日のホンジュラス戦で打撲したもので約１時間、チームドクターの診察とマッサージ治療を受けた。その後、練習場には向かったが「ＣＫの確認練習を見ていた」と約３０分間見学していただけだったという。「試合はあした（１０日）朝にドクターチェックを受けてから決める。ドクターは“やるでしょ”という雰囲気だったけど、無理してやって良くないプレーしても…。ケガが悪くなったら嫌。まだ（シーズンは）１年あるし、ここで無理してもね」ダンファームリン戦翌日の２９日に帰国の途につき、しっかり調整してホンジュラス戦に臨んだ。だが、試合後は仙台から成田空港へ飛行機で移動。さらに成田→ロンドン→グラスゴーと飛行機を乗り継ぎ、到着時は疲労感いっぱいの様子で「体が重い」と訴えていた。練習後、ストラカン監督は「コンディションは良くない。出るかはあした決める」と試合当日に決断することを明らかにした。８月１３日のフォルカーク戦前も左足付け根の違和感から試合前日は治療に専念し、ぶっつけ本番で出場した前歴がある。しかし、今回はケガに加え試合と移動の疲労も重なっている。出場を回避する可能性は十分にありそうだ。日本からは食材を段ボール２箱分、調達してきたという中村。１５日には引っ越しも予定されており環境が整い始めた。それだけに、まずは痛みを取り除くことが最優先になる。

