新しいモデムが届いて調子が良いので、安心してたくさん書き込み送信と押したら、あっという間に消えてしまいました。また書き込みです。でも誹風柳多留はもう止めろということなのかな。こうなったら意地でも全部読み終わるまで掲載を続けます。
誹風柳多留33編
「光陰の矢先にたての板はなし」
光陰矢の如し この早い矢を防ぐたてはたしかにありませんね。
「たたかれて身のかるくなる○○○」
上の句を読んでいて、この○○○の所に入る語はなんだろうと想像したのですが思いつきませんでした。答えは雪の傘です。なるほどそういわれればそうですね。他になにか入れられるものがあるのではないかなと考えたのですが布団ではそうそう軽くならないですね。
「串という字をかばやきと無筆読み」
蒲焼を売る店の串と言う字を見て、字を知らない無筆の男がかばやきと読んだと言う句ですね。伝わればいいのですからそれもありですかね。
32編はばれ句がありますが紹介したい句はありませんでしたので31編。
「軒下に花を咲かせる俄雨」
この句を最初は俄雨で軒先に雨宿りしたときに軒に滴るしずくを花と読んだのかなと思ったのですが、ことによると俄雨で着物が濡れるのを避けるためにあでやかな女性たちが軒下に集まっているという情景なのでしょうか。判りません。
「のまぬやつ弁当くふと花にあき」
花見でお酒を呑まない人はもうすることがなくて直ぐに飽きてしまうという句ですが、飲まなくても座を楽しめる人なら花には飽きないと思うのですが・・。
「傘はどこか貴様は貴様は貴様は」
傘をどこかに置いたのだけれどどこにいったのか、貴様はとすこし怒りながら探し回る。私も最近、者を探し回ることが多くなり、こんな気持ちがすこし判る気もします。昔も今も変わりませんね。
今日はこれくらいでやめて置きます。また消えたらいやですから。
31編にもう1句残っていましたので付け加えます。
「びいどろの中でおよぐをねこねらひ」
ガラス製の金魚鉢の中で泳ぐ金魚を猫が狙っているとう情景。江戸時代の金魚鉢は丸い形でしたので、今の四角い水槽より大きく見えたでしょう。でも昔も今も猫が狙う姿は一緒なんでしょうね。
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