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テーマ:お勧めの本(7344)
カテゴリ:雑
日本人が「気負い」をなくして自己の情緒の本年の姿にもどるとき、つまり魂のふるさとに回帰するとき、その表現は大和言葉になるのである。 ・・・久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則 古今和歌集・・・こういう歌を後になって嫌いになる日本人ー・・・その人は歌が嫌いになったというよりは、日本人であること自体に嫌悪感を持つようになったのだと解釈してもよいのではないだろうか。 心が内向的になっているときは大和言葉になり、心が外交的になっている時は漢語を多く使う。・・・渡部昇一 「日本語のこころ」 P43~45 疲れた時でも、わかりやすく、おもしろいのでお勧めします。
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最終更新日
2006.12.23 21:47:43
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