いつだって貴族

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• コーチング

  今日は３時間ほどの「天職発見セミナー」というワーク主体の勉強会に参加した。なにしろ「いつだって貴族」と同じキャリア・カウンセラー仲間の若きＹ女史主宰のセミナーで、出席は前々から約束してあったものだ。「いつだって貴族」も同類の講座を扱っているが、講師が金山憲一さんという中央で活躍中の「コーチ」なので、コーチングから入る天職発見を体験してみたかったからである。若い人たちに交ざってユニークな経験をした。「いい仕事」や「いい人生」が、客観的にどこかに存在するわけではなく、それらはすべて「自分に合うか」「合わないか」と判断する「主観の側」に存在する、という説明、ならびに「天職と適職の関係」など、面白く聴いた。いずれにしろ、コーチングという場がますます求められる時代になってきていることは間違いあるまい。

  2005年09月24日

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• 今日の日記ー真の旅

  今日は秋分の日、秋の旅行シーズンの到来である。毎年春と秋、旅行を楽しむグループがある。大学時代、お互いに下宿をしていて何やかやとつながりのあった５人の仲間である。現役時代はほとんど会っていないが、還暦後なぜか毎年欠かさず集まっている。関西３人、東海１人、東北１人であるから、自ずから広範囲にあちこちと行くことになる。今年の秋は会津地方であるが、企画担当は神戸のＦ君である。今春は桜の京都の散策で、一般公開中の御所や、「いつだって貴族」の菩提寺の総本山・知恩院等に行った。因みに、昨秋は浜松の方廣寺に一泊して修行、昨年の春はチェコとドイツの珍道中であった。いつも心に残る旅になるので、この時ばかりはみな神に感謝する。いつまでも続いていて欲しいこの旅は10月2－4日である。「いつだって貴族」に言わせると変人ぞろいの集団であるから、カラオケなどとんでもない、自然と歴史の中で語りつくす「真の旅」である。好天を期待したい。

  2005年09月23日

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• 映画「こんばんは」上映会の準備

  「いつだって貴族」は市民活動・新しいまちづくり委員会のメンバーで、先日来自主映画上映会の準備をしている。映画は「こんばんは」というタイトルで、東京の夜間中学を舞台にした記録映画である。この映画を通じて、学びや生きることの意味を、年齢を超えた多くの市民に考えて貰おうという趣旨である。また実際にその映画に出演した、元夜間中学の先生の講演もある。今まで個人の担当として何ヶ所かの後援を取り付けたが、今度はチケット販売協力員の確保である。開催は12月11日であるが、その前の来月5日試写会がある。明日から合間を見て少し動かねばならない。「いつだって貴族」が所属する団体の仲間で、盛岡在住・要職で働き盛りのＹ氏がいる。彼にたまたま今回の映画上映会の話をしたら、盛岡からわざわざ新幹線で映画を見に来るという。東北では有数の映画人とは聞いていたが、これでは気狂いの域である。「いつだって貴族」は彼に輝きを見た。ここにも「真の貴族」がいると・・・。

  2005年09月22日

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• キャリア・カウンセリングの枠組み

  昨日のカウンセリング・スキルアップ勉強会は、「身体で聞く」「心で聞く」というテーマであったが、教科書通りになかなか行かないところが難しい。「いつだって貴族」の潜在意識には、常に正義と生長を目指す本能的な本質と、年の功からくる妥協・わがままという世俗的部分が混在している。昨日も今日も、そして明日も、この間を「いつだって貴族」は行ったり来たりする。さて、本日の入札結果はどうであったか。入札に参加した仲間より速報が入る。「残念ながら・・・」。　入札というのは、最後は「勝負！」となるわけであるが、そこまで行く過程がすさまじい。ビジネス上のすべての要素・あらゆる可能性、人間社会に存在する限りの思い・感情が、非情な数桁の数字に転化される。「いつだって貴族」の信条である正攻法が常に勝利するわけではない。「いつだって貴族」はまたも人生勉強をさせられる。

