偶然入手した「あんでるせん手芸」という本に、新聞に入っているチラシ広告を使用してカゴを作ることが載っていました。
その内容をみると、結構簡単にできそうでしたので、やってみようとチャレンジしてみました。その結果やっと出来上がったのが次の写真のカゴです。高さ13cmほどの小さなものですが、作るまでにだいぶ苦労しました。
初めてのアンデルセン手芸カゴ
チラシを縦半分に切って、それを細く丸めて芯を作り、それをつなげて編み込むのです。表面ががつるつるの紙を使った方が良いというので、使用したのですが、それを丸めると思ったより硬くなりそれを編み込むのがとても難しかったのです。
チラシを使うので長さは30cmくらいにしかならず、それをつなげて使うのも試行錯誤でした。端末の太さを変えて差し込んで長くするのですが、その差し込み量が少ないとその部分が紙の厚さが足りなくて弱くなり、中央部分は紙が重なって厚くなって曲がらないとか、全体の強度のバランスが悪く、力の入れ加減ですぐにぐにゃっとなったり外れたりするのです。前日にボンドで接着してみましたが、それよりも差し込む深さを深くして、強度を保った方が良かったようです。
円筒形になった芯を重ね合わせてどうやって編み込みのか?、とうとうペンチを持ち出して重なり部分をつぶして編み込みました。
紙を丸めて芯を作る際にも、太さが同じようにいかず、太くなったり細くなったり、どれくらいの太さで作ればいいのかも、試行錯誤。この作品ができる前に組み上げ始めたものは、途中で断念しました。
柔らかくするために、紙バンド細工でカゴを作ったときに行った、霧吹きで湿らせる方法を用いてみましたが、ふにゃふにゃになってダメでした。
ネットで作る動画がないか検索したら、いとも簡単に作っている動画があり、それを参考にしても見ました。それでつなぐための差し込む深さもわかりました。
なんとか作り上げてみたものの、まだ内側は未完成です。まあ外側だけでも見られるようになりましたので、苦労作としてアップしておこうと思いました。
このカゴの使い道を探しても見つかりません。おそらくこれが最初で最後の私のあんでるせん手芸となるでしょう。せっかくこの細工専用の「あんでるせん棒」まで各種購入したのに・・。
まあ、いろいろ挑戦できて楽しめたのでいいことにしましょう。