  2005/09/10

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  松井、捕殺ビーム…ビッグプレーでチームに勢い

  本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたア・リーグ東地区首位のボストン・レッドソックスとの3連戦初戦を制し、ゲーム差を3に縮めたニューヨーク・ヤンキース。同点弾のアレックス・ロドリゲス三塁手、勝ち越し打のデレック・ジーター遊撃手らチーム一丸となって勝利を収めたが、ジョー・トーレ監督は、16号ソロアーチを含む3安打を放ち、守備でもで体を張ったプレーで貢献したホーヘイ・ポサーダ捕手を勝利の立役者に挙げた。1対3とリードされて迎えた2回裏に、レッドソックス先発のデビッド・ウェルズ投手からレフトフェンス越しのソロアーチを放ったポサーダは、直後の3回表の守備でもビッグプレーを見せる。2死一塁からケビン・ミラー一塁手が放ったレフト線への二塁打で、一塁走者のジェイソン・バリテック捕手が一気に三塁を回ると、ホームはクロスプレーとなり、ポサーダは吹き飛ばされながらも見事にブロックして得点を許さなかった。ヤンキースはその裏、ロドリゲスの41号ソロで同点とすると、4回にはジーターのタイムリーで勝ち越しに成功した。3安打1打点、3得点に加え、守備では試合の流れを変える体を張ったプレーを見せたポサーダは、バリテックとの“正面衝突”を振り返り「（三塁コーチが）走らせるとは思わなかった。それが一番の驚きだったね。バリテックは、自分がボールを落とすように思いっきりぶつかってきたけど、そうはさせなかったよ」とコメント。また、トーレ監督は「今夜は彼の活躍に尽きる。大切なゲームだったが、ホームランを打ってからは落ち着いてプレーができていた。攻守にわたってカギになってくれたね。本当にすばらしかったよ」と絶賛している。この試合に5番レフトで先発した松井秀喜外野手は、3打数無安打、1四球に終わったものの、3番のロドリゲスが3安打2打点、4番ジェイソン・ジアンビー一塁手も3安打1打点と大活躍。また、投げても先発のアーロン・スモール投手が、強力レッドソックス打線を相手に7回途中4失点の力投を見せた。スモールは、これで7月20日の今季初登板から負けなしの7連勝。これにはトーレ監督も「期待通りのピッチングだった。重量打線にも平常心を保っていたね。自分を褒めるべきだよ。降板する際にはファンも大きな声援を送っていたんだからね」と賛辞を惜しまなかった。 ヤンキースの松井秀喜外野手は本拠地でのレッドソックス戦に５番レフトで出場し、３打数無安打１四球ながら、三回に好返球で敵の上昇ムードを断ち切るビッグプレーを披露した。対照的にＲソックスは守備の乱れが目立ち、試合は８－４でヤンキースが勝ち、ゲーム差を３とした。２－３で迎えた三回二死一塁、Ｋミラーの打球はＡロドリゲスの左横を抜け、左翼線を転がった。松井が打球を追う間、一塁走者のバリテックは三塁をけって本塁へ向かった。松井はジーターへ正確に高速の返球を投げると、受けたジーターも素早くポサダへ送り、バリテックを余裕を持って刺した。１点追加されたらゲームの流れが敵に傾く展開で、松井＆ジーターの親友コンビによる好返球が光った。この日は左太ももを負傷したシェフィールドが復帰できず、前夜に松井が座った３番にはＡロッドが入り、松井は５番へ。トーリ監督は「好調のジアンビを四球で歩かせることなく、勝負させたい。そのためには、後ろに松井を置くのが最適だ」と、打線組み替えを説明した。松井は初回二死二塁の第１打席では先発の左腕ウェルズから四球を選んだが、その後はファーストフライ、ライトフライと打ち取られ、六回二死一、三塁の第４打席も３番手の左腕マイヤーズの前にライトフライに倒れた。Ｒソックスは初回二死二塁、ジアンビの打球を処理した二塁手グラファニーノが一塁へ悪送球し、二塁走者のＡロッドが先制のホームイン。さらに六回一死一塁ではカノの中前打をデーモンが後ろにそらし、その後中継に入った遊撃レンテリアが矢のような送球を目の前１メートルにグサリ。一塁走者ポサダは５点目のホームを踏み、カノは一気に三塁へ達した。直前のデビルレイズ戦では走塁ミスが目立ち、またも１勝２敗で負け越した。松井は「ミスした方が負ける、ということ。野球はそういうスポーツです」と振り返ったが、今回は敵の守備にミスが出て、ヤンキースがうまくつけ込めた格好だ。前回登板で完封勝利の先発スモールが粘りの投球を見せ、攻撃陣も序盤にポサダの１６号ソロ、Ａロッドの４１号ソロなどで小刻みに得点を重ね、六回にウイリアムズ、Ａロッド、ジアンビの３連続タイムリーなど４点を加え、敵を突き放す理想的な展開。松井はメジャー移籍後、Ｒソックスキラーとして活躍してきたが、今季はここまで対戦打率．２４５と控えめ。あすの敵先発は昨年の世界制覇の立役者だったシリングで、１１日は天敵のナックラー、ウェイクフィールドと対戦する。両投手を粉砕す活躍を見せないと、Ｒソックスキラーの名が廃る。

  2005/09/10

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• 藍、さくら1打差2位タイ

  日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯（滋賀、名神八日市CC）は10日、第2ラウンドの残りと第3ラウンドの競技を終了。通算1アンダー5位タイで第3ラウンドを迎えた大山志保が、5アンダー67をマークして、宮里藍、横峯さくらに1打差をつけて単独首位に浮上した。この日の大山は、2番、3番と続けてあるロングホールで連続バーディを奪うと波に乗り、正確なドライバーショットが冴え、前半9ホールでボギーなしの5バーディを量産。後半を2バーディ、2ボギーと手堅くまとめて通算6アンダー。最終ラウンドを前にツアー2勝目に向け最高の位置をゲットした。一方、前半バーディが奪えず、2つのボギーで順位を落とした宮里は、10番の会心のイーグルで息を吹き返し、さらには13番、14番と連続バーディ。17番でボギーを叩くも、トップと1打差の好位置をキープした。また横峯も、後半粘りのゴルフでスコアを伸ばし、通算5アンダー2位タイに浮上。最大のライバル宮里とプロの試合では初めて最終日最終組で激突することになった。その他上位には、トップと2打差の通算4アンダー単独4位に公式戦5勝目を狙う女王・不動裕理が続き、通算2アンダー単独5位に廣瀬友美。トップと5打差の通算1アンダーに、今季ヨネックスレディスでツアー初優勝を飾ったシン・ヒョンジュ（韓）、今季ツアー3勝している藤井かすみがつけている。明日は面白くなるね。だれにでもチャンスがあるからね。