  2005年09月21日

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• キャリア・カウンセリングの枠組み

  現在の「いつだって貴族」にとって、キャリア・カウンセリングはかなりの比重を占めている。そして、今日明日はチョットしたフレームワークをこなすことになる。１つは所属カウンセラー団体の質量両面の発展を図り、自らも成長の機会を確保すること、他の１つはカウンセリングのスキルアップを図ることである。具体的には、今期の最重要目標である某自治体の再就職支援事業を受託するために、明日の入札で大手ライバルに打ち勝つこと、今日の９月例会をより多くのメンバーで楽しむこと、そしてスキル向上の勉強もちゃんとやることである。今日は例会の前に、理事仲間で見積もり額を練り、作戦を立てた。課題は多いが、ここはＧＯである。例会はビデオで基本の復習、何回聞いても反省させられることは多い。例会担当の理事はいつもわざわざ盛岡から新幹線で来てくれる。その彼に、電車賃も払えない組織では情けない。皆お互いに忙しくゆっくり話す時間もないが、わずかな時間でも交遊を積み上げている事実は、「いつだって貴族」の喜びでありささやかな誇りでもある。

  2005年09月20日

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• 人物記念館を訪ねる旅

  「いつだって貴族」は、現役時代は人物記念館などにあまり興味はなかった。何しろ他人のことなど振返っている余裕はなかったのだ。しかし時間的余裕はともかくここ数年、人物記念館を訪れる機会だけは間違いなく増えている。２日前にＰＨＰほんとうの時代10月号がいつものごとく宅配された。なんと我が師・久恒先生のおなじみのメルマガ「人物記念館を訪ねる旅」が掲載されているではないか。今後しばらく連載されるとのことなので楽しみである。今日発行の先生のメルマガにも、この件が掲載されていた。ブログのカテゴリーに「文化活動」を付け加えた矢先のことである。久恒先生は本来図解のオーソリテイーであるが、この分野でもファンが増えるに違いない。それにしても、ＰＨＰの渡部編集長（今春たまたま交遊の機会を頂いた）は、いいところに目を付けたものだと感心する。これで「いつだって貴族」も人物記念館を意識した人生になりそうである。たぶん来月初頭には、間違いなく１館訪問することになる。

  2005年09月19日

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• 今日の日記

  「いつだって貴族」がブログを発信する最大の目的は、自らが定義する貴族としての生き方を、自分に課すことにある。現在のところ、発信の内容・方法など全く模索の時期にある。　ただ、大器晩成型と思われる「いつだって貴族」にとっては、発信内容をもう少し拡大させることが必要である。そこで従来の記事に加えて、比較的身近な世界で且つより充実させたい「文化活動」、「ボランテイア活動」の２項目を加えることにする。これらの活動は貴族である以上、欠くことの出来ない要素であるからである。

  2005年09月18日

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• 女性の自立・女性の進路ー（終）

  女性の自立について語る時、「いつだって貴族」はいつもこの理工系への進路について強調する。理工系の範囲はきわめて広い。医・食・農・薬・看護などまで含まれるので、すそ野は広い。それでも即座に賛意を表する人間はそんなに多くない。それほど、日本人の女性観は偏っており、また時代を読む本能的な目が曇っているということであろう。次に、女性が男性に伍して活躍できる分野が結構あることにも気付かなければならない。理工系でなくても、法律関連、教師、公務員、研究者、法人向け営業職、会社経営、政治家など枚挙にいとまがない。ただ教師、公務員は一旦離職するとつかいものにならないケースがあるので、注意を要する。尤もこれらの仕事には簡単に付けるわけがないという反論もあろうが、早くから計画的意欲的に取り組んで行けば、一般的男性に負けることはない。ちょっとしたアドバイス、機会提供、動機付けなどが、女性の人生に大きく影響することを、全国民が改めて気づき、考え、行動に移すことを期待するものである。

