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カテゴリ:お酒・肴
荻窪の駅のすぐ隣にやきとり屋さんがある。
お世辞にもおしゃれとはいえない店のつくり。 店というより屋台。外と中を分ける仕切りはない。冬の寒さや雨の時はビニールシートで囲ってしのぐ。 店に向かって入り口の右側は横に左側は縦にビールケースの上に渡したテーブルがある。入り口入ると焼き場が中央にあってその前が立ち飲み。右側奥にカウンター。 このロータリーに面した外のテーブルに座るのが好きだ。 昨日も昼の三時前に友人とお気に入りの席に座った。 まずはビールとレバー、ハツ、タンをたのんだ。 運ばれてきたビールで乾杯。駅に向かって吸い寄せられる人たち吐き出される人たちが入り乱れている景色を眺める。この瞬間が何ものにも代えられない。 直射日光にさらされながらそれぞれの目的に早足で駅に向かう人たち離れる人たち。何台ものバスが来て去っていく。バスを降りる人。整列してバスのステップに足を掛けてる人。少し離れたところから聞こえる路上ライブの喧騒。二人のいる席は予報では27・8度にはなるはずの気温をよそに、涼しい風が通り抜ける。 ビールの酔いも相まって心地よさが指先まで拡がる。 まるで海外のリゾート気分である。最初は昼間っから酒を飲むのは考えられなかったけどこういった感覚もあるんだな。ちょっといい場所見つけたときの子供のようだ。 横浜から1時間ちょっとかけての異次元トリップ、たまの休みの楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年04月30日 14時35分44秒
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