  2005/09/10

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• 生涯ー打倒巨人ー

  プロ野球・巨人の次期監督候補に名前が挙げられるなど去就が注目されていた阪神の星野仙一・オーナー付シニアディレクター（５８）は１０日、大阪市内のホテルで記者会見し、今年１２月で契約が切れるシニアディレクター（ＳＤ）職について契約を更新し、来季も阪神に残留する意向を明らかにした。星野氏はＳＤ職に残留するのかとの質問に「おそらくそういう形になる」と答えた。星野氏は巨人の監督候補として取りざたされていたが、巨人からの要請があったかという質問に「これまでなかった」と答え、来季、他球団のユニホームを着る可能性があるかとの質問に「それはない」と答えた。阪神は８日に大阪市内の阪神電鉄本社で開かれた定例報告会で、手塚昌利オーナーがチーム編成などについて助言するＳＤ職の続行を正式に要請していた。星野氏はその場では正式な意思表示はせず、報道陣に対し「近日中に皆さんにお知らせします」と語っていた。　星野氏は倉敷商高、明治大を経て１９６８年オフのドラフト１位で中日に入団。通算で１４６勝（１２１敗３４セーブ）を挙げた。８７年から通算で２期１１年にわたって中日の監督を務め、８８、９９年にリーグ優勝。選手、監督時代を通じて「打倒・巨人」に闘志を燃やした。０１年限りで中日の監督を辞任し、０２年、４年連続最下位と不振を極めていた阪神の監督に就任。翌０３年にチームを１８年ぶりのリーグ優勝に導いた。体調の悪化などを理由に同年オフに監督を辞任し、ＳＤを務めていた。阪神ファンや巨人ファンにとってもこれが良かったのかな？巨人よどこへ行く。やっぱり強くないと視聴率も下がるのかな？

  2005/09/10

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• 宮里、暫定トップタイ浮上！　横峯、不動が暫定3位タイ // アニカ連勝で5対3、欧州チームリード！