  2005年09月17日

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• 今日の日記

  「いつだって貴族」は67歳である。と言いながら、67歳とは意識していないから、どこか他人事の様なところがある。しかし、客観的には間違いなくそれなりの年齢であるし、又なんと言っても貴族であるから、貴族らしく優雅に人生を楽しむのが信条である。不都合なことが起きてはならない「いつだって貴族」であるが、今日は不調なことが多かった。そもそもムチウチが完治していないので、頭のあちこちや首の周辺に時折痛みが走る。ここ２、３日急に寒くなったことで風邪を引き、咳がなかなか止まらない。午前中は２ヶ月に１度の通院で国立病院行き。珍しく血圧が高い。最近の睡眠不足が影響しているのかも知れない。「いつだって貴族」は病院の順番待ちは一向に苦にならない。新聞・書籍持参、仕事持参であるからである。いつも感じることであるが、相変わらず今日も順番待ちの患者は、何をするでもなくただ座っているか、病院が定めたチャンネル（いつもＮＨＫである）のＴＶ画面をぼんやりと眺めている。本を読んでいる人も誰１人いない。一体これで人間なのだろうか、海外の病院でも同じ様な風景なのだろうか、、。「あるべき論者」の「いつだって貴族」は、いつもその様なことを感じ、情けなさと怒りで一杯になる。いよいよ、エニアグラム・タイプ１だなとも思う。午後は、所属するＮＰＯの事業の安定拡大、所属会員の仕事の確保・成長機会の確保のために、当局の入札説明会に参加。ライバルは大手教育産業であるが、負ける訳には行かない。明日からの３日連休は、関係者がそれぞれ自宅でその対策を練ることになる。自信と不安が入り混じった心境である。

  2005年09月16日

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• 女性の自立・女性の進路ー（５）

  フェミニストであり、女性の能力を確信し女性の地位向上を願う「いつだって貴族」は、過去１０年、女性が活躍しやすい場・女性の自立に結びつきやすいコースとして理工系の選択を薦め、またそれを主張し続けてきた。大手はともかく、中堅・中小企業は基本的に、常に「できる技術者・技能者」に飢えている。ここに、女性が活躍できるチャンスがある。女性が技術・技能を仕事のベースとすることは、自立の実現に有効な武器となる。一旦退職後の再就職においても有利に働く。一昨日OECDが発表した「理科系大卒の女性比率」(2005年版)によると、我が国は加盟30カ国で最低の14.4 %である。10年ほど前は14人に1人であったから、今回発表の7人に1人は大幅に改善はされてきているが、絶対数が世界の異常値であるという認識に欠けている。これらの現実に一向に反応しない、女性自身、家族、そして学校関係者の鈍感さには開いた口が塞がらないが、国のリーダーシップも明らかに欠けている。民度が低いならそれなりに、国民的構造改革が急務である。このテーマは年金問題、少子化問題と並んで、日本の将来に直接関わる革新的な課題である。上記の比率が先進欧米諸国並の30%台に上昇した時、我が国の社会構造は静かにしかし大きく変化し、より活気のある国家に成長して行くことであろう。

  2005年09月15日

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• キャリア・カウンセリングにおけるクライアントー（２）

  「いつだって貴族」も昔ビジネス上は、弁護士、会計士、税理士、経営コンサルタント、保険ブローカーなどに世話になったものだが、個人でサービスを買うことについては、正直言ってやはり抵抗がある。ただ最近になって、所属するＮＰＯが訴訟事件に巻き込まれたり、より適切な投資の情報が必要になったりした機会を通じて、弁護士や投資アドバイザーの存在価値を改めて認識するようになった。妥当な収入・自由時間の維持・失敗の回避等と、カウンセリング・フィーを秤にかけるというセンスが、これからは個人にも求められるように思う。「いつだって貴族」が所属しているＮＰＯも、現在ある公的機関からカウンセリング事業を受託しているが、ウイークデーにおけるカウンセラーのやりくりは結構大変である。近く他の事業の入札に参加する予定であるが、人柄が良く信頼出来る有能なカウンセラーの育成・増員が不可欠の条件となる。キャリア・カウンセリングの普及・受託と並んで、このメンバー不足の壁を取り払うことが目下の悩みである。要するに、カウンセラーもクライアントも結局のところ、キャリアを充実させそれを開花させることを意識して生きることにすべて尽きるであろう。

