昨日に引き続き那須塩原の旅行風景です。
那須殺生石を見てきました。温泉ガスのにおいが強い場所でした。九尾の狐の伝承があります。写真の正面遠くに三つに分かれた殺生石のひとつとして注連縄が掛けられて大きな石があります。
那須殺生石
那須殺生石のお地蔵様群
お地蔵様がたくさん同じ方向を向いて並んでいました。ここのお地蔵様は皆、手が大きいのが特徴でした。
河原の中にめぐらせられている鑑賞路を歩いていると、傍らにゆで卵のような石が見つかりました。割れた断面が黄色くなっていて、なぜこうなったのか分かりません。ほかにもあるのかなと探してみましたが見る限りではこれだけでした。
ゆで卵のような石
殺生石の下流には鹿の湯温泉が続いています。前回行った時は見に行きませんでしたのでどんなところか見てきました。
鹿の湯温泉湯治場
いかにもひなびた湯治場らしいところが一箇所あり、その他は民宿のような旅館がたくさん並んでいました。写真の遠く奥に見えているのが鹿の湯です。
殺生石から鹿の湯を望む
鹿の湯の道を歩いていると、聖徳太子の像や弘法大師の像などが祭ってありました。殺生石のお地蔵様もそうですが、そうした像に上げられているお賽銭の銅貨はみんな真っ青に錆びていました。温泉ガスの影響のようです。
これだけ温泉ガスの影響があると花は栽培できないかなと温泉宿の店先を見渡しましたら、まったく影響なく咲き誇っていました。ガスの害より、消毒の効果の方が高いのかなと妙に納得してしまいました。