千歳空港についてから電車で小樽へ。小樽はこれまでに数回行っていますので、これまで行っていないところにしたいと思っていました。しかし、ホテルは小樽運河に面した所にしました。小樽運河は目の前ですのでいつでも出かけられます。
今回の目玉は、小樽の青の洞窟クルーズ。家族で二手に分かれて、別々の発着場所から出かけました。船は12人乗りの大型モーターボート、あまりスピードを出さないで欲しいなと思っていたのですが、やはりモーターボートでした。
小樽青の洞窟
青の洞窟は天候次第で海が荒れると行けないのです。台風が近づいていたので心配でしたが、その日は大丈夫で空も晴れました。小さな洞窟ですが短いU字型になっていて船で通り抜けられます。中に入り込んで後ろ側を見ると海中が青く見えます。写真ではかなり明るい感じですが、暗くて何枚も撮ったのですが、ほとんどの写真がぶれていました。
この洞窟を見る前にもコースのあちこちで見られる光景を案内してくれました。コースの最後にウミネコに餌をやるイベントもあり、手で持っているとそれをついばみに飛んでくると言うのですが、私はさっさとバラ撒いてしまいました。同船の女性が手で持っているとそれを空中から狙ってついばんで行きました。
今回の旅行でとても良かったなと思うところをご紹介します。
まずはとても美味しかったレストラン。ここはお茶をする場所を何箇所か探して偶然入ったお店ですが、その時食べたパフェやシャーベットがとても美味しかったので、夕食もそこですることにしました。それにリーズナブルなのです。
小樽ゴールドストーンフルーツパフェ
雰囲気も素敵。なのに場所がわずかにメインの場所からずれているので観光客がほとんど行かないようです。小樽に行かれる方にはお勧めです。私はベーコンポテトがとても美味しかったです 名前はゴールドストーン。
美術好きな方には似鳥美術館がお勧めです。小樽芸術村の一角に有るのですが、中には想定外の作品が収集されていました。似鳥はあの各販売で有名なニトリの創立者が作ったようです。
小樽 似鳥美術館
1階には教会のステンドグラス、その他の階には、ガレやラリックのガラス作品、上村松園など有名な日本人画家の日本画、洋画がたくさん収集されていて、予想外でした。写真撮影禁止なのでご紹介できないのが残念です。
芸術村には他に2館ありますが、1館は西洋で取り壊された教会のステンドグラスだけを集めた宗教的な展示。もう1館の展示は江戸時代の版画で、私はどちらも興味が持てずさっさと出てしまいました。
小樽観光の目玉といえば小樽運河ですが、以前見た印象が強く、今回はそれほどすばらしいと思われませんでした。照明が変わったのでしょうか。倉庫の中に以前はあった土産店が一つもなく、観光客も次の写真では少し写っていますがずいぶん居なくなったなという印象です。(私が行ったころはごった返していました。)
小樽運河
小樽観光が心配になったのですが、もう一つの名所堺町通りは、観光客も多く、土産店も多く安心して楽しめました。
小樽堺町通り
ガラス作品がとても多かったのですが、どこも撮影禁止でその様子はご紹介できません。意匠を真似されるのが困るのでしょうね。
今回の電車で興味を惹かれたのが、列車の走っている場所です。海岸線の直ぐ傍でなぜこんなに近いのか不思議でした。海が荒れたら走れなくなるのではないかなと心配さえしてしまいましたが、直ぐ近くまで山が迫っていて、この位置しか鉄道路線を採ることができなかったのですね。
日本海側ににはこういう光景は普通に見られることを思い出しましたが、普段見かけないので、旅行気分を強く感じてしまいました。
海岸線を通る小樽付近の鉄道