  2005年09月14日

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• キャリア・カウンセリングにおけるクライアントー（１）

  キャリア・カウンセリングの度に、クライアントのために役立ったか、元気付けることが出来たか、自問自答する。カウンセリング終了後のクライアントの表情や、アンケートの記載内容を見る限り、殆どの方に少なくともある程度は満足して貰っていることは間違いない。彼等の殆どは人脈を持っていないし、仮にあってもそれを活かしていない。彼等は孤独な状況下で、また狭い世界の中で自己判断をし、職業情報を得ているだけである。再就職、自己分析、キャリアデザインなどについて、相談し語り合える先輩や知人がいないというのが実態である。まして長期間失職していると、孤独感だけではなく、挫折感・絶望感が大なり小なり重しになっている。元気なく登場したクライアントが、帰りには笑みを浮かべ生き生きとした声でお礼を述べられると、ほんとに嬉しいものである。我が国ではサービスを評価し金を払う習慣がまだ根付いていないから、個人がプライベートにカウンセリング・フィーを負担し、キャリア・カウンセラーを訪ねる風景はなかなか見られそうにない。

  2005年09月13日

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• 今日の日記ー　キャリア・カウンセリング

  今日は６時間で、男性３名、女性３名、計６名の方のキャリアカウンセリングをした。こちらの方が気が滅入るような人や、特に気を使うような方もいず、我ながらかなり納得のいくカンセリングが出来た。みんな真面目で前向きであり、何とか良い出合いがあってほしい、成功して欲しいという気持ちが高まり、少々疲れた。終了後提出して貰うアンケートではいつも殆どが高い評価で、カウンセラー冥利に尽きるのだが、１人だけ「自分の話が伝わっているのか不安だった」と言うのがある。推測するにＡ君のだ。彼は先日に引き続き２回目のカウンセリングだったが、前回も同じ個所にマークが付いていた。「いつだって貴族」はそれが非常に気になっていて今日は少し注意して対応したのだが、また同じ感想を貰ってしまった。彼は転職を繰り返していて「売り」もないため自信をなくしており、さらに自分が表現力に乏しいことを盛んに気にしていたが、それがそのまま表に出たようだ。「いつだって貴族」はつい熱が入って、一方的に話す傾向があることは否定出来ない。何れにせよ、要注意だ。

  2005年09月12日

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• 女性の自立・女性の進路ー（４）

  ７日の記事で述べた「おしん物語・現代版」はほんの一例であるが、女性自身が積極的に性差をうち消す姿勢を打ち出さなければ、女性の自立の根本的な解決には至らない。女性が自らの個性・能力を活かしながら、生涯における個人の立場を堅固なものにする自覚のもとにスタートするならば、自立に通じる道は数多くある。職業人生に対する啓発は、認識が希薄な若者全体に必要な事ではあるが、何と言っても男女共同参画とは名ばかりの我が国においては、特に女性に集中特化して若年時の指導支援を展開する必要がある。勿論そのキーを握るのは各家庭であり、またそれを支援するキャリア・カウンセラーの政策的配置であろう。女性の活躍が、最終的には日本の民度を引き上げていくものと確信している。

  2005年09月11日

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• 今日の日記ームチウチ

  今日は実質的にブログは休みである。「いつだって貴族」にとって、珍しく不調な日であった。ミコと朝の散歩の帰りに、一匹の飼い猫がエライ剣幕でミコに突っ掛かってきた。普段ミコは、いろんな猫が断りもなく邸内に侵入してくるので、猫を目の敵にしているが、いつも猫に対しては優位な立場に立っていたことは間違いない。どうもそこに油断があったようだ。ミコは驚いて後ろに飛び退いたので、その拍子に手綱が「いつだって貴族」の腰に巻き付き、勢い良く尻餅をついてしまった。首に引力がかかり、その瞬間「ヤラレタ！」と感じた。近くの整骨院で診て貰ったところ、やはりムチウチ。４段階に分けると、下から２番目という。とうとう首にギブスを装着する事になった。明後日はキャリア・カウンセリングがあるというのに・・・。ムチウチ症はかなり身近な存在なので、色々知識はあるつもりだが、ムチウチになったのは初めてである。一度経験してみたいという気持ちはないでもなかったが、やはりなるものではない。結構辛いものだ。

