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カテゴリ:本
自分の回りでは当たり前の料理が、実は知ってるのは自分たちだけで少数派だった。
そのことから自分たちを取り巻く環境に気がついた作者が、差別された者たちの中から生まれてきた料理「ソウルフード」を探して世界を巡る。 中でも意外だったのは、フライドチキンはKFCのカーネルサンダースのでも有名なので白人料理かと思っていた。実は黒人奴隷の「被差別料理」だった。白人が捨てていた手羽先や足先、首などを長時間丁寧に揚げることで骨まで食べられ腹持ちもする「フライドチキン」が出来上がった。黒人奴隷が白人家庭の賄いをやってたので白人にも美味しさが分かり広がった。 世界の抑圧された民族にはそれぞれ似通った形で「被差別料理」がある。その「被差別料理」を通して「差別」の現実を教えてくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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