レースドールを作成している中で、教室の先生から人形用の小さなカメオを作る石膏型を見せていただきました。
人が身につける大きさのものも作ることができるようですが、人形に取り付けられる小さなカメオを作ることができるのです。
この大きさなら自分の家で個人的に作っている紙粘土人形にも使えそうと、教室で余り時間を割いて作っていました。その姿を見て本来の人形作りに支障が出そうなので、その型を家に持って行って作ってきて良いと許可をいただきました。
それ用の粘土も用意していただき、家でできるだけたくさん作りました。こういう型があるのですね。この型はレースドールの先生のさらに先輩の先生がアメリカで購入されたようで、それをリタイアされるので譲られたようです。日本ではおそらく入手できないだろう貴重な型なのです。
石膏型の人物の横顔部分に白い焼き物用の陶土を柔らかい筆で塗り付け、乾ききらないうちにその後ろにベースになる色の陶土を同じように塗り込んだあと、ある程度乾燥させて外します。
塗り込むための筆は柔らかいものでないと、石膏そのものに傷をつけてしまいます。一度でも傷をつければ。もう修復できませんので、とても慎重に行います。
世の中には本当にいろいろなものがあるのですね・・。
レースドール作成の続きをやっていると、そのうちまた新しい発見ができるかもしれません。それも楽しみの一つです。