  2005年09月10日

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• 今日の日記

  昨日今日と、Ｅメール、手紙、電話、ＴＶで、グッド・ニューズが「いつだって貴族」のもとに届く。　　　まず、息子のお嫁さんから「おなかのベビーは男の子だった」と。10月2～4日に一緒に会津地方に旅行に行く友人からは、宿泊先とコースを決めたという連絡が資料とともに。次に、市の教育委員会から10月末に地域おこしの講演依頼が・・、これは所属するNPOの仲間にバトンタッチ。究極は、本日の株価がやっと12700円に今一歩のところまできたことだ。ここ数年、日本を売り続けて来た国賊どもに一矢を報いる機会の到来である。

  2005年09月09日

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• 愛犬との生活

  今日は17インチ画面の新しいＰＣが書斎に据え付けられた。こちらに時間を取られたため、本日は記事の掲載を取りやめ、日記のみにする。「いつだって貴族」には現在２歳と10ヶ月のメスで、ミコという愛犬がいる。在宅している限りは、朝晩２回、１日最低１時間半はミコと歩いている。貴族に犬はつきものである。純血腫の犬が貴族である主人に仕える姿は、どちらにも高貴・優雅というイメージがあり、絵になるからであろう。しかし、眞の高貴な精神とボランテイア精神に富む「いつだって貴族」は、里親を求めるけなげな命に照準を当てたのである。そしてインターネットを通じ、１昨年の１月に出会ったミコの瞳に魅せられたというわけである。ミコは父親のいない雑種で、しかも生まれたのが海を隔てた北海道・千歳空港の近郊。飼い主によると彼女の祖母は純血のラブラドール、そして母親は、写真で見ると、優しいラブ風の中型犬で、本犬はとてもラブの血を引いたとは思えぬ純雑種の中小型犬。しかし「いつだって貴族」は考えた。雑種は自然である、そして何よりも誇りに出来る「個性」があるではないか、と。かくて彼女は ANA で空を飛び、「いつだって貴族」の邸宅に落ち着いた。以来「いつだって貴族」の体調はすこぶる快調である。今や「いつだって貴族」の恩人ならぬ恩犬となったミコは、夜はいつも「いつだって貴族」とベッドを並べている。

  2005年09月08日

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• 女性の自立・女性の進路ー（３）

  昨日の日記で突然登場したケニアからの留学生の実話は、何も考えず遊んでいる若い女性に最高のプレゼントになる。同様の実例は我々の周辺に枚挙にいとまがなくころがっている。家庭でも学校でも、こういう話題が必要なのだ。昨日の留学生とその義妹は、３年前にＹ氏達のボランテイア集団の計らいで、電気も水道もないナイロビの郊外から来日した。彼女たちの経緯や動勢は毎月聞いてきたし、たまには会うので良く知っているが、分かりやすく言えば、「おしん」の現代版である。まともな就職口などあるわけはなく、最低賃金の時給で飲食業の手伝いを目一杯しながら、専門学校の授業料、生活費をまかない、母国に仕送りさえして、必死にしかし明るく生きてきた。日本語習得を経て、ここ１年姉がホテル科、妹がスチュワーデス科で学んでいたが、ついに妹の方が国営カタール航空に就職が決定した。彼女にとっても、直接間接に彼女を応援してきた我々ＰＨＰ関係者にとっても、最高に嬉しいニュースだ。姉の方もいずれ夢を勝ち取るであろう。男女共同参画の原点がここにある。