  メジャー初優勝を狙う宮里藍（２０＝サントリー）が暫定首位に浮上した。６位から好調なショットで５バーディー、２ボギーの６９で回り通算４アンダーとした。女王不動裕理（２８＝フリー）も６７で回り通算３アンダーの暫定３位に順位を上げた。競技は雷のためサスペンデッドとなったが、今日３日目は宮里と不動の今季初対決が最終組で実現することが濃厚だ。死闘を演じた昨年１１月のＬＰＧＡツアー選手権以来、日本女子ゴルフ界のトップ２人が激突する。宮里が驚きの声を上げた。「（暫定）首位？　えっ？　誰が？　私？　ウソッ？　あれまあ」。ホールアウト時点の順位は３位。それが午後組だった初日首位の丁、２位大山がそろってスコアを崩し、リーダーボードのトップに浮上していた。「２日目だから、まだ関係ないですけどね」と冷静さを取り戻しても、日焼けした顔の目尻は下がっていた。念願の国内メジャータイトルへ、攻める姿勢を貫いた。７番では９番アイアンで５０センチへ。１３番は残り１７０ヤードから６番アイアンで２０センチにつける。ショットの勢いは、まだ止まらない。トドメは１５番ショートだ。８番アイアンで振り抜いた球は、ピン手前３０センチにピタリ。「２つか３つ伸ばせれば。風がなかったので攻めていきたいと思っていた」。頭に描いたプラン通りの快進撃で６９をマークした。冷静さを保つ「静かな心」が８月以降のテーマ。だが、闘志が自然とわき立つ舞台が整ってきた。同級生ライバルの横峯と、女王不動が１打差３位まで浮上。不動とは今日３日目に最終組で、今季初めての同組対決が濃厚だ。昨年のＬＰＧＡツアー選手権では４日間同組で戦い、宮里は不動に逆転負けを喫した。国内メジャー初制覇とともに、初の賞金女王も逃した。「あんな緊張感は今までにない。直接対決？　そんなふうになれば理想的ですね」。今回も同じ公式戦。リベンジする絶好の機会になる。史上初の兄妹同時Ｖのチャンスも到来した。長兄聖志もサントリーオープンで４打差２位につける。「藍ちゃんが活躍すると、僕の記事が減る」と心配する兄に対し、妹は「それはしょうがないですねー」とニヤリ。「適当にしてもらえばいい」と明るく笑った。技と心だけでなく、体も成長している。午後組最終組だった前日８日は午後５時３０分すぎにプレーを終えた。この日は午前８時５０分スタートのため、午前５時すぎに起床。残暑で疲労も心配だが、軽くランニングして体を調整している。今季から指導する鎌田トレーナーは「体力は全体的に向上している。下半身を鍛えて、体幹（腹、背筋）もうまく使えている。順調にステップアップしている」と太鼓判を押した。大会最年少優勝、最年少１０勝などの記録達成も現実味を帯びてきた。何よりも、不動を破ってメジャー初優勝を飾れば、得る自信は計り知れない。「明日からもきっちりスコアを伸ばしていかないと。気持ちを締めていきたいと思います」。宮里が、成長の証しを宿敵の前で見せつける。エース、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の活躍で、連覇を狙う欧州チームがリードを奪った。2年に1度開催される女子版ライダーカップ、ソルハイムカップが現地時間の9日、インディアナ州カーメルのクロックド・スティックGCで華やかに開幕。午前中行われたフォアサム（2人1組で1つのボールを交互に打つ）では欧州チームの1勝2分で迎えた4マッチ目に登場したアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）、スーザン・ピーターセン（ノルウェイ）組が、中盤までの4ダウンの劣勢を跳ね返し、ミッシェル・レッドマン、ローラ・ディアスの米チームを逆転で勝利（1アップ）を奪うなどエキサイティングな戦いが繰り広げられた。しかし午後のフォアボールマッチ（2人1組で各ホールそのチームのベストスコアを採用）になると米チームが巻き返しに転じ、ロージー・ジョーンズ、メグ・マローン組、クリスティ・カー、ナタリー・ガルビス組が欧州チームを続けて撃破。流れはホームで戦う米チームに移ったかに思われた。だがここで悪い流れを一変させたのは、やはり女王アニカだった。この日2マッチ目のアニカは、カトリオーナ・マシュー（スコットランド）とのペアで、パット・ハースト、ウェンディ・ワード（米）組を2アンド1で破り、午前中に続く貴重な勝点をゲット。続くローラ・デービーズ（英）、ピーターセンのコンビも、ジュリー・インクスター、ポーラ・クリーマー（米）組を4アンド3の大差で下し、連覇を狙う欧州チームが4勝2敗2分の戦績で5ポイントを稼ぎ、米チームを2ポイントリードした。「ゴルフの調子は本当に悪かった。どうしようもないほどショットもパットも噛み合ず苦労したけれど、“諦めちゃだめ。私たちはやればできるのよ”とお互いに言い聞かせて勝つことができたんです。すごく楽しかったわ」と興奮気味に語ったアニカ。一方プロになる前から「ソルハイムカップに出ることが夢」と言い続けていた19歳のクリーマーは、午前中引き分け、午後敗戦に終わり、ビギナーズラックはならず。しかし憧れの舞台に立てたことに関しては感慨深げ。「第1打に立ったとき、すごく感情的に込み上げて来るものがありました。今まで味わったことがないほど感動しました」と言い、明日以降のリベンジを誓っていた。

  2005/09/10

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