テーブルの上に古本のネットショップ、ブックオフから購入した古本が36冊も積みあがってしまいました。これはいくら何でも多すぎるので、少しでも読み進んで積んである本の冊数を減らそうと、読みかけの本から少しづつ読み進みました。
とりあえずいとうせいこう氏の「自己流園芸ベランダ派」を読み終わりました。この本は栽培の本ではなく、縁日などで購入した鉢物を、次々と購入しては枯らして、取り換えていくことが多い内容でした。そうか、こういう楽しみ方もあるなと、感心しながら読んでいたのです。これまでは上手な栽培法の本しか読まなかったので、こうして枯らしてしまっても、また買っていろいろな植物を狭いベランダで楽しむという方法に、なんとなく新しい感じを受けたものでした。
読み終わった後、急に我が家でも枯らしてしまった鉢植えの鉢を乾かしているものの整理をしなければと作業に行きました。園芸をしているときに、新しい鉢植えを買うのは簡単なのですが、枯れてしまったら、その植わっていた土をどうするかが困るのです。筆者のいとう氏はその辺をどうしているのか、残念ながらその本には書いてはありませんでした。(別の本に書いているのかも分かりませんが)
東京では鉢植えの土は、ゴミとして持って行ってくれません。正式にはどうするのか分かりませんが、私は残った土を再生するため、乾燥させてふるいで粗目と小粒にふるい分け、粉のような微塵土は狭い庭に捨てています。古い根っこは振るっているときにふるいの上の方に浮き出てきますので、手で拾って燃えるゴミにしています。
こうした作業をするのは、量的に一度にできませんので、何日かに分けて、再生した土を使用が進んでから、補充という考え方で再生しています。本来ならその土を、日光にあてて日光消毒をするべきなのでしょうが、なかなかそこまでできません。
最近はこうした土の再生作業が大変なので、鉢土が少なくて栽培できる植物にシフトし、バラ栽培を縮小し始めています。バラを熱心に栽培されている方たちは、古い土をどのように処分されているのでしょうね。植え替え回数を減らすとか、いろいろ工夫されているのでしょうね。
枯らした鉢を記載しませんでした。主な花はマーガレットです。3年ほど咲き続けてくれていたのですが、この夏の暑さが堪えたのか、それとも寿命なのか分かりませんが、数鉢枯れました。
咲いていた時の写真を探しました。ミニバラも一鉢枯らしました。カーネーションは枯れても仕方ないですよね。
夏越ししたマーガレット
マーガレット 黄