  2005年09月07日

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• 今日の日記

  夕方、大阪より空路入りしたＰＨＰの仲間Ｏ氏とスタバで会う。スタバの入り口で37歳年下の大学後輩の女性に出くわし合流して談笑。もう１人のＰＨＰの仲間Ｙ氏と、彼が世話をやいているケニアの女子留学生も合流、感激的な話（明日の記事で触れてみたい）になった。その後ＰＨＰの９月例会に参加、Ｏ氏の松下幸之助論、松下グループ古参ＯＢお二人（１人は84歳）のトーク、初参加の淑女３人の自己紹介など、大いに盛り上がった。終了後のパーテイーには12人が参加、相変わらず愉快でこれでは皆ますます元気が出て止まらないと言う感じだ。10日前に久恒先生の図解を紹介したＳ氏が、何と即図解の本を購入して、本格的な図解を書いて持ってきたのには驚いた。並の初老の男の所作ではない。

  2005年09月06日

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• 女性の自立・女性の進路ー（２）

  親と子は格別に近しい関係にある。少なくとも子供は、親を見習い親からの影響を受けて、人生を想像し、人格を形成し、生き方を理解・構想して行く。通常のセンスを持ち合わせた親が娘に語る言葉を、卑近な例で考えよう。１．ただ１度しかない人生、どんな形にせよ大切にしようね。２．太古の時代から、人間は生きるために働いて来たんだよ。３．人生設計には、出来るだけ応援するよ。４．時代を読むことも大事なんだよ。こういう親ならなお良い。例えば：１．手に技術を持っていると強いよ。特に女性には必要だね。２．人があまりやらないこと、容易にはやれないことをやるのも良いね。３．中国の成長はスゴイ。それに、世界の人口の４人に１人は中国人だしね。４．天下のＮＨＫにも科学番組が少ないね。理系人材が枯渇する背景かもね。５．今どき男性の10分1しか、女性が理工系に進まない国なんて、世界のどこにもないんだよ。

  2005年09月06日

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• 女性の自立・女性の進路ー（１）

  「いつだって貴族」の仕事・生きがいの一つはキャリア・カウンセリングである。若い女性の相談に乗る機会が多い。彼女たちの殆どは現実に自立出来ていないし、就業者でもその９割は非正社員である。「いつだって貴族」は、県や市の男女共同参画審議会のメンバーであったこともあり、このテーマには敏感にセンサーが働く。「いつだって貴族」は、生きる目的は自分なりに充実していると感じる人生を送ることであると、単純に解している。そしてその醍醐味は、自分で納得できるキャリアを、自分で計画し実現して行く行程であろう。因みにキャリアとは、「いつだって貴族」の師によれば、仕事歴を中心にした、仕事歴、学習歴、経験歴の総体である。従って、女性の自立の主軸も本人にとっての「ほんとうの仕事」なのである。この「ほんとうの仕事」を発見できない、或いは発見出来なかったと、彼女（彼も同じ）等は言う。しかし、本来は難しいことではなく、難しくしてしまっただけのことである。「いつだって貴族」の周辺にいる多くの生き生き女性を参考に、この辺のことを即興的に述べてみたい。カウンセリングの現場では、これを話せるケースは少ないのだが・・キャリアに関し、若い女性は概ね次の３つのグループに分けられる。１．生きる本能に欠けている、換言すれば、時代を読む力に欠けているグループ。２．成長過程で人生を考える機会を持つことが出来なかったグループ。３．自力で自立を意図して来た、或いは縁を生かし自立を目指して来たグループ。３.のグループは仮に挫折していても、多くの場合可能性に満ちている。自立や進路に悩む若い女性の大半は１.と２.のグループに属している。彼女らの多くも、せめて親や周囲の大人がいろんな機会を提供し、あるいはアドバイスや忠告をし、又は叱っていれば、３.のレベルからキャリアをスタートさせることが可能であったのである。日本の民度が低い、家庭の基板が弱い等と言っても分かり難い。要するに、親が情けないのである。

