昨日、車で埼玉県越生市の「越生梅林」に行ってきました。昔から有名でしたのでどんなところなのか、ちょっと期待していました。
カーナビの案内で走って、こちらかなと思う道で、駐車場の案内人がこちらに止めるよう招いています。えっどこに梅林があるのと思ったのですが、示すとおりに駐車して駐車料を支払います。梅林はどこ?
農家の梅林みたいなところがあって、そこが梅林だというのです。しかもそこには入園料を徴収する臨時の箱番が・・。えっ、こんなそこいらにある梅の畑を見るのに入園料を取るの???? 様子を見たいと覗こうとした脇にある町道は、この期間だけ歩行者進入禁止にして出口にしている。あちこちに観光に行っていますがこんな町は初めてでした。
越生梅林入り口方向
越生梅林奥方向
料金を払って園内に入りましたが、普段は単なる公園と民間の梅林で、この期間だけ越生梅林として入場を有料にしているようです。有料で見せるには、出入り口にもう少し作りようや工夫があると思うのですが。規模もたいしたことはありませんでした。(展望台はありましたので昔はもっと規模が大きかったのですかね。)
越生梅林石碑
梅林は山の中腹にもありそうです。山梨などの道を走ればこんな風景はあちこちに見られます。しかも無料で。有名な越生梅林はここではないのではないかと疑ったのですが、場内には立派な石碑も建っていましたのでたぶんここなのでしょう。水戸の偕楽園や吉野梅郷と並び称されてきた梅林のはずですが、これではがっかりでした。
地域起こしに地元の名勝や特産物を掘り起こして町全体を盛り上げようとする自治体が多い中で、昔からの名声に胡坐をかいて努力を怠っているのではないかなとちょっとがっかりしました。将来は少しでも改善されていることを祈ります。名前だけは残るのですから。