  2005年09月05日

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• 今日の日記

  今日は小雨模様の日曜日、涼しい１日であった。このような日、一般的に人々はノンビリと休日を過ごすことになるのであろうが、「いつだって貴族」は例の如く何故か忙しい。貴族がこんな生き方で良いのだろうかと疑問を持ちつつ、今日もまた息つく間もない生活をしてしまった。一体何をしているのか。初めて今日１日を分析してみた。愛犬との交遊：朝夕１.５時間。ＰＨＰ活動：電話＆メール　０.５Ｈ。キャリアカウンセラー団体の活動：メール、電話、報告書など、３Ｈ。キャリア・カウンセリング関連：レポート作成、企画など、２Ｈ。新聞：日経１Ｈ．その他のメールと電話：１Ｈ。自主運営映画会の準備：０.５Ｈ。ＴＶ：政治討論、ニュース＆娯楽など（日曜は政治討論が格別多い）４Ｈ。日記：１Ｈ。なるほど、単純に合計すると１４.５時間、これでは余裕がないどころか、寝る時間が削られる。ウイークデーは投資関連情報の入手にも時間を取られる。抜本的な対策を講じなければ心貧しい人生となる。自己成長の時間がゼロではないか！今日もブログでの記事を書くことが出来なかった。こんな「いつだって貴族」ではなかった筈だ。反省！　反省！　大反省！

  2005年09月04日

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• 今日の日記

  午前、娘の義父から電話：「今、名古屋空港からジャカルタ便で、親子３人飛び立った！」　　娘が夫の日本出張に孫と一緒について来て、名古屋の夫の実家に１週間足らず滞在していた。孫はまだ生後１０ヶ月だが、もう３回も海外渡航している。時代も変わったものだ。夜、息子の義父からメール：「横浜からＸＸ君が急に泊まりに来ることになったので家内が料理に頑張っている！」　　今春大阪から横浜に転勤した息子が、出張で大阪のお嫁さんの実家に急に泊まることになったのだろう。お嫁さんはお腹が少し大きいのだが退職が認められず、まだ大阪に留まって実家から通勤している。もう少しの辛抱だ。元気に生きていると、こうして子供達がそれぞれ素敵なパートナーを得、また素晴らしい親戚が生まれて行くことを確認出来る。「いつだって貴族」は思う。これこそが貴族の不可欠の条件である、と。

  2005年09月03日

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• 「いつだって貴族」の図解の師・人生の師

  「いつだって貴族」には一年余り前から師がいる。図解の世界的権威・宮城大学教授の久恒啓一氏である。人生の師とも言える。というのは、先生の著書「勉強してはいけない！」が、「いつだって貴族」の精神構造に結構影響を与えたからである。日本人、特に世の平均的サラリーマン諸氏に是非勧めたい本である。師から影響を受けた「図解」で、郵政民営化問題の本質を表現してみたが、ブログに掲載できるのかどうかがまだ分からない。いま日本中で大騒ぎしている低次元の郵政民営化問題ではないだけに、何とか発信してみたいのだが・・・。

  2005年09月03日

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• 記事のテーマを設定する

  「いつだって貴族」のブログの粗構成は、取りあえず　１．キャリア・カウンセリング　２．図解　３．男女共同参画　の３つの柱に、日記を付加してスタートさせることにする。夜は教育に関する市民グループの集まりで、いつものログハウスのレストランで打ち合わせ。明春早々３回シリーズのセミナーを、「いつだって貴族」が受け持つことが決まった。キャリアカウンセラーの貴族仲間３人で、それぞれ得意分野を担当する形でやってみたい。あす具体案を作り相談してみよう。

  2005年09月02日

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• ブログ開設初日

  本日、まだ未記載部分が多いが、ＩＴ音痴の「いつだって貴族」が悪戦苦闘の上、ようやくブログの開設までこぎつけた。メインのパソコンが購入してから数年経過、不調になることが多く、ブログ発刊の記念も兼ねて、夕方電器店で新しいパソコンを注文して来た。貴族だけあって液晶一体型の豪華デスクトップである。来週から使用可となる。

  2005年